お次のお客様のバイクは、RIVENDELL joe appaloosa
目には見えないフレーム内をサビから守る防錆剤を各パイプに
「フェイスカット」なんて僕たちは呼びまずが、フレームの上にのる塗装を落としてパーツのとフレームの表面がしっかり合うようにしていきます。
ダボ穴の中は、ネジが入りやすいように一度整えてあげて
今回はブレーキ台座にもヤスリがけを。
フレームそれぞれ、適材適所だと必要に感じるところに対しての組み立てに入る前の下処理。
近い経験からすると、お料理するときの下ごしらえ、書道で例えたら墨スリなんでしょうか。
料理の次がなんで書道の例えになるのかわかりませんが、少し背筋立たせながら凛とする感じが近いように感じます。
ちょっと真面目な導入になってしまいましたが、
下処理、下心、下ネタ。
ブルーラグメカニックが共通して大切にしているところです。
(o^-‘)b グッ!
ではでは。本日も素敵なバイクが巣立っていきましたのでご紹介を♪
BIKE CHECK!!
パーツ決めの最中にスペーサーこれでいきたいです!ってことで理由を尋ねたところ
「桜が好きなんですよね。」照笑
というそのお言葉と表情が今回1番印象的でした。
選ばれたフレームは、RIVENDELL sam hillborne size:51
堅実に抑えてくみつつ、
選び抜いたアルミの素材から削り出して作られる
男のロマンはいつもmade in USA、今回のポイントはこのPAUL touring cantiかと。
小径の自転車にお乗りだったオーナー様が、お休みの日のテニスやお出かけの足としてネクストバイクとして。
いろいろなブランドを見た中で惹きつけられたのがファーストインプレッション
お見積書を作りつつ、部品の名前もご来店回数を重ねることに増えていき。いくつもある選択肢の中からサポートさせて頂きつつ、パーツ決めをご一緒にさせて頂きました。
(「なんもほんとにわからいないんですけど。。。」ってよくご来店時におっしゃられますが、全く問題ないです。僕も自転車以外のことは大概そうですし、それをサポートするのが僕たちのお仕事なので。)
以前の自転車であまり使わなかった経験のあるギアは必要最低限。サドルも以前からお使いだった愛着のあるBROOKS B17。
シンプルなのもかっこいい。そんな迷いもご相談させて頂きながら。
やっぱり最後はこれからずっと付き合ってバイクだと決めていたので!ということで、SKSのフェンダーとフロントにバスケットを添えて。
納車当日に「やばいですね。」と言われるのは担当させて頂いたメカニックとして最高のお言葉です。
お次は同じ西海岸でも、トラックバイクの聖地でもあるサンフランシスコより
LOW track standard size:49
ハンドルは、THOMSONでも独特のカラーと軽く高い剛性を兼ね備える一生モノはtitanium back sweep bar
色を差し込みたくなってしまう気持ちを1つ1つに抑えて、最後の最後にここだけはってことで
MASHのトュークリップはBlack drip camo柄をチョイス
いやひさびさにアルミでシャキッとしたバイクに跨らせてもらいましたが、やっぱりこっちもいいんですよね。これも本心。
暑さ感じながら汗流して、走りたい。どこまでもいけそうな気にさせられます。
philwood × MAVICで合わせたホイールに、最新のタイヤはコンチネンタルで120点
細身ながらも不動的な立ち位置のSUGINO75クランク
そしてシートポスト、サドル、、、、長年自転車を買う予定だったオーナーがご自身でお調べになり間違いないチョイスで。細かいところはお任せ頂きました。
1本1本手作りで生み出されるハンドメイドのフレームでサイズ、カラーと相まったのも、振り返れば何かのご縁。
運命とかあると思うタイプです。僕自身。
完成後、試走の時のオーナー様の興奮具合にこっちもやられてしまいました。ご担当させて頂きありがとうございました。
上着が少し軽くなって、走るのが気持ちよくなりつつある東京は渋谷区。
新しい自転車のご相談ももちろんですし、4月の新生活始まる少し手前の現在はまだオーバーホールに修理にカスタムも比較的スムーズに仕上げられますので、予定が空いた時にでもぜひお店にいらしてくださいね。
ではでは、今月も元気にお待ちしております。チューヤンでしたっ〆