黄色いロゴでおなじみのMAVICからピカピカのオールポリッシュ仕様*MAVIC* ksyrium heritage wheel setが入荷してきました
手組ホイールが多いブルーラグでは完組ホイールは珍しいですね


ULTRAROMANCEことRONさんに目が行きがちですが、、、ホイールに注目
このホイール、往年のMAVIC好きならピンとくると思いますが、ロゴのデザインが初代の物なんです
1923年から1945年まで使われていたものなのでかなり昔のデザイン
HERITAGEデザインとも言います
復刻と言ってもいいですね!ちなみに現行のMAVICロゴは6代目
元々、日本限定発売として企画をスタートしました、、、が、
本国に提案したときに予想以上に業界関係者の目にとどまり、急遽グローバル展開することが決定
一足先に日本上陸という事を理解して貰えればその価値が分かってもらえるのではないでしょうか
リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルの2種類のラインナップ
ディスクモデルに関しては、別売りのアダプターでクイックディスクに変換も可能
旧STRAGGLERにも対応できます


実はMAVICは自転車ホイールの素材が木材や鉄からアルミへと移行するきっかけを作った歴史あるブランド
1934年に世界初のアルミ合金製リムを開発
当時のリムの重量(1200g)に比べると圧倒的な軽さだったこともあり、MAVIC製のリム(700g)を使ってツール・ド・フランスで総合優勝を果たし、アルミホイールのパイオニアでもあります

1990年代後半に発表された「キシリウム(Ksyrium)」シリーズは、手組ホイールが主流だった当時に珍しい、高性能な完組ホイールのコンセプトを確立し、プロアマ問わず支持される逸品になりました
今でこそ、完組ホイールが沢山出回っている自転車業界ですが、KSYRIUMシリーズが完組ホイールの先駆けでもあるんですね
リム部分の波打った形状は特徴的ですが、ちゃんと意味もあります
スポークで引っ張られる部分はぶ厚く耐久性を持たせて、スポーク間はリムの厚みを抑えて軽量化してます
そして、手組ホイールとの圧倒的な違いが一点

リム側にネジを切ってるのでニップルホールが空いてないんです
リムテープなしでチューブレスに出来ちゃいますね


付属品は、両モデルとも、チューブレスバルブとMAVICのロゴが沢山ついたデカールセット、専用ニップル回し
勿論、リムブレーキモデルにはクイックリリースもついてきます←ロゴ入り嬉しい
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クロモリフレーム全盛期の1970-80年代、当時の高級ホイールの象徴でもある、オールポリッシュ仕上げでの復刻
『こんな時代にカーボンじゃなくてアルミかー』と最先端好きな僕は恥ずかしながらに思ってしまいましたが、いろいろ調べている内に、『こ、こんなかっけぇのが復刻したんかと。。。』
尚且つ、リムブレーキモデルとディスクモデルがあるのは本当にすごいなと
僕たちがよく使う手組ホイールはハブ、リム、スポーク、ニップルという別々のパーツを使って組み上げる昔ながらのホイール組をしてます。
メリットとしては、組み合わせが無限大だったり、メンテナンスがしやすかったりという事もありますが、このホイールはすべてを専用設計としてパーツ構成しているので、ホイールとしてのバランスは非常に優秀


RON’S BIKEのCR1 Country Road に付いてるMAVICレバーカッコいいなー
その昔、「オール・マヴィック」というコンセプトで、ハブ・ペダル・ヘッドセット・クランク・リムまで開発していたMAVIC
もっと言うと、1992年には初の電動変速機も開発してました






先日のアメリカ出張組が一緒にライド行った時も乗っていたCR1
このバイクはRADAVISTでも紹介されてましたね
勿論、RONさん愛用のHERITAGEホイールを履いて
元レーサーという事もありMAVICには信頼をおいてるのもあるんでしょう!
PHIL、CHRIS KING、WHITE INDUSTRIESのハブで組むと予算的にも厳しくなりがちですが、完組ホイールという事もあり手の届きやすい価格なのではないでしょうか
完組特有のチープな印象も無く、良いホイールです
自分へのご褒美に、愛車のカスタムには十分なインパクトがありますね。欲しい!
MAVICホイールは今回の物以外にトラックホイールだと*MAVIC* ellipse pro carbon ust track wheelや*MAVIC* ellipse track wheelがあったり、即納可能なMAVICリムを使った手組ホイール*VELO ORANGE×MAVIC* A1022 disc wheel用途に合わせて選んでもらえたら
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おまけ
数か月前に撮った突撃バイクチェックin幡ヶ谷にて初お披露目したCRUSTのLARKIN製ハンドメイドフレームのEPO
オールロードフレームとして38cのクリアランスがあったり、ボトルゲージ以外のダボ穴は一切なかったりとシャキッとしたロードバイクを新しく組んだんですが。。。
バイクチェックを見てくれたのか、思いのほかご指名が多くて紹介前にかなりサイズ欠けしちゃったんです
ハンドメイドゆえに入荷本数も1、2本ずつと希少なのもありますがね!
急遽追加オーダーを入れたものが、まもなく入荷する予定です
チラ見せ程度でごめんなさい


これしか乗ってないと言い切れるぐらいこれしか乗ってないです(笑)
ALL ROADよりも軽くて速く、MELEEより気楽に乗れる。丁度中間地点的ポジションのバイクが調子良すぎて、、、
都内10km未満の移動も、横浜までの30kmや100km以上のライドまで快適に乗ってられるオールラウンダーです。
これぞエブリディロードや!!
勿論MAVICのHERITAGEホイールも装着できます。クラシックでありつつモダンなバイクが組めそうです(というか組みたいし見てみたい!)

ほなまた