“GROWTAC”
このメーカーの代表作であるEQUALのブレーキを初めて触ったのはお客様の持ち込みパーツだった。
「日本のブランドで、超軽いんですよー。」とざっくり説明してくれて、
その独特の形状やネジ類に日本のプロダクトっぽさを感じつつ、取り付け作業をした。
車体に組付けてブレーキレバーを引いた時、軽い使い心地に驚いた。
今まで触ってきた機械式ディスクブレーキの感覚とは明らかに違った。
試走して二度ビックリ。少し握っただけでもしっかり制動する。
油圧ディスクとさほど差がないんじゃないかと思った程。
スゲーなこれ。欲しい。とか思ってたら程なくして弊社でも取り扱う事になり、
そこからあっという間に3年位の年月が経ちました。
機能性の安心感もさることながら、安定した供給と手に取りやすい価格もあって、
気付けば弊店での使用率50パーセント位の体感。
なぜ今まで紹介してなかったのかしら…。
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初めてこのブランドの名前を聞く人も多いはずなので簡単なご説明を。
日本発のパーツメーカーで代表の方が長年競技をやられていた背景もあり、
ローラー台などの練習機材なども製作されています。
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(最初のプロダクトは、カンパニョーロのシフトレバーでシマノディレイラーを動かす為のスモールパーツだったのだとか…。)
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近年ではカーボンリムやディスクスルーハブなど、手頃な価格帯で高品質なパーツ達を生み出しています。
このインタビューがより詳しく書いているので是非読んでみてください。
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なかでもこのブレーキは、機械式(ワイヤーで引っ張るタイプ)のディスクブレーキの選択肢を一つ増やしてくれた張本人。
カラーリングも豊富で、ポストマウント、フラットマウントの2種類有るのも有難い。
SHIMANOのブレーキパッドのK05sが共通サイズなのも整備性に一役買っています。
一度触ったら虜になった。整備のしやすさ、制動力、使い心地。
近年のパーツで結構衝撃的だった一品です。
そのEQUALブレーキがリミテッドカラーのグリーンをリリース。
定番色のアナダイズドも色合いが良いけど、今回のは表面処理も艶のある透き通った綺麗な仕上げです。
他社機械式ブレーキを使っているけど、ちょっと気になる所があるんだよな…という人は是非使って見て欲しい。
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同メーカーが扱う“MAGENE”という新進気鋭のパーツブランドより、面白くて気の利くリアライトも入荷。
ドット絵柄が可愛いく、しかもブレーキングに反応して明るさを調整(要するにブレーキランプ)してくれるハイテクライト。
今の自転車のライト凄いな。
(デジ作、スライム。)
しかも、専用アプリを使い自分で好きな絵柄やメッセージを作る事も。
単純に光れば良いよって人でも、この明るさでリーズナブルな価格とスマートな見た目なので、
普通に良いお買い物のはず。
(作成したメッセージを添えて贈り物にするなんてのも良いね。)
今後の動向も何だか気になるメーカー、GROWTACよりこんなパーツ達の入荷情報でした。
それでは。