今年の10月に訪れたアメリカ・テキサス州オースティン。(その時のブログ
近年の発展に伴って面白いものを作る人たち・会社も集まってきているようです。
ブルーラグで扱っているハンドメイドバイクのTomii Cyclesや今回取り扱いが始まったバイクバッグを作るREALM(レルム)もそう。

今回、ブルーラグでは僕が滞在中に実際に工房を訪問させてもらったREALMのバイクバッグの取り扱いが新たに開始しました!
スタートしたばかりのブランドREALMやそのデザイナーであるHanson Littleのことを紹介したいと思います。

https://www.instagram.com/p/Ba9P1dMlciB/

https://www.instagram.com/p/BnyyUxhhsMd/

 

REALMでバイクバッグを作るHanson Little(ハンソン・リトル)。上の写真の人物です。
もともとオースティンのBMXブランドであるTerrible Oneのライダーであり、4年ほど前にBMXのイベントではゲストライダーとしても来日。その際にはブルーラグにも訪問してくれた過去があります。REALM自体はもともとガールフレンドでもあるVanessaがやっていたアパレルのブランドで、そのバイクバッグ部門として”DARK REALM”が位置付けられるよう。


そのイベントでの写真。(photo by @nobuhikotababe)

https://www.instagram.com/p/BVYvAOCl4A1/

 

BMXライダーとして
4年前のイベントというのは日本でSURLYやALL CITYなどのバイクブランドの総代理店であるモトクロスインターナショナルさんの35周年記念のイベント
モトクロスさんで取り扱いのある数々のBMXブランドを代表してHoffman Bikesからマット・ホフマン、FBMのスティーブ・クランドールや、FAIRDALEのTajなどの超ビッグネームと一緒に同じくT-1のライダーとしてHansonもショーのため来日。
もともとブルーラグは知ってくれていてイベントの後日遊びに来てくれたとか。

さらに以前、2011年頃の動画、当時はまた別なオースティンのBMXブランドMUTINYに乗っていた時のHansonのライディング↓

REALMとしてバッグを作る前はBMXライダーとして国内外で乗ったり、また普段はオースティン市内にあるBMXショップ”EMPIRE”でショップマネージャーとしても働いていたそう。

 

バッグデザイナーとして
BMX以外のバイクも好きで乗っているようで、もともとオースティンの仲間がやっているCRUST BIKESのEvasionやFAIRDALEのロードバイクにも乗っているそう。
4年前にブルーラグでバッグ作りの工房を見学したのがバイクバッグ作りのきっかけと話してくれました。
ガールフレンドのVanessaにミシンの使い方を教わったり、カリフォルニアのバッグ作りのスクールにも通ったりしたそう。

https://www.instagram.com/p/BhwRlgtBEvD/
https://www.instagram.com/p/BWLbmlclt-2/
https://www.instagram.com/p/BijyrBGAOcc/

 

REALM
REALMの工房はオースティンの西部「イースト・オースティン」と呼ばれるエリア、いくつかの小さなメーカーが集まるシェアオフィス内にあります。
イースト・オースティン、聞くところによると昔はけっこう柄の悪いところでだったそうですが、今では若い人や面白いお店やブランドなどが少しずつ集まってきているそう。

訪問した際は以前買ってくれたブルーラグのTシャツで出迎えてくれました。
実際会ってみると激しめなライディングスタイルとは裏腹に、穏やかで聡明そうで、ときにお茶目な雰囲気の人物でした。

これは工房で見せてくれた自分で作ったバックパックで、以前ブルーラグで買ってくれたバッグの寸法がお気に入りでそれをベースに作ったそう。

今回ブルーラグでも取り扱い始めたWALD 137/139 Basket用のバッグ。生地の裁断から縫製、シッピングまでこのスタジオの中で行われています。

ブルーラグに入荷したものとはロゴが変わっていたり、インナーの素材も色は同じだけどリップストップではなくなってるなど、この時に工房で見せてもらったのとは細かい仕様が少し違いますね。


139用はこんなサイズ感。。

こちらのものはマーカーの跡がついています。

 

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Hanson本人のCRUST BIKES Evasion。650bホイールで組んでました。

フレームバッグ、サドルバッグはもちろん自分でハンドメイドしたもの。

ほかにもハンドルバーバッグを試作しているようでした。

https://www.instagram.com/p/Be06-m_FiLd/
https://www.instagram.com/p/BhEgfJKFcQU/
ハンドルバーバッグは同じオースティンのTomii CyclesのビルダーであるNaoさんやローカルの仲間うちでもテスト中みたいです。


スタジオの天井にはこれまで作ったもの、試作品などたくさんありました。
REALMとして製品としてラインナップされているものの種類はまだ少ないのだと思いますが、自分や仲間たちのバイクに使ってもらってフィードバックを受けて形にしているそう。

https://www.instagram.com/p/BjOBtuLB4VD/
こちらはCrust BikesのオーナーMatt。(ストラップがダブルなのでプロトタイプ?でしょうか)

Hansonが乗るCRUSTやFAIRDALEがそうであるように、仲間やローカルの作っているのものを大事にする姿勢というかLocal Supportの文化はすごくかっこいいですね。

ロゴは今後これになるようです。風変わりでスプーキーで面白いです。

 
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今回ブルーラグに入荷したのはWALD 137/139 BASKET bag二種類と、サドルレールに止めるsaddle tool roll

  

*REALM* wald 137 basket bag and 139 basket bag

https://store.bluelug.com/catalogsearch/result/?q=realm+wald+basket+bag

自分も買って137用を使わせてもらってますが137バスケットにきっちり固定できて、厚めのパッド入りなので安心です。形を保つのにも一役かってますね。そして思ってたより軽い。見た目もシンプルでいいですね。
中は明るい色のインナーなので中のもののがみやすい。バイクから外した際にはトートバッグとして使えるようハンドルがついてます。
ロールトップは荷物に応じて容量も変えれてます。
カラーは耐久性に優れたコーデュラナイロンを使用したBlack、Multicam black、Drip Camo。Blackのみバリスティックという一段階丈夫なタイプです。
そして軽量かつ柔軟で、高い耐久性を兼ね備えたX-PACナイロンのCoyote。それに軽量で防水性や引き裂き強度に優れた新素材のLite Skin。

専用設計ということでバックルが通しやすい位置にあります。サイジングもかなりピッタリ目で動いたりしません。

https://www.instagram.com/p/BinDBjhBnAB/

https://www.instagram.com/p/BpRx8IKFyoC/

 
そして 
 

*REALM* saddle tool roll

https://store.bluelug.com/catalogsearch/result/?q=realm+saddle+tool+roll

同じくコーデュラナイロンとX-Pacの4カラー。

https://www.instagram.com/p/Blso80aBQhU/

クルッと巻いてサドルレールなんかに通して固定します。
三つポケットがあって真ん中が少し広くて700x35cのチューブも入るそう。
ベルトは少し長めに作ってあるので、サドル以外でも使えるそうで、用途に応じてカットしてもいいかもとのこと。
こちらも実際に使ってみましたが、バックルはロック機能付きなので緩んだりしていません。ベルトの端を斜めにカットしてあってバックルに通しやすかったです。
ある程度中にものを入れた方が安定しますね!

 
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カッコいい空気の中でカッコいい人間が作るカッコいい製品。
これからが楽しみなREALMの紹介でした。
気になったら是非お店やオンラインストアでチェックしてみてください!

Enjoy!!