昔からデザイナーズ家具が好きで、訪れたかったデンマーク。憧れの椅子はフィン・ユールのリーディングチェアです。
それと同時に“自転車移動を中心に街がデザインされてる国”なんだから行ってみたいじゃないですか!

いつものBoxに自転車を詰め込んで、飛ぶこと14時間。デンマークにやってきました。



言うまでも無く、自転車と一緒に電車に乗れます。(路線によって通勤時間帯は規制あり)

そもそも、空港から自転車道が伸びていて、空港↔市街地を自転車で行き来することが可能。
僕たちは、荷物がたくさんあったので、流石に電車で向かうことに。
下の写真は空港からの電車じゃないけど、だいたいこんなイメージ。

感動したのは、自転車を持って電車に乗り込めることにではなく、近くにいる人が引っ張り上げてくれたりサポートしてくれること。
一度でなく、度々ありました。この価値観が当たり前みたい。
医療、教育など社会福祉の水準が高く、国連の幸福度ランキング上位常連のデンマーク。
本当の意味での豊かさとはこういうところに現れますね。

ホテルに最寄りの駅に着き下車、目に飛び込んできたのは、大量の駐輪バイク。

駐輪場が至る所に完備されていて、自転車ならどこへ行くにもドアツードア。
移動先で駐輪場所を探す、止めていいのか?と気にするストレスは一切ありません。もちろん無料。最高。

大きな駅前も

繁華街も

田舎の駅も

カーゴバイク用のスペースまで

ホテルに荷物を置きバイクを組み立て街に出た。



古くはデンマークも車社会として発展しかけたそうですが、車の渋滞、事故、オイルショック、環境問題へ対策として自転車利用を推進するインフラ整備が進んでいったそう。
元あった自動車道を減線し、その幅をそのまま自転車道にしてるので、しっかりゆとりある自転車道。

しかも車道、自転車道、歩道の順に段々になって分離されています。自転車道に路駐なし!これが本当の自転車道です。

さらには、信号が時速20kmくらいで進むと引っ掛かりにくいタイミングでコントロールされ自転車に最適化されてるらしい。

そもそも、国自体に高い山が無くて街がほぼフラットという地形的条件もあるけれど、ほんとうに自転車にとって走りやすい街だった。

逆に、凄い量の自転車が途切れることなく走っているので、初めての人は慣れるまで少し怖さを感じるかもしれません。
日本人には馴染みが少ないですが、手信号は必須で、曲がる時、止まる時は必ず。
手信号を出さないと「おいおい危ないよ」って顔をされる時があるので要注意!

ヘルメット着用の義務はなく、体感では半々くらいの印象だった。
ヘルメットを義務づけることで自転車に乗る人が減ると本末転倒。
そんなことより、自転車にとって安全なインフラを整える方が効果的という考え方だ。
その上で被る被らないは自己判断。
ルールで抑え込むのではなく、人々が自然とそう行動するようにデザインする。
仕組みづくりの基本。なんて合理的で素敵なことか。

自転車は、日本で言うところのママチャリみたいなシティバイクが一般的で、次に目立つのがカーゴバイク。
これは街の自転車屋さん。だいたいこんな感じのバイクが主流。

STRIDSLANDのMatthiasに聞いたら、次のように言っていた。
「デンマークではSTRIDSLANDが作るような遊び道具としてのバイクは主流ではないよ。
デンマークでも少しずつ販売数は増えてきてるけどね。」
ショッピングモールの自転車売り場もほとんどがステップスルーのシティバイク。そこにカーゴバイクが目立つ。

長くなってきたので、公園でちょっと一休み。


素敵過ぎるでしょ。
次回へ続きます。