家族に自分の趣味を理解してもらう。
これは子育て世代のパパさんにとって永遠のテーマ。
特に自転車というのは嗜好性の高い乗り物であり、ただの移動手段と考えてしまえば家族の理解は得られにくく、肩身の狭い思いをしてる方も多いんじゃないんでしょうか?
自転車屋で働く僕は自転車も乗りたいし、家族との時間も大事にしたい。
悩みに悩んでアレコレ考えてた結果、僕が取ったのは ”THE巻き込む作戦” です。
賛同を得るためには、家族に貢献する事。
始めにスポーツバイクにも取り付け可能なチャイルドシート”YEPP”を用意して、役に立つぜアピールを。
付く付かない自転車、向き不向きな自転車、色々ありますがSURLYやRIVENDELLみたいな太目のタイヤが履けてスタンドの取り付けが可能なバイクならば概ね付けることが出来ます。
勿論、電動自転車みたいなママさんの日常にフォーカスした自転車に比べて不都合な点も多いですが、パパさんが休日に子供と自転車を楽しむ分には全然事足りるんじゃないかなと思います。
そんなこんなで、我が家の家族チャリは全部で3台。
これは僕が使っている*SURLY* cross check。
SURLYを代表する万能バイク、かれこれ8年ぐらい乗っているのですが、これならYEPP行けるんじゃないかと思って、まずは実験的に前乗せタイプを装着。
基本的には専用設計では無くトップチューブが特別長い訳では無いので、前乗せのチャイルドシートを付けると膝がぶつかってしまいます。
ちょっと乗りにくくはなりますが、自転車でちょっとお散歩するぐらいだったらイケちゃいます。
現在フロントにはSOMAのポーターラックを付けていて、前に載せてる謎の物体は実は”ポキット”というベビーカーなんです。
タモリ倶楽部で紹介されて気になって先日購入したのですが、自転車で移動した先で子供をお昼寝させられるんでかなり重宝していますよ。
お次は奥さんが使っている*RIVENDELL* clem smith jr L-style。
女性でも乗り易い26インチホイールに十分に跨ぎやすいトップチューブ、ラック&フェンダーダボにセンタースタンド台座も備え付けられているので、こういったカスタムに向いています。
そして、一番の特徴は長ーく設計されたトップチューブとホイールベース。
前乗せタイプのYEPPを付けても膝に当たりにくいですし、他の自転車と比べて荷重が掛かったときでも走行が安定しやすいんです。
CROSS CHECKでの体験を活かしてこの自転車を買いましたが、これは本当に買って正解。
パパさんが乗るならば、トップチューブが水平なH-styleも良いかもしれませんね。
最後は男のロマンとも言えるロングテイルバイク。
これは*SURLY* krampusに*XTRACYCLE* the leapをドッキングさせたもの。
元々山遊び用に買ったkrampusですが、子育が始まってから全然乗らなくなってしまったので、一念発起してロングテイル化。
伸びた荷台部分にチャイルドシートを載せるのはもちろんの事、大荷物も積載可能な最強の運搬車です。
ウチは車が無いんで、大きな買い物をする時にはこいつの出番です。
長い事により不便な点も少々ありますが、それよりも自転車屋だったら一度は乗ってみたい、経験してみたいって気持ちの方が勝りました(笑)
先日のお休みの日は娘と二人で自転車でお使いへ。
日用品を買いにホームセンターへ行き、帰りがけの催事コーナーで人参とジャガイモがこんなに入って一袋98円と大変お買い得だったんで、即購入。
帰り道に少し広めの公園があるので遊んで帰りました。
しかし子供の成長とは早いですね。
ついこの間までヨタヨタ歩き始めたかと思ったら、走り回って滑り台も一人で滑っちゃいますからね~。
家事と趣味と子供との時間が両立出来て大変有意義な休日でした~。
全国のパパさん、カッコイイパパチャリを組んじゃって自分の趣味も家族の時間も両方楽しんでみては如何ですか?
ご相談はいつでも!
ご来店お待ちしていますね~。