自転車の荷物留めって様々あるけど、今回紹介するこのネット型が一番馴染み深いのかな?なんて思うのですけど、どうでしょう。

昔から近所のママチャリのカゴには当たり前のように付いていて、
夕方、スーパーの前にカゴいっぱいに食材を詰めて何かしらのゴムネットで蓋をしたり、荷台にみかんの箱を固定していたりする光景が目に焼き付いています。

そんな印象からか、おじちゃんおばちゃんがママチャリにつけるものとして、特別かっこいいとも思わなかったけど、時が経って、好きでカゴのついた自転車を乗るようになるとこのちょっといなた目のゴムネットがいいなーなんて思うんですよね。それとRivendellのみんながカゴ周りに使っているのをよく目にしたのが影響としては強いのかも。
深く考えずとも、ただただ便利だから使う人も多いのかもしれないですね。
まあ実際荷物を止めつける物としてはスーパー便利です。
キャンプやアドベンチャーバイクに多用されているのを見ると、その積載拡張力は便利そのもの。

いうても日本では庶民派なゴムネットな訳ですけど、当たり前に赤、青、黒、と昔から変わらない色しかなくて、たまに珍しい色があったりするけど単色で特別新鮮味もない。
もし今作るなら、BLUE LUGらしく遊び心を持って作れないかなと思ったわけで、その答えは2色のバイカラーのカーゴネットでした。

しかし、この「2色」というのが中々の曲者で、これを編める機械が存在しないみたいなんですね。そうなると手で編むしかなく、網職人さんにお願いして何度も試作を重ねて出来上がりました。
とまあそんなこんなの裏話がありまして、普通よりも時間と労力がかるわけですが、思い通りの素敵なカーゴネットが出来上がったんじゃないかと思ってます。

コントラストの強い派手目と、さりげなくトーン違いになっている控えめ配色があります。
少々癖強めのラインナップですので想像力をフル稼働して悩んでみてください。

ネットのサイズはWALD137から139バスケットにフィットするサイズになっています。

フックにはカラビナとプラフックの2種類を使用しています。

カラビナは一般的なラックのパイプ径に対応。
僕ら取り扱いだとNITTOやSURLYナイスラック、MASHラック、PASS AND STOWですね。

そして反対側のプラフックはハンドルにも引っ掛けられるサイズなので荷物に応じて様々な固定方法ができます。
「これ以上伸びないからハンドルにフックして距離を稼ぎたい」って場面結構あるあるだと思います。

買い物して公園に子供の迎えに行ってしてたらカゴはすぐにいっぱいです。そんな時でも安心。

バンジーコード自体も日本製で安定した品質です。
ゴムの張力が強めなので、テンションをかけてあげれば比較的しっかり目に荷物を固定してくれます。
それに、あっという間にダルダル、ビロビロなんてこともありません。
この手のネットを使ったことある人ならわかってくれるはず。
このゴム自体の品質が大事なポイントですね。
当たり前ですが、耐久性は安価な物と比べると段違いです。是非使い比べていただきたい。

最後に、我々が敬愛するRivendellではこんな使い方の提案していたので、皆様にもオススメを。
PCやカメラの精密機器をネットでサンドウィッチしたら宙に浮かせて持ち運べてしまうシステム。カーゴネットマスターですね。

あ、もちろんWALD以外のカゴにも使えますからね。ミルククレートでもサイズもフックもバッチリです。

利便性にプラスして愛車のバイブスを高めてあげてみてはどうでしょう。

マル荷印のCARGO NETをよろしくお願いしまーす。