「旬」があるのはなにも食材に限ったことではなく、
自転車にも旬や鮮度があり、それを抜け目無く察知して素早く調理するのも僕らの重要なお仕事。
適度な火力と加熱時間で、素材の持ち味を最大限に引き出す。
それは職人的感と、ひとつまみのエスプリによって可能になる。
使う素材(パーツ)は和洋折衷東西南北津々浦々。
それはひとえにあなたの笑顔の為に…s

なんつって。

ごたくは置いといて、今日はそんな旬の多国籍創作料理をたーんとご賞味あれ

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*REW10WORKS* cx

ブルーラグ上馬店からほど近く、cookpaintworksと、同じ屋根の下に工房を構えるrew10 worksの強力タッグ。
限りなく細身のパイプと人間業とは思えないフィレット溶接が織りなす妙。
曇天を思わせるどこかアンニュイなペイントは泥をかぶった時にこそ輝き出しそうな予感。

タイヤにFAIRWEATHER CXのグレーをチョイスするあたり、オーナーは滲み出るセンスを隠しきれていません。
ENVEフォークのマットカラーにあえて上からグロスクリアを吹くというオーダーはかなり上級者向けの遊び方。
安易にマネしようとすると火傷するので注意。自己責任でお願いします。

BBにはレースコンポーネント向きに改良されたpihlwoodのoutboard BBをセット。
自転車と男の自信は足回りに出ます。

お次もCXバイク。
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S(シュガーのS)氏のFAIRWEATHER CXがこの度、オーバホールとみせかけてリペイントからのギアードで再構築。
こちらももちろんcookpaintworksによるお仕事、NOT,超絶技巧。
アスファルトを思わせるカラーは、S氏自らカラーサンプルを塗って持参するという熱のいれよう。

ドライブ周りにはギアード化に合わせて最先端のパーツでリスタート。
スペシャルなバイクにはもちろん鉄の掟、PHILWOOD BBを固くねじ込む。

このフレームの可能性を極限まで引き出した最初の例として、まさに礎として刻まれるバイク。
後追いフォロワー大歓迎。「自分ならFAIRWEATHER CXの限界をもっと引き出せるね!」
という”俺”or”私”あるいは”I”の挑戦いつでも受けます。

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*FAIRWEATHER* track
大海原を夢見て泳ぎだした魚が世界の荒波に揉まれ、最後には生まて来た小川を目指すように
人もまたいつか「ピスト」に還っていくのだろうと再確認する一台。遺伝子レベルで。

NITTOの青龍偃月刀ことB617ハンドルにはコットンテープの2枚使いで得物としての使いやすさに遊び心を添加。
自転車の短針とも言えるクランクにはPAULのpure road crank。
手に入れたものだけに与えられる、色あせる事のないゆっくりとした時間を刻み続けます。

フレームのplateカラーに合わせて、SOMA porteur rackをチョイスする計画的犯行。

ベーシックな組み合わせは飛び抜けたインパクトはないけれど、
見るたびに新しい発見を与えてくれるそんなバイク。

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荒くれた人生のストーリーテラーこと”SURLY”のsteamrollerをミルク多めのマイルドなカラーでリペイント。
こちらもロンモチでpowerd by cook paint works。

バーテープのカモフラに合わせた特別製のデザートカモデカールから伺える
「砂糖抜き、ミルクのみ」的オーダーのちょっと大人なバイク。

クランク×リアコグには信用実績のパーツメーカーWHITE INDというカードを切る。
迷う隙を与えてくれない速攻の畳み掛けが定評ありすぎてむしろクレーム出したいのが本音です。

ブラックのチェーンとハードアルマイトカラーのリムで整えられた足回りは
全体のバランスを程よく引き締めてくれる効果アリ。
オーナー様は襟元とホイールのセンター正してまっすぐ生きて欲しいです。

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アメリカのサンフランシスコ渓谷で脈々と語り継がれるネバーエンディングストーリー
“Rivendell Bicycle Works”のミキストタイプ”CHEVIOT”。

ご本人さまたっての希望で松本メカ番長監修のもと、幡ヶ谷ピットにて粛々と施工。
どこか異国情緒漂うオーナーにふさわしい、ご禁制の抜け荷バイク。

ゆったりとしたハンドル、ただただ使いやすい前かご、暗くなると勝手についちゃうライト。
ワンタッチで立っちゃうスタンド、いざとなれば女性だって乗せれる荷台。

本当にリラックスして乗れちゃうので、ただ乗ることだけに集中せず、
遠くの景色と綺麗な女性に自然と目がいきます。

Rivendellのバイクってちょっと敷居たかそうに思われがちかもしれないけど、
決してかしこまることなく、ルールや前例にとらわれずに
本当の自分のライフスタイルに合った組み方をしてあげると最高に輝いてくれます。

新しいスタートを切るにふさわしいこれからの季節。
組みたい自転車に迷ったら、いや迷う前に、ピンときた段階でご相談ください。

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