春の曲と言えば僕は松たか子さんの「明日、春が来たら」なんですけど、これと掛けてなのか松たか子さんといえば「ヤマザキ春のパン祭り」ですよね。
松たか子さんはドラマの撮影に入るとヤマザキパンをスタッフや共演者の方に差し入れするらしくて、こうなると松たか子さんの手に掛かれば季節なんか関係無くパン祭り状態らしいです。羨ましい。僕だったらロイヤルブレッド総取りしますね。
女性誌で仕入れた情報でスタートする今回のブログは春らしいフレッシュな入荷のお知らせを。
早速組み上げたデモバイクのバイクチェックも兼ねてやっていこうと思います。
お付き合い宜しくお願いします。
*SINGULAR CYCLES* gryphon (M)
丁度1年前からお付き合いの始まったSINGULAR CYCLES(最近ポートランドのGolden Pliersでも取り扱い始めたみたい!)からこの春届いたのは29erドロップバーの【Gryphon】
因みに今回で3世代目の様です。
僕が自転車屋さんで働き始めた頃は丁度[29erマウンテンバイク]が話題になってた頃でSURLYのKARATEMONKYなんかはこの時から人気でしたね。
その中でも特に一つのスタイルとして強烈に記憶してるのはドロップバーを合わせる事。(確か当時谷さんもMAXさんもやってたはず)そしてシングルスピードである事。
*SINGULAR CYCLES* gryphonは当時から異彩を放っていたフレームで【ドロップハンドルで使用するため】に設計されています。当時はカルト的に人気を得たのみで多くの人には理解して貰えなかったって本家のページでも書かれてますが、今現在のバイクシーンを見てみると不思議ですよね。SINGULARのSAMさんの先見の明凄くないですか?
因みに量産フレームでこれをやったのはgryphonが最初だったって言い切ってますね。凄い。【グラベル】って言葉の予兆になるバイクを当時から作ってた訳ですからね。
そんな訳でリスペクトを持ってドロップハンドルにて。捻くれてフラットバーで組もうかと思ったんですけど最初の1台なのでね。
春らしいカラーのバーテープはスウェーデン生まれの*GREPP* gripper handlebar tapeのニューカラー。
いつの間にかカラーがめっちゃ増えていて、しかもどれも良色。
gravel、valiant poppy、spring bud辺りが気になってます。
見た目に反して巻きやすいですし、握りも意外と硬くないので快適。ご覧の通り長めに作られてるので最近のワイドなドロップハンドルにも充分に巻く事が出来ます。
オーバーサイズのストレートフォークはSAMさんのクラシックなスタイルへの拘りを感じ取れる一方で、スルーアクスルやフラットマウントなど最新の規格にアップデートされています。
充分に用意されているダボ穴は想像力を掻き立てます。前後フェンダーからラックまで。好物です。
因みにタイヤクリアランスは29×3″!ありますがオンロードも想定して、WTBのtrail bossの2.4″を履かせてます。
MAXクリアランスを履かせた姿も見てみたい!
SINGULAR CYCLESといえばな(僕はそう思ってますが)エキセントリックBBシェルを活かしてシングルスピードにて。
これも一つの【あの頃感】
29erの走破性を強く感じて楽しむならシングルスピードって確かに向いてると思います。
漕いで進む感じをダイレクトに味わえるじゃないかな。
とはいえ多段ギアのハブとWHITEのTSRリングでシングルにしてるのでギアード化も見据えて。
パンダペダルのブラウンがハマったと思ってるんですが如何かしら?
この手のバイクにはピッタシなスペックで割と今気分です。
試乗しましたがやはりドロップジオメトリーが効いてるのか良い意味でマウンテンバイクの乗り味とは全然違う感じで面白い。ツーリングバイクとして組んでも良いしタイヤクリアランスを活かして林道快適バイクに組んでも良しなバイク。
僕だったらシングルスピードにローライダーラックのパニアスタイルで通勤したい。
モデル名の【グリフォン】ですがライオンとワシが混ざった神話上の生き物。
ドロップバーと大きなホイールの組み合わせを表してるそうです。オシャレ。ヘッドバッジの生き物が件のグリフォンなので是非チェックして見てください。
勿論組立のご相談やご質問は是非店頭までご相談くださいね。
BLUELUGとSINGULARのお付き合いのきっかけになったフレームのPeregrineも併せて再入荷してますのでこちらも是非宜しくお願いします。前回入荷時も沢山素敵に組んで貰ったフレームなので今回も楽しみ。
(スーパー余談でSINGULARってイギリスのブランドなんですが、イギリスの最近気になるバイクショップ【The Woods Cyclery】こちらでもカッコよく組まれたSINGULARが見れるのでチェックして欲しいです。グループライドの様子も毎回楽しそう!)
本日はもうちょっと続いて。こちらも春の訪れを知らせる入荷。
先程からチラっと見えてるSWIFT INDUSTRIESのバッグ達はシーズナルカラーのREDWOOD。
赤でも無くバーガンディでも無い、レンガ色っぽいこのカラー。現物見たら良い色!ってなったので責任持ってご紹介させて頂いてます。
(個人的推しのmoxie)正直コヨーテとかオリーブとかって外れないんだけど、ちょっと見慣れてしまってた所に新鮮なこのカラー。派手過ぎず、絶妙なハズシ感のあるカラーなのでバイクに取り入れやすいんじゃないかと思います。冒険しすぎないの大事。
every day caddyが特に気になりますね。キンキンのロードバイクやグラベルバイクなんかに映えそう。マット系、しかもブラックを基調としたフレームが多いと思うので良いワンポイントになりそう。
何度も言うと嘘くさいですが、古着屋さんで見かけるちょっと昔にアウトドアブランドが使ってそうな良い色でおススメなので是非手に取って頂けたら。
初めてのSWIFTのバッグデビューにも持ってこいのカラーかと。
店頭販売は今週土曜日(18日)正午から。
オンラインストアは翌日曜(19日)19時から。
各アイテムでご用意してますが、いまだに不安定な生産状況なのでいつになく少なめになってしまいました。
店頭で売り切れたモデルに関してはオンラインでの販売はありませんのでご容赦下さい。
Gryphonのモデルになってくれたこちらもニューカマーの【カリカリ】クン。
現在代々木公園店で日々逞しく成長中なので見かけたら声掛けてあげてくださいね。
それでは本日も長々とお付き合い頂き有難うございました。