先日のBlack burn 40th Movie上映会そこそこ好評だったみたいでご参加頂いた方はありがとう御座いました。
想像以上に多くの方が自転車を通した旅やキャンプというものに、少なからず関心を持って頂けているようで驚きです。
かくいう自分たちも数年前までは「え?自転車にラックをつけるの???オエーッ!!!!!」って感じだったのに
今じゃラックにフェンダースタンドにハブダイナモ、パニアにシートバッグにフレームバッグにハンドルバッグ!!
ってな感じでとりあえず何か付けたい!隙間を埋めたい!症候群が絶賛発症中なワケです。

まそれによって得られた経験や楽しみは、そう推し量れないほど価値あるものだったし、
何より今までのあり方を、場合によっては否定しちゃう決断、
新しい扉を開くときの清々しさみたいなのが超デカいパワーをくれます。
自転車を楽しもうとするときに立ちはだかる最大の障害は固定概念と己の無自覚。じゃない?

ってかんじで今日も言いたい放題のバイクカタログ更新ー
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*AFFINITY CYCLES*metropolitan complete bike
冷静と情熱のあいだを程よいテンションで流して通る、アフィニティの調停役”メトロポリタン”。
装飾を省いたシンプルな外観、競輪ライクなスタンダードジオメトリーはまさに王道。
ときにはやんちゃもするけれど、実は結構優等生、な世渡り上手さんを今回はクリーンにアッセンブル。
トムソンの削り出し、スラムの量感あるパワフルなオーラ、カンパveloceのブレーキアーチ等々、
ドライブ周りから漂う機械的な雰囲気の中に、ストンと落ちてくるメッキフォークの存在感は異常でしょう。
サドルにセライタのFLITEを持って来ちゃう「こいつ分かってるじゃん」感が小気味良いナイスカスタム。
フレームと同色のアウター&バンドからは「統一感」という一言では言い尽くせないこだわりを感じます。
メトロポリタニア志望の方は参考にどうぞー。
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*FAIRWEATHER* track complete bike
もういっそ一つのテンプレートとして登録してもいいんじゃない?
ってくらいヒットしてるFWトラック × NITTO b812ハンドル × BOX track wheelの極上コンボ。
こんなに綺麗に決まるのはいつ以来でしょうか。もしもバイクチェックが減点方式だったとしたら、、
引くところが無くて満点叩き出しちゃう恐れすらあるとある一つの完成系。かも?
グリップ & サドルには茶系の“BROOKS cambium”、タイヤにはブラウンウォールが殊更しぶい
“GRAVEL KING”をアッセンブルでよりオーセンティックな佇まいに。
慌ただしく行き交う人々を傍目に、ゆらーっと街中を流すのに最適なグッドスピードバイク。
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*SURLY*cross×check complete bike
そして今週も登場。ある時は紳士、またある時は輩、の怪人百面相こと”クロスチェック”のまったり系カスタム。
乗ってるのがアホらしくなるくらい快適な乗り味でおなじみ“NITTO albatross bar”をはじめ、
しなやかなフィーリングもさることながら市松模様がなんともほんわかな*RIVENDELL* jack brown tire、
華やかさやスピード感はないけれど、親しみが沸きまくるVELOCITYリム等、好感度高すぎるエブリデイ仕様。
っと見せかけて、さりげなくヘッドにクリスキングのスチール!を込めちゃうハードコアな部分も。
あ、ちなみにスチールのキングは超絶丈夫で知られるキングの中でもさらに上をゆく頑丈さを誇ります。
ま、そういう意味では最高のエブリデイパーツと言えるのかも。
ヘッド上部に鎮座するフィレット仕上げが美しい工芸品は“NITTO”MT-31ステム。
1インチの細いチューブから25.4mmハンドルクランプにかけての一連の流れは、まじでハラショーです。
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*SURLY* straggler complete bike(650B)
そして最後は遅れてきたダークホース、弊社縫製スタッフゆもっちゃんのファーストサーリー。
(特筆すべきパーツをあげていくとキリがなさそうだけど…)クリスキング、ブルックス、ニットーラック、
本所フェンダー(カスタムペイント)、ベロシティリム、フィルウッドハブ、シュミットダイナモハブ、
シュミットダイナモライト、リヴェンデル、そして650Bホイール etc…
と自転車オタクの男の影を感じずにはいられないエクストラオーディナリー仕様。
それもそのはず、ディープエクスプローラーこと弊社が誇るギークメカニック”KANE-YAN”監修のもと施工!
現実の世界にこんなバイクに乗った女の子がいたとしたら、恋するプロセスを通り越して畏敬の念を抱くでしょう。

ってのは冗談としても、見る人が見れば「超やばい!」って思うバイクをすごく自然に、
日常的に乗り回すのって実は結構かっこいいんじゃないかな?って最近思います。
それは「ビンテージだ!」とか「超レアなパーツだ!」とかそういうんじゃなくて、
純粋に良いパーツで、適切な組み合わせで、用途に応じて、適当な価格で、最高の状態に仕上げる。そういうことが。

ただし、自転車はかっこ良くあることが一番重要なのでそこんとこお忘れなく。
もし見失いそうになったらブルーラグのバイクカタログを見直してくださいね。
なんか思い出すかも。

>>~ゆもっちゃん、自転車を買う。第五話、最終章編~
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