とある日の深夜1時。
社内連絡で一通のメッセージあり。
「おめでとうございます! あなたは今月のカンパニーライドのメンバーに選ばれました!」
メッセージの冒頭を読むと、エッチなサイトを見てるとよく出てくるワンクリック詐欺みたいなメッセージが。。。
これはブルーラグ上馬店のダンカンとウェンツが月イチで主催している”カンパニーライド”というライドイベントの招待状だ。
この招待状は社内では通称”赤紙”と呼ばれていて、徴集がかかったらお国(会社)の為に走りにいかないと行けないのです。
上馬を出発して相模湖にあるプレジャーフォレストまで行って帰ってくるという内容。
結果、当日は雨でプレジャーフォレストが運休になってしまったり、思いのほかびしょ濡れになってしまったりとトラブル色々あったんですが、久々にちゃんと走って昔感じたワクワク感を少し取り戻せたし、最後は温泉まで堪能して最高でしたよ(*^-^)ニコ
こういう日帰り長距離のライドで肝心なのが装備。
雨が降っても汗をかいても着替えが必要だし、帰り道がだるくなってしまったら輪行袋も必要だ。備えあれば憂いなし。
とはいえ荷物を積載しすぎて自転車が重くなってしまっては峠道でヒーヒー言ってしまうのは目に見えているし、輪行時での駅の移動もめんどくさい。
こんなシチュェーションこそショップスタッフのノウハウが発揮されるところ。
実際に日々使っていて感じる事がいくつかあるので参考にしてくださーい!
—- *RINGTAIL* breeze breaker jacket —-
走っている最中は体が暖かくなるけれども、まだまだひんやりとした風が気になる春の気候。
特に自転車に乗っているときって腕に風が当たりまくるので、結構肌寒いんですよね。
暑すぎず、風を避けて快適にライドを楽しみたいならば薄手のウインドブレーカーは必須。
弊社で一番人気なのが、アメリカは西海岸よりカルフォニアのお洒落サイクル野郎がこぞって着ている*RINGTAIL* breeze breaker jacket。
Tシャツ、短パンにサラッと羽織ってもらえば、結構サマになります。
ジャスの着こなしも本家に負けていないぞ(๑•̀ㅂ•́)و✧
パッカブル仕様なのでこんな感じでステムに巻き付けちゃえば玄人度がぐっと上がりますぜ。
ただ、雨を完全に防ぐものではないので天候が怪しい日はレインウェアを別で忍ばせておくと良いでしょう。
—- *SWRVE* durable cotton shorts —-
BLUE LUGの中で切っても切れないというぐらいに長きにわたって取り扱いをしているブランドSWRVE。
ハイテクなファブリックを使いながらもモダンなデザインのアパレルは、申し分ない機能性が備わってる上にちゃんととカッコイイ服。
BLUELUGスタッフ間ではもはや制服と貸した超定番ブランドです。
夜は少しひんやりする今時期には*SWRVE* durable cotton shortsがお勧め。
ストレッチの利いた生地に耐摩耗性をプラスした最強ファブリック。
実はこのパンツ3年ぐらい履いてますが、未だ健在。全然破れないし、よくあるテロテロな素材じゃないから僕は大好き。
ライド時の耐久性はもちろん、海外じゃバイクメカニック達は作業着としても活用しているみたい。
ただ、速乾性が特別ある訳じゃないので、雨模様だった当日は予備でlightweight wwr shortsも忍ばせておけば良かったな~と思いました。
—- cycle cap —-
ヘルメットを直接被っちゃうと汗で傷むのが気になっちゃいますよね。
そんなときはサイクルキャップを下に被ってください。
汗の吸いが良いコットン素材が多いので、ヘルメットの持ちがグン↑っと良くなります。
どのみちヘルメットで隠れてしまうので、普段被らないような派手めな柄を選んでも良いでしょう。
この日のライドではMASHのサイクルキャップが人気だったな。
ピークは名作カメラYASHICA T4をパロったサイクルキャップを ?
大人の事情でオンラインストアに出せないようなサイクルキャップも多数なので、店頭でチェックッスすべし!
—- FAIRWEATHER* seat
bag —-
まず、長距離ライドの定番的アイテムとして知ってて欲しいのが*FAIRWEATHER* seat bag 。
幾度ものモデルチェンジを繰り返し、まさに完成形となったこのバッグ。
バッグループが付いていないサドルにも対応しているし、ピストみたいな速そうなバイクとも相性が良い。
荷物の量にあわせて可変するので着替えや上着をババっと突っ込んじゃってください。
ジャスは、薄手のダウンとプレジャーフォレストではしゃぐ用にスニーカーを仕込んでいた模様(結局スニーカーは使わなかったけど)
Tシャツ、薄手のショーツ、替えの下着等、男の一日分の荷物なら頑張れば入っちゃう優れもの。
これから汗を沢山かく時期になので、こういうの一個持っとくと何かと使えまっせ。
—- FAIRWEATHER* frame bag —-
縁の下の力持ち。バンドでいう所のベース。サッカーで例えるならばボランチ。
パッと見の華は無いけれど、地味に物凄く役に立つバッグ。それがFAIRWEATHER* frame bag。
要領としてはそこそこですが、車体の中心に荷物を寄せることにより、走行中のふらつきや不快な感じを全く感じさせません。
またライド中のカメラの取出しなどとっさの荷物の取り出しにもアクセスが良く、僕の中では結構必須アイテム。
大きなものは中々入りずらいので、上手いこと他のバッグとコンビネーションするのが◎!
サドルバッグもフレームバッグも防水処理を施しているので、咄嗟の雨にも心強いです。
—- *SWIFT INDUSTRIES* paloma handlebar bag —-
僕とジャスがハンドルにつけているバッグは*SWIFT INDUSTRIES* paloma handlebar bag。
ちょっとくどい位にお勧めしている商品なんだけれど、これは本当に良いです。
ボックス型で程よい容量。フロントに小さなポケットとフラップ天井部分にはマップポケットを備えています。
なにより、ワンタッチでハンドルバーから着脱が可能なので、コンビに休憩や食事でお店に入るときなど貴重品の持ち運びが大変便利。
メインのポケットには雨具などの頻繁に取り出しをしたいアイテムを、フロントのポケットにはお財布を入れておくと調子良しです。
発色の良い色の展開も魅力的なので、バイクのアクセントにも。
機能も見た目も大満足なバッグです。
いや~!しかし走った後の温泉は本当に最高でしたね!
決して遠くに行ってる訳ではないですが、電車で行くのと自転車で行くのでは感じる事がまったく違い、ショートツーリングはこの達成感が癖になります。
まぁ何事もそうですが、無理して辛い事をするとただの苦痛ですが、楽しんで辛いことをすれば、それは笑顔と思い出話になります。
実用面からギアをそろえるのが正当な理由ですが、カッコイイって理由で形から入っていくのも立派な楽しみ方のだと思います!
色々そろえてこの春は大人のアドベンチャーを楽しみましょう!
アディオス!