ちょうど一年前、trackバイクを新たに組もうとFairweather TRACKに決めてしばらくの間、パーツを悩んでいました。
それからあっという間にMASH来日、ジャパンプレミアが行われました。
こんなの見ちゃった健全な男子だったら誰もが反応しちゃうでしょうが。
MASHショックであの頃を完全に思い出しました。
初心忘れるべからず。
かんっぜんに反応していました、ビンビンです。
こりゃー早く組むっきゃない。早く乗りて〜ってな感じに。
そこから使える手持ちのパーツをかき集めて、新調するパーツを購入。
しかしなかなか組み付けに手が付けられず、アレ、気がついたら年末。でもまだまだビンビンですよ。
そんな感じでマイペースに一年がかりでTRACK BIKE を新の調したわけです。
フレームはマッハシルバーにクックペイントワークしてもらいました。
いつもはお任せペイントでしたが今回は色指定。
完全にMASH WORKの影響です。シルバー系の男前なペイントのバイクが欲しくなりました。
だってかっこいいでしょうアレ。
でもビカビカになりすぎるのもな、っということでフォークはブラック。
今回僕はMASHショックで完全にOSワイドライザー、THOMSONステムにしたくなったわけです。
そうなるとアヘッド化が必要になるわけなんです。
このフォーク、気がついた人も多いでしょうか。
これアヘッドフォークなんです。
通常Fairweather TRACK はスレッドフォークがデフォルトです。
ですがこの度、アヘッドフォークも用意される事になりました。
購入の際にフォークをスレッドとアヘッドの2種類から選択できるようになります。
これで完璧なアヘッド化が可能になる。
こりゃー嬉しいです。
正直アヘッドコンバーターなんかは使いたくないわけです。涙が出そうな程にありがたいと思いました。
とはいえスレッドの美しさは今も昔も変わらず魅力的ですし、
今回自分はアヘッドステムを付けたいと思いましたが、3年後にはスレッドにしたくなっているかも。
人はみんな気分屋な所があったりしますよね。
それに十人十色、好みは人それぞれ。
ブランド側がこのような選択の幅を与えてくれる事で一人一人の求めるものを引き出し、より素敵な自転車が組めるんじゃないかと思います。
今回使っているホイール、かれこれ6、7年使っています。
PhilwoodのTrackハブにVelocity Deep V、やっぱこの組み合わせ最高です。大好き。
スポークはホシ。
あのころはPhilのスポークなんて無かったし、スポークのメーカーとか種類とかぜんぜん知らなかったから、兎に角丈夫なヤツでって事で組み立ててくれた人のお任せでした。組み立てたのはメカニックみんなの師匠でありクックペインターのAZEさん。
本当に長い間使っていてもフレはほんの僅か。
各パーツのおかげでもあるけどやっぱりAZEさんのおかげだと思っています。やっぱり師匠スゴイ。
長年使う事が出来て愛着が湧きまくっています。ありがとうございます。
そしてPhilwood
組み立ててから本当にノーメンテです。
むちゃくちゃ汚い。
あんなにツルッツルだった表面がガビガビ、ノーメンテっていうか磨いてもあげてませんでした。これはいけないですね。
けどここまで使い込んでいるPhilwoodもらしくてかっこいい。
ってさすがに正当化しきれない汚さですね。
せっかくのニューフレームだし長年の汚れを綺麗に取り除きます。
肝心なベアリング自体はまだまだトゥルトゥル。
本当に7年使ってたのってくらい。
なのでベアリングは簡単な表面の洗浄だけで大したメンテはしません。
ここまでくるとダメになるまで使ってみたい。
壊すのが楽しみになるのもおかしな話ですね。でも今の所そのくらい壊れる気がしません。
いろいろな楽しみ方がある自転車だけど、
ただの乗り物としてではなく生活必需品のように、又は大事な仕事道具のように付き合っていくのも素敵な楽しみ方の一つだと思います。
ハブもだけど、BBやヘッドセットのフレームとつがる部分てとーても大切です。
新調の際にはぜひご相談ください。
ではまた〜。