日中は気温も暖かくなり、自転車に乗ることが気持ちの良い季節になってきましたね。
皆さんこんにちは、幡ヶ谷店のカイセイです。
本日はBOMBORA CELOSのバイクチェックをお届けします。
*CRUST* bombora celos (S)
BOMBORA CELOSが入荷してから早いもので一年と少しの時間が経過しました。
EVASIONをベースに軽量モデルとして作られ始めたBOMBORA。
そこから更に軽量モデルとしてCELOSモデル(カーボンフォークver.)が誕生したのです。
”CELOS” それは、CRUSTが一から作り出したオリジナルのカーボンフォークです。
スチールフォークは1360gに対してこちらのCELOSフォークは545gとその差は脅威の815g。(フレームサイズLサイズ時の数値になります)
数字から見ても分かる通りカーボンってとにかく軽いです。
ただ軽いだけではなく路面振動を軽減してくれる効果もある為、長時間乗った際に手の疲労を和らいでくれるメリットがあります。
オーナー様は、元々ロードバイクに乗られていたのですがグラベルでも遊べる一台をとのことでこちらのフレームセットを選んでいただきました。
まずはオンロードメインになるとのことでタイヤは*ULTRADYNAMICO* cava JFF tireを。
センターのダイヤモンドパターンが細かく連なってくれているおかげでスムーズに前へ進んでくれます。
オンロードはもちろんの事、多少の砂利道であれば突っ込めちゃうので同じようなライドスタイルの方(オンロードメイン、たまに砂利道)には非常にオススメできるタイヤです。
納車後すぐに数十キロのライドを楽しまれたようですが、ロードバイクと乗り味が変わらないくらいスピーディーに走れたと嬉しいお言葉をいただきました。
ホイールセットは、WHITE INDUSTRIESのCLD HUBに同ブランドの傘下であるASTRAL CYCLINGのOUTBACK RIMをチョイス。
姉妹ブランドで組み合わせることは統一感がより一層増し、これ以上ない組み合わせになっているのではないかと思います。
もちろん、機能性も抜群な両アイテム。
WHITE INDUSTRIESのハブは、フリーボディ部分がチタン製となっています。
大体のフリーボディ部分はアルミ製なことが多く、長年使っているとスプロケットが食い込んでしまい最悪スプロケットの着脱が困難になる場合もあります。
しかし、アルミに比べて強度が約3倍と言われているチタンだからこそスプロケットが食い込む心配もほとんどありません。
時を重ね続けたとしても使い続けられるアイテムとなっている訳ですね。
(アルミ製フリーボディにスプロケットが食い込み始めている実際の写真)
RIMはアシンメトリー設計になっており、左右のスポークテンションを均一に近づけてくれることで剛性が高まり、頑丈なホイールが組めるのでここ最近オススメさせていただくことが多いです。
ちなみにステルスで作られているセラコートグレーのカラーは期間限定で生産されているアイテムとなっています。
(セラコートとは、耐摩耗性、耐熱性、耐腐食性に優れているコーティングのことを指します。)
グレーのリムって意外と選択肢がない上に、頑丈に作られているこちらはASTRAL CYCLINGがお届けするリムの中でも特別な存在になっているのではないかと思います。
ヘッドセットは鉄フォーク仕様とは違って、インテグラルの規格が採用されています。
インテグラルヘッドは、軽量化やヘッド部の高剛性化、壊れてしまった場合は安易に交換できるなどメリットの多い規格になっています。
今回は信頼度の高いCHRIS KINGのDROPSET4を選んでいただきました。
昨年末に発表されたばかりのニューカラーとして知られている”Two Tone Black Punch”がフレームロゴとのカラーリングも相性抜群。
ヘッド部にCHRIS KINGが鎮座していると、どんな乗り方をしたとしても耐えてくれそうな安心感があります。
半永久的に使い続けられるものだからこそ、自転車をガシガシ乗る人には使っていただきたいCHRIS KINGの製品。
ハンドルは、最近Restockしたall road bar plusを。
SサイズからLサイズのサイズ展開になるのですが、今回は一番幅の狭いSサイズの”440mm”をチョイス。
手馴染みの良い形状に加え、上ハンは420mm設計になっているので元々幅の狭いハンドルを使われていた方もこちらのSサイズであれば馴染みやすいこと間違いなしかと。
荒地で踏ん張りたい時や、持ち幅を広げて安定感を出したい時は下ハン(440mm)へ持ち変えることができるので持ち手の選択肢も増えます。
これ以上はタニさんのブログを是非一度覗いて見てください。きっと使いたくなります。
バーテープは、ぼくも使い始めてから大好きになったMADE IN SWEDENであるGREPPのgripper handlebar tapeを。
100%環境に無害なオーガニックファイバー”TENCEL™ Modal”で編まれたバーテープは、汚れては洗濯をして再度巻き直すことのできる千切れない限りはずっと使ってられるバーテープになっています。
ぼくも巻き始めてから約2ヶ月が経過したのですが、どんどん経年変化していく表情に満悦するばかり。
設立者であるヤンさんとトーマスさんも実験のため500km程走ったりとかなりのロングライダーである事も、使ってみたいと思う理由のひとつでした。
S様、この度はオーダーいただきありがとうございました。
たくさん乗って、色々な景色をこのバイクと共に楽しんでいただけると嬉しいです。
*CRUST BIKES* bombora celos (L)
今年はぼくもBOMBORAにたくさん乗りたいと意気込み、1月末にハンドルを変えたりダイナモライトを取り付けたりと最近はこのバイクにばかり乗っています。
そもそもぼくがこのCRUST BIKESのBOMBORA CELOSになぜ乗りたいと思ったのか?
そのことに関してはこちらの記事を読んでいただけると幸いです。
こちらは組んですぐの時の写真たち。
相変わらず、土化粧が綺麗?汚い?ですが当時はアメリカ!みたいな光景を妄想しながらこの一台を組みました。
タイヤ幅を少々華奢にすることでオンロードを快適に楽しむこともできれば、MAXクリアランスに近いタイヤ幅を履かせて荒地へ挑戦することも出来ます。
今の自分の気持ちは、グラベル<ロングライドという気持ちが強いです。
ハンドルをnullar barからall road bar plusへ変えることで持ち手に幅がよりコンパクトになりオンロードを走ることが以前より快適になりました。
バーテープもバイクチェック時のBOMBORAと全く同じなのですが、GREPPのsunset streamがどうしても使いたくてこちらのカラフルなものをチョイス。
トレイルで実際に遊んできたのですが、意外と生地の薄さを気にする事なく楽しめました。
まだ、洗濯はしたことないけれどもう少ししたら一度洗濯してみようと思っています。
トレイルで遊んで付着した土汚れを見て、GREPPのバーテープに愛着が増す一方です。
今回のメインカスタムであるダイナモライトの新調。
元々はBUSCH&MULLERのダイナモライトを使っていたのですが、SINEWAVEのcycle beaconへ思い切ってカスタムしました。
このcycle beaconは” 750ルーメン” という明るさの単位ですが、それは後ろから原付が来てるんじゃないかと思うほど明るいです。
ただ明るいだけではなくUSB端子が付いているので走りながら充電ができてしまうロングライドには欠かせないダイナモライト。
昨年末に東京から大阪まで自転車で行ったのですが充電問題にはいつも頭を悩まされます。
そんな時にこのSINEWAVEのcycle beaconの存在があればと何回思った事か。
今年に入ってから、その悩みとはおさらばしたいという強い気持ちがあったので思い切って購入し実際に約60kmほど走ってきました。
日中だったためライトは付けず充電優先モードで走り続けていた所、0%から77%まで充電される結果に。
これは凄すぎる。買って良かったと心から思えた瞬間でした。
まだ数百キロのライドには行けてないですが、この機能を使ってロングライドに行きたい気持ちが今は溢れています。
以上、BOMBORA CELOSのご紹介でした。
つい最近は、*ULTRADYNAMICO* rose JFF tire (45c)をはかせてトレイル探検をしてきました。
正直、少し不安な気持ちもありましたがめちゃくちゃ楽しめました。
オンロードもほどほどなオフロードも乗り倒せるBOMBORA CELOSが大好きです。
皆様も是非お見知り置きください。
それでは。
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