こんにちは!
金子です!!
(写真はレッドブル二本目注入中の内藤さん。)
BORED WORK SHOP、満員御礼、ご来場いただきありがとうございました!!
今更なんていわないで!!
今日は、来れなかった方たちに、その場の臨場感をふわっと味わって頂きながら、
オイルとグリスの賢い使い方、その場でしか聞けなかった裏技をちょっとだけリークしちゃいます!!
最初は、BOREDのオイルは何で出来ているか、それによって何が優れているのか、
それをわかりやすく説明してくれました。
基本的に市販のオイルは、成分の優れた化学合成油という、研究所などで100%人の手によって作られる物を、
鉱物油という(石油など)を混ぜて売られているものがほとんどだそうです。
値段も抑えられるし、性能も「そこそこ」得られる。
でもその、「そこそこ」を追求し、作られているのがBOREDの製品だという事、
BORED製品のオイルは、ほとんどが100%科学合成油。
自分が満足の行くオイルを作りたかった、それが始まりという貴重なお話も聞きながら、
ワークショップは続くのでした。
そして本題の、
「ONE DROP」と「BLUE GREASE」はどうやって使うの??
を実演を交えつつ説明してくれました。
まずはオイル、
これは主に、チェーンオイルとして使うのがマスト。
その他に、滑らかに動いてほしい部分、例えばブレーキ本体の間接部、ディレイラーの接合部など、
頻繁に動く場所には注しておけばまず間違いない動きをしてくれます。
BOREDのオイルはどれもそうだけど、オイルが定着してくれやすいので、
水浸しにならない限りは月1のメンテナンスで大丈夫。
他にも、
わかりずらいかも!!
ブレーキ、シフト等のアウターホースに注入。
これ、自分でメンテする人、マジでやってみてほしい。
すごい変わるから。
ちなみに、BLUE LUGで組まれたバイク、修理したバイクはもれなくこれが施されてます。
少し気にしてみてください。
次にグリース、
主に金属がこすれる場所、固く金属同士が触れ合う場所に使います。
金属と金属の間にバリアを張る、と言えば分かりやすいかな?
錆びやカジリつきを予防するのに使うとバツグンです。
ネジ山、ネジ頭、シートポスト、ステムなどなど…。
固着という、錆びついて取れなくなるっていうかなしい出来事を防いでくれるワケ!!
他にも、
さっきのと被るけど、次はインナーワイヤーに塗ってみて。
世界が変わるから。
言わずもがな、この処置も同様に、組み付け、修理でやらせてもらってます。
(内藤さんが笑ってる…。)
そして、応用術、いわゆる裏技的な事に突入していきます。
綺麗にしたチェーンを、ドライヤーで温めてから、
注すべし注すべし!!
こうする事により、チェーンのコマが膨張して、隙間があきます。
その間に、熱でやわらかくなったオイルがスムースに滑り込んでいきます。
これで、ただ注すよりも、滑らかになるし、寿命も延びます。なるほど。
そしてこれは応用編の応用編、
自転車乗っててギシギシ音がする人、いませんか??いるはずよ。
その原因、主にシートポストのヤグラや、シートポストだったりします。
オイルは硬いと緩衝材の役割をしてくれます。
シートポストをばらして、金属が触れ合うところにグリスを塗ってください。レールも、金属ならOK。
その後、しっかりトルクをかけて組みなおして装着してみてください。
6割方直ります。(残りの4割の方はすぐ自転車店へ!!足周りの可能性アリ。)
と、
こうして、下ネタ6割のマジメなワークショップは無事に閉幕しました。
実際、ちゃんと聞くと、オイルの性質、分量、作用がそれぞれ違うし、意味があると、
改めて気づかされます。
内藤さん曰く、
「BOREDのオイル同士は混ぜても大丈夫だから、用途に合わせて自分でカスタムオイルを作るのも楽しいよ!!」
との事。
自分の乗り方、使い方でオイルを選んで、気になったら混ぜてみて、自分のカスタムオイルなんてのも…。
うん、なんか夢があるし、カッコいい。
改めてだけど、
メンテナンスに気を使う人、メンテナンスが楽しくなる人が増えてほしい。
その第一歩目にあるオイルとグリスになってほしいです。
そんな感じで本日はこの辺で!!
サヨナーラ!!
P.S.
来たる5月10日(日)、
上馬店でなにやらWORK SHOPがあるそうな!!
あの上馬の巨人、チューヤン先輩と、
上馬ニューフェイス、ダンカン後輩が、
手取り足取り、時に優しく、時に厳しく、
チューブ交換を教えてくれるそうな!!
是非足を運んでみてください!!