小さいころの思い出って
そんなに大きな出来事じゃないのに
鮮明に覚えていたりします。

おとうさんが乗ってるトラクターの横に乗せてもらったり、

おじいちゃんと家の前のレンゲ畑で花かんむりを作ったり、

長靴を履いて水路の中をバシャバシャ走ったり。

そうゆう小さな、でも大切な思い出の中に刻まれている思い出って
みんなそれぞれ持っていると思います。

私には、そのたくさんある小さい思い出の中に、
ずっと忘れられないリュックがありました。

小さいころ遠足の時に使っていたリュックです。

おかあさんに用意してもらった美味しいお弁当と水筒、
キティちゃんのおしぼりに、ピクニックシート。

今考えると何を入れてたんだろう?ってくらいパンパンで、
でもそのコロっとした見た目が今でも覚えているくらい気に入ってました。

あんちゃん、何を作ってみたい?という問いかけに、
月日が経った今でも忘れられないそのリュックを思い出し、
今回の大きなチャレンジが始まるのです。

バッグパックなんて作った事ない私にとっては、
右も左も分からない状態から始まったバッグづくり。
でもみんなに支えてもらって、形になって、
ようやくみなさんに見ていただける事となりました。

色はブラックとオリーブの2色。
生地はx-pacで、底部分のみコーデュラナイロンを二重に使い、丈夫さを追求しました。

背面にはPCスリーブがあり、
サイドファスナーを開ければ直接パソコンや書類を取り出すことができます。
パソコンが滑り落ちないよう、ベルクロ付き。

1.5mm厚のパッドがPCスリーブを挟んで1枚ずつ入っているので、
パソコンも守ってくれるし、背中も痛くなりづらいです。

容量は20リットル。

ロールする回数を減らしてバックルを留めれば上に拡張できるので、
少しかさばるジャケットやコート、ヘルメットも、すっぽり飲み込んでくれます。

背中のショルダーパッドの根元にはレザーを使用。
パーツはいつも使っている物ではなく、このバッグに似合うものを吟味して選びました。

フロントと両サイドには止水ファスナー付きのポケット、
またサイドポケットとメインコンパートメントの間に隠しポケットがあり、
タンブラーやU字ロック、折り畳み傘やグローブなど、クイックに出し入れ可能です。

フロントポケット内には小さなポケット2つとキーアンカーを付けました。

ショルダーパッドを走っているテープに別売りのwhistle strapを付ければ、
バッグが重くなっても、肩への負担を減らせます。

お気に入りだったリュックを大人バージョンにアップデートしたA-PAC。

自転車にも乗るけど、休みの日には電車にも乗るし、旅行に行くこともあるし、
日常使いからいろんなシチュエーションで使えるよう、考え、形にしました。

ブルーラグ3店舗でご覧いただけます。

A-PACを、どうぞよろしくお願いいたします。