こんばんは、カネコです。
コチラの発売日が刻一刻と迫っていますね…。
早くもブルーラグスタッフ数名、常連さんがチラホラ予約している中、若い身体と富が有れば俺も欲しいです。
カッチンカッチンのアルミトラックフレームは容赦なく俺を虐めてくるはずですが、そんなの気にしません。
要するにパッションを感じたい訳です。年甲斐も無く火傷したい。
ヒリヒリした乗り心地がフレームの形、作りから伝わってきて。どうしても試してみたくなるのが男の子ってもんでしょ。
僕らもリリースが待ち遠しく感じる今日この頃です。
でも今日はこっちの事書きます。乗ってみてとっても面白かったから。
先日、毎月恒例のスタッフでライドに行く(通称カンパニーライド)行事があり、
今回はMASHのフレームを遊びつくそう!!という企画でした。
でも、俺MASHのフレーム持ってない…けどMASH STEELでダート走ってみたい…。
と言うとこに助け舟。
上馬店ヤングの一周メンが貸してくれました。(代わりにRIVENDELLのfrankさんを貸し出し中)
ちょっと自分好みに組み替えて準備OK。
って大分変わったな…。
今回私的にこのバイクで一番走りたかったのはダート。そう言う場所にはタイヤはこういったゴツゴツしたブロックタイヤが欠かせない。
いつもこのバイクを試走して思う、まるで競輪バイクのように反応が良いフレーム設計は、果たしてダートではどんな役割を果たしてくれるのかを身を以て感じたかったんです。
写真がブレブレで申し訳ない…。
幡ヶ谷近辺ではまず無いロケーション、360度緑に包まれた某所で体験してきました。
地面はコケが生えていてつるつるな湿った土の上、そして生い茂る樹木の根っこが走っていると突然張り出ているような、都会の道とはちょっと違うスリリングな道。
ヒヤッとする路面状況とは分かっていながらも、MASHの動画で出てきたようなアレが味わいたい…。
観る度に思うけど本当にスピード感覚がちょっとアレです。常人離れしているというか。
実際自分でやってみて分かったけど、あんなスピードであの路面に突っ込むのは相当勇気がいるし、脳内で気持ちいいの出てるはず。
かく言う私も、このバイクのせいかちょっと気持ちいいの出ちゃってました。
オフロードだろうがなんだろうが、漕ぎ出し1発目からビュンビュンスピード出るフレームです。
それは恐らくココが起因なのでは。
リアセンター(チェーンステーというチェーンと沿っているパイプ)が結構短いんです。
上の写真のバイクは結構攻めたタイヤクリアランスですが、普通にセッティングしてもシートチューブとタイヤが激近いです。
そしてシートチューブの角度も、STEELはダートを走る他ブランドのバイクと比べて直角に近い。
でしょ?
少々ピーキーだけどそれ故のドキドキな走り心地は、こういう細かな角度の変化で生まれているのを再確認しました。
※分かりにくいけど飛んでます。
リアセンターが短いと、フロントが上げやすい。自分の体の重心が、バイクの後方に出やすいという表現したら分かりやすいかな?
木の根っこや、転がってる岩なんかに咄嗟に反応出来る俊敏さも兼ねてるのではと考察したらそれもそうかもだけど、
単純にダートやオンロードで、ましてやフィックスドギアも想定してキャッキャ遊べるフレーム作ったらこうなるんだろうなぁ、と思うとこのフレーム制作に携わった人たちの遊び心が凄い伝わってきました。
今回はフィックスドギアでは無くフリーギアで試してきましたが、フィックスドで乗っても絶対良いぞこれは。
ダートでスキッドするにはメチャクチャ楽しいしスリリングな気持ちになるはず。
無理にでもSTEELもAC−1もエイっと両方所有してしまいたくなってきた…。
でも当分は我慢。お客様のバイクをイジらせてもらう事で欲求を解消しよう。
顧客様のバイクがビンビンすぎたのでチェック。
これでもかというPAUL責めは、ブルーラグ幡ヶ谷店では最近トレンド化しつつあるカスタム。Qさんが1×1でやってたのが巷に飛び火。
ハブももう一回カラー物出して欲しい。11速ロードハブとかセンターロックのディスクハブとか新製品で出してお願い‼︎
ご自身でご用意していただいた泣いてももうほぼ手に入らないカンチ用カーボンフォークはENVE製。白黒で纏めたステッカーチューンが大変好み。結構レアなのもチラチラ。
サドルがカンビウムだから、素材感合わせたグリップチョイスも大人な合わせ。忍者巻きで厚みを持たせてダートでのショックの緩和を狙ってみました。どう出るか。
このフレームはクールに組んだらそりゃカッコいいけど、こんなに遊んだバイクで組んでみてもオツです。
それでは。