シングルっていいですよね。
なにがいいって、構造が簡単だから直感的に仕組みが理解できて、自転車を好きになり始めるキッカケ車両としてもってこい。
ここ回したらここ取れそうとか、なんかここが悪さしてるっぽいとかが分かりやすいから、わずかなDIY精神と簡単な工具があれば結構イケちゃう。
そもそも使ってるパーツが少ないから、調子悪くなるリスクもだいぶ小さい。
対してギア付きだともうDon’t touch me！感がハンパない。
見るからにややこしいから普通触る気にならないだろうし、つまりそれは自転車を難しいものと感じちゃう原因にもなるかもだし、なんだか愛着だったり、一体感だったり、自分の自転車という所有感もわずかに薄くなるのかもね。
ちょっともったいない。
だからもしこれから自転車好きになりたいなー、ちょっと自分で手を動かして何かしてみたいなーなんていう欲求があったら、シングルギアのバイクを候補に入れてもらうといいかもです。
少なくともBLUE LUGのスタッフのほとんどは最初にシングルを手に入れて、そこから少しづつハマっていって、気付けば色んなことを知るようになって、出来るようになったっていう歴史を辿っているから。
もし最初にややこしい自転車を手に入れてたのなら早々にギブアップして、今頃自転車とは関わりのない生活をしていたかもね。
恐らくジャンルを問わず多くの事柄で、興味という入り口で出会った対象が難しいものか簡単なものかでその後の進路は大きく変わっていくんだろうし、願わく ば比較的取っ付きやすい対象と出会って、それを自分で理解して解決して小さな成功体験を得て、さらに難しいことへ好奇心をそそられて進んでいく、気付くと 結構深いとこまで来たなーっていうのが良さそう。
そんな体験なにかしらあるでしょ？ 逆にギブアップした体験も。
というわけで、フリーギアでも固定ギアでもいいと思うけど、シングルギアのバイクに乗ってみて欲しいなー。そして自分自身でその自転車をいじってみる、知ってみて欲しいなーと思います。
なんでもかんでも出来ちゃったら僕らの仕事無くなるから勘弁して欲しいし、自転車屋がお客様に自転車をいじることを推奨するって安全面でもどうなの？とは思わなくはないけど、そこは自己責任で、決して僕のせいにすることなくお願いしますm(__)m
結構できちゃったりして、オレの趣味は自転車ですって恥ずかしくなく言える気がするし、自転車の事でこまってる友達や彼女なんかがいたら「ちょっと見せてみな。ここをこうするとよくなるよ。」なんてやってあげれたらカッコイイじゃん。
なにわともあれ自転車が好きになる人は多いに越したことないし、ぜひ増やしたいし、その可能性を高める入り口としてシングルは結構適してるよなーと思った次第です。
つか単純にシンプルな見た目もカッコいいし、踏めば踏んだだけ進む感、自分次第感が精神的にもグッとくるところあるよね。
あっ、ちょうど間もなくAFFINITY CYCLESのLOPROが入荷しますよ。
シングルギアバイクの代表格。
そこのあなた超ラッキー！
偶然って恐ろしーーーーー(・´з`・)
若干営業入ってますが、最初に書いたもろもろは本当にそう思います。
PHILWOODとのコラボによるケミカルとアメリカ製タオルのキットや、デカールセット各色なんかも2月に入荷します。
しばしお待ちを。
