冬休みの旅日記、後半です。(シンガポール編はこちら)
旅の4日目はシンガポールからマレーシアへ移動します。
昼過ぎにシンガポールを出発。シンガポール側の国境の街Kranjiからは越境バスに乗ります。
バスで越境する際には、
バスに乗るときに小銭を持って困ってたら1$くれた青年や、
イミグレを通過した後のバスの乗り方に困ってたら教えてくれたマレー系の若い女性など
シンガポールの人はとても優しかったです。助けられました。
マレーシアのイミグレーションはこの混み具合。。。
旧正月の影響でしょうか。結局入国審査に2時間半ほどかかりました。。
マレーシア側の国境の街、ジョホールバル。「ジョホールバルの歓喜」でおなじみですね。
ここからマレー鉄道KTMでクアラルンプールまで約7時間の旅です。
ちなみにクアラルンプールまでは300km弱なんですが、片道たったの1200円くらいです。
寝台席もあり、食堂車も完備。期待が高まります。
寝台席はこんな感じ。初めての寝台列車です。
子供たちもテンション高まってますねー。
食堂車は売店も兼ねていて飲み物や軽食のほか弁当も売っています。
チキンバーガー約120円、オレンジジュース60円、氷入りのカップが30円くらい。
イミグレーションで心身疲れ果てた体が生き返ります。
イスラム教の国なので豚肉を使ったの食べ物やアルコールが手に入りづらく高いです。
500mm缶ビールもコンビニで500-600円したりします。
食堂車で食べたナシゴレン。150円くらい。味は普通に美味しいです。
寝台席から見える風景。
昼寝したり読書したり食事したりで快適な6時間。クアラルンプールが近づいてきました。
有名なペトロナスツインタワーも見えます。
深夜1時にKLセントラル駅に到着。シンガポールでドバイ人に聞いた、BUTIK BINTANGという繁華街へタクシーで向かいます。
疲れていたので降ろしてもらったすぐ近くのホテルにチェックイン。一泊3000円くらいのシングルルームでした。
日中のKLセントラル駅。お店もいろいろあって意外と都会な印象。
マレーシア初日はこれまたいい天気で30度を超えます。
街中を走るモノレール。
シンガポールと違い、やはりガチャガチャした感じの街です。
大きなショッピングモール。各国の飲食店やブティックなどが集まってます。
シンガポールほどでないにしろ、マレーシアでも旧正月を祝う雰囲気。
熱帯だけあって多彩なフルーツがあちこちで売られています。
ドラゴンフルーツ。味は酸味の少ないキウイフルーツといったところでしょう。
アイスチェックワンツー。青いやつが気になりますね。
街中の屋台ではよくドリアンが売られていました。ドラゴンボールのドドリアさんを思い出します。
アロー通り。夜は屋台が並んで賑やかだそうで。
路地裏。
ひととおりマレーシアの繁華街を散策して、
夕方頃から今回の旅の一番の目的地大きなスケートパークのある街「プトラジャヤ」へはタクシーで向かいます。
マレーシアのタクシーの値段はメータ制、または交渉制が多いようです。
ホテルのある繁華街からスケートパークのあるプトラジャヤまでは高速を使い約30km。
2500円というドライバーもいれば、1500円というドライバーもいました。
交渉は英語でいけます。
でもマレーシア独特の訛りがあり、かなり聞き取りづらいです。
このマレーシア英語、マングリッシュと言われるそう。
プトラジャヤはいくつか大きなラグーンが点在し、高級そうなホテル、優雅な建物、とても美しい場所でした。
ちょっとしたリゾート地なのでしょうか。
そしてついに訪れた、プトラジャヤの公営のスケートパーク。
2009年頃にできたそうでアジアはもとよりオーストラリアや欧米からもひとが訪れるそう。
この意味不明なスケートパークのほか、アジア一大きいロッククライミングの施設、MTBのトレイルなどもあるそうですよ。
ナイター完備で週末は23時まで、平日は20時までやってるそう。
子供も多くてローカルのスケーターもとてもフレンドリーで嬉しかった。
現地の子供に一発撮ってもらいました。
この日は日曜日で小さな子供を連れた家族でも賑わっていました。
施設内には軽食がとれるお店のほか、スケートボードショップ、BMXやMTBを扱うショップが併設。
スタッフもすごくフレンドリーで親切にしてくれました。
たぶんここで飼われてる猫。
人懐こい猫でした。
週末の夜を楽しむ人たち。
子供たちのインラインスケートはなぜか光ります。。
みんな家族や友人なんかとすごく楽しんでいて、みんな笑顔で、近くて。とても暖かい場所だなと思いました。
結局23時までの乗っていました。
この日の夜は少し奮発してプトラジャヤ周辺のホテルに宿泊。
綺麗な広いダブルベッドの部屋なんですけど、1泊4,500円くらいでした。物価の安さの恩恵です。
翌朝は2月8日旧正月、ホテルのフロントで「HAPPY CHINESE NEW YEAR!」と言われました。
次の日もプトラジャヤのパークで乗って、駅までの足に困っていると、
施設スタッフでスケーターのバリーくんが帰りのタクシーを捕まえるために3-4件電話してくれたり、
結局捕まらなかったため自分の車で送ってくれたりしました。。感謝しかありません。。
写真はないけれど、実は前日もホテルまでの夜の7-8kmもほかの施設スタッフのアーミン(お父さんは心配性)が
自分の車で送ってくれたのでした。
旅に出るといろいろな人の親切に出会って、でも結局Thank youという言葉でしか返せずにいて、
それが積み重なって少し無力感を抱えます。
日本に来た時には恩返ししたいし、また遊びに行くのもいいかなと思いました。
車内ではこのパークのことや、シンガポール、インドネシアなど近隣の国のスケート事情など教えてくれます。
日本からもスケーターが来てキャンプしてオールドスクールなスタイルでボウルを楽しんでいるらしいです。
日本からのBMXライダーは僕が一人目らしいです。ちょっと嬉しいぜ!
マレーシアでの2日間を経て、シンガポールへ戻ります。
本当はもう一日いてほかのスケートパークも行きたかったけれど、
旧正月の影響で列車の予約がほとんど取れず、取れたのがこの日の朝4時に出るものだけでした。
KLセントラル駅で列車を待つ人たち。
パークで数時間乗った後のつかれた体で、6時間ほど駅で過ごし、朝4時の列車を待ちます。
マジしんどかった。。
そしてまた7時間かけてシンガポールへ。シンガポールへ再入国し戻ってきました。
旧正月を迎えたシンガポールはご覧のようにひとひとひと。中国人だらけ。。。。
シンガポールに戻ってからは再度EAST COASTのスケートパークで、空港へ行かなきゃならない時間ギリギリまで乗って、
汗だくのTシャツのまま飛行機に搭乗し帰ってきました。楽しかったぜ!!
ちなみに今回の旅では飛行機用の輪行バッグとともにILEのRace Day Bagに必要なものを全部詰めてTransferしてきました。
開くので荷物の取り出しも整理も最高にしやすくて、
一週間分の荷物と2kgの輪行バッグを背負っても問題ない丈夫さを備えています。
メッシュのポケットが内外にいくつも備えているので荷物の子分けもしやすく、
すぐ取り出したいシャツなどの羽織りものやU時ロックなどは外のメッシュ部分に突っ込んどけばOK。
ラインナップのなかでは容量は大きいほうではないけどILEの中では一番デイリーに使えるモデルかと感じてます。
RACE DAY BAGという名前だけど、レースからエブリデーから旅まで使えます。
以上、僕のマレー半島BMX旅日記でしたっ!