皆様、明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

幡ヶ谷店のカイセイです。

本日のブログは昨年末に実行した《東京から大阪まで》自走で行くチャレンジ!をしたのでそちらの体験話を記録に残します。

 

 

今回も以前名古屋まで一緒に走った彼と共に大阪を目指すことに。

そうです、モデルを職業にされているケンタ君です。

そんなケンタ君ですが、ぼくらのYOUTUBEにも出演していただきました。

これまでのバイク遍歴やモデルという職業についてとにかくぼくらが気になることをインタビューしている動画がUPされているので是非チェックしてみて下さい!

 

 

大阪を目指すきっかけとなったのは、サイクルウェアブランドのRaphaが企画している ”FESTIVE500” というライドイベントにチャレンジするためでした。

簡単に説明すると、12月24日から31日までの8日間で500kmを走破しよう!というライドイベントとなっています。

期間は8日間設けられていましたが細かく分けて走ることが出来ないと判断したので思い切って休日の2日間で500kmを走り切るという目標を掲げました。

500kmならちょうど大阪が良い距離だね!と2人してなったわけです。

 

 

1泊2日で大阪まで行けるかどうかは正直、未知の世界。

ですがその挑戦に対してワクワクとドキドキの気持ちが今にでも溢れ出てきそうだった12月。

直前までずっと大阪までの道のりを頭の中でイメージしてました。

自分の知らない世界へ足を踏み入れることは多少のリスクもありますが、これからもトライする精神を忘れずに生きていきたい。

ちなみに以前行った名古屋までは約370kmでした。

 

 

自転車に関しては以前のブログで書いた仕様と変わりないので、今回はバッグ類や実際に着て行った服装を改めて振り返らせて下さい。

まずはバッグ類とその中身について。

 

 

フレームバッグは現在テスト中のものになります。

中身は補給食、携帯工具、財布、そして何かに使うことがあるかもと短めのVOILE STRAPを。

こちらに関してはまた改めて正式にアナウンスされたタイミングで言葉にできたらと思います。

容量もしっかり入るし、漕いでいるときに足に当たらないスリムな作りになっているので非常に使いやすい。

出来上がりをお楽しみに!

 

 

シートバッグはINSIDE LINE EQUIPMENTのものを。

以前名古屋に行った時、デジさんにお借りしたことをきっかけに自分も購入することを決意しました。

大きすぎず、小さすぎずなadventure seat bagはロードバイクに付けていても違和感がなくカッコいい。

気になる中身は*FAIRWEATHER* bike carry bagと予備のチューブのみ。

基本的に開けたり閉めたりはしないので、走っている時に使わないであろうものを収納するようにしています。

サンフランシスコ ベイエリア生まれのバッグブランドであるILE

もともとプロのロードレーサー!として活躍されていたり、その後はメカニックとして働いていたりと走ることもいじる事も経験が豊富なエリックさん。

バッグを作るようになったキッカケは彼の思う理想的な形のものが無かったからみたいです。

MASHともコラボした過去があったり、実際にフレームに付けてみると自然に馴染む感じもたまりません。(不思議)

2012年よりハンドメイドとして作られ続けている事に敬意を払いこれからも大切に使い続けたいお気に入りのバッグになってます。

 

 

 

服装に関してはいつも着ているTEAM DREAMのセットアップに、大地さんからお借りした7MESHのcypress hybrid jacketを。

それらを着た上でパタゴニアのダウンを重ねて挑みました。

正直、ダウンを着て長い距離を走ることは向いていないので早く冬用のジャージが欲しい。

ですが、今回に関しては夜通し走り続け夜間は極寒すぎて着用せずにはいられないほどの寒さだったので結果的にダウンも着て行って良かったなと思います。

 

 

 

 

シューズはSLのタイプではなく、普段から気軽に履ける*GIRO* privateer lace  (SPD)のタイプにチェンジしました。

どうしても帰りの新幹線でSLの シューズだと歩くことに気を遣うのでそれを解消したかったのが1番の理由。

SPDはSLに比べて捉える面が狭くなるので踏み心地に物足りなさを感じないかなと少し心配だったのですが、今回のロングライドは巡航速度もさほど早くなかったので全く問題はありませんでした。

帰りの新幹線だけではなく、休憩時も地面を滑らせることなく安心して履けたので変更しておいて良かったなと。

 

 

 

ちなみにソックスもTEAM DREAM

数々のジャージブランドがありますが、TEAM DREAMのデザインは良い意味でジャージっぽくなかったり、Seanを始め他スタッフの方々が本格的に走る方々なのでその姿がカッコ良かったりとぼくは彼らの一ファンです。

これからも彼らの物作りが楽しみ!

最初はどうしてもジャージを着ることに抵抗を感じるかと思いますが、一度着てしまえば虜になる方も多いはず。(実際自分もそうでした)

快適に走りたい方は是非一度トライして見て欲しいです。

まずはビブショーツを私服の下に履いてみることからスタートするのも◎

 

-Travel Journal-

7:00AM @Futakotamagawa Station

ここからは道中の思い出話を。

家から出発して二子玉川駅で集合。

まずは、ケンタ君と日本橋から一緒に来ていたRaphaのスタッフであるYさんから補給食を支給していただくというサプライズを経て旅をスタートすることに。

Yさん、改めてありがとうございました!

ぼくもスマートにこんなカッコいいことができるようになりたい。

 

11:52AM @Gotemba City

 

大阪までの道のり、今回は箱根の峠は越えずに御殿場の方から静岡市内を目指しました。

地方へ行くと、そのローカルにしかないであろうスーパーを見かけます。

御殿場で見かけた ” 食文化の〈パラダイス〉楽園 あおき ”というスーパーの看板がカッコ良かった。

 

12:17PM @Susono City

 

そして少し走らせると日本とは思えないほどの絶景が待っていました。

場所は裾野市の須山という所。

あたり一面に広がるススキを横目に、真っ直ぐ続く国道469号線。

黄金色の絶景にはついつい感動しましたし、走っていて気持ちよかった。

また好きな道を見つけました。

 

 

 

1:19PM @Mt. Fuji Children’s World

 

そして”富士山こどもの国” 。

幡ヶ谷店ピット内で、ここのCMのイントネーションを当てるという謎のゲームをしたことがあります。

そして、昨年には実際に車で遊びに来た所だったのでまさかチャリで来るとは思ってもいませんでしたね笑

入門ゲートが独特の世界観で好きです。

 

 

3:31PM @Shimizu Station

 

そして前回静岡まで自転車で行った際、帰りは写真の清水駅から輪行で帰ったのですがここもたまたま通ることに。

清水駅が懐かしくも、改めてまた来なければと思ったり。

 

 

5:05PM @Fujieda City

 

途中、薬局で補給食を買っていると目の前が茜色の夕日でついつい写真を撮ったり。

 

 

5:17AM @Narumi-cho, Nagoya City

 

前の写真から12時間後の早朝です。

名古屋市に入った途端、早朝から喫茶店が空いていて本当に早朝から開けているんだとカルチャーショックを受けたり。

(撮影したのは朝の5時17分、、、朝からご苦労様です)

 

 

6:22AM @Nishikuracho, Nagoya City

 

12時間ほど太陽を浴びずに走り続けると朝日に感動したり。

ここはまだ名古屋市。四日市市に入る直前くらいかな?

走り始めてから約24時間が経とうとしていてこの時くらいから少しずつ疲れて来ました。

 

 

12:10PM @Kameyama City, Shiga

 

そして三重県の亀山市というところへ。

ルートミスったかなというくらい人がいない道をGoogle Mapにオススメされて辿り着きました。

人もほとんど見ることなく、少し心細かったり。

 

 

12:38PM @Kameyama City, Shiga

 

村の次は峠道に入ってしまい、急に大きな工場が現れます。

稼働しておらずその佇まいはまるでハウルの動く城みたいだなと思ったり。

自転車を漕いでいると色々な建物やそのエリア独特の雰囲気をダイレクトに感じることが出来ますよね。

それって自転車ならではだなと改めて思ったり。

 

 

6:40PM @Shin-Osaka Station

 

そして、やーーーーっと辿り着いた新大阪駅。

丁度家を出てから36時間が経過してました。(最後の200kmがキツすぎました)

駅に着いた瞬間に携帯の充電も無くなり、写真すら撮れなかったので最後の最後でフリー素材という形になってしまいましたが無事、何事もなく着けて本当に良かったです。

歩いているよりサドルの上に座っていることの方が多かった今回のライド。

道中、何度も諦めそうな場面がありました。

そんな時に周りの方々から励ましのメッセージをいただき、それが何よりも頑張る糧となっていました。(改めてありがとうございました!)

相変わらずMASH ALL ROADも調子良くていつも最高のパフォーマンスをありがとう!

今年もたくさん自転車に乗って色々な景色を見にいきたいです。

2025年も安全運転で事故なく自転車を楽しみましょう!

それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。