YouTube担当のサブです。
Ron’s Bikesより、ULTRAROMANCE(以下ロニー)が丹精込めて育んだ“もぎたての果実”とも言えるアイテム群が届きました!
(季節のせいかクリスマスプレゼントみたい)

その発売日のご案内と、サブ自身我慢できづに買ってしまったR-Werks EVOO 29er についてお話しします。
あのMADE BIKE SHOWでも展示されてたアレです!
まず入荷してきた果実(製品)の発売日と紹介から!

【Blue Lug 発売日】
12月6日(土) 12:00~ 店頭発売開始
12月7日(日) 19:00~ オンラインストア発売開始
ロニーから届いた果実を1つずつ見ていきますね!
Ron’s Bikesのアイコン「チューリップ」モチーフの各種アイテムたち。新デザインやカラーが豊作です。
各種バンダナ
サブは、ハンカチ用とサドル下のTool入れ用とで少なくとも2枚は買う予定。


laron star lily bandana

larons tulips and holly bandana (black lava doom)

larons tulips and holly bandana (periwinkle tan)

Cycle cap
こちらも新デザイン。アクセントにとり入れたい美しい発色。

larons tulips and holly cap (race red)

barn quilt cap
Mid-Weight Mid-Calf Socks
一度使うと、ほんとにこればっかり履いてしまうメリノソックス。やや肉厚な秋冬用が届いています。

(natural)

(Black)
体温調整、速乾、防臭性能で、もはや普段着のインナーとしても市民権を得たメリノ素材ですが、やっぱり体温調整が必要となるアクティビティ下では必須で、この可愛いデザインが他にないので、ありがたい。
荷物を減らしたいキャンプライドなどで、メリノの防臭性と速乾性頼みで数日履き続ける時も助かる。悪天で濡れても乾きが早くて救われることもしばしば。
サブはリピート買い。
Fabios Clap Trap
待ち望んでた方、多いのでは?

サドル上視点からバッグ内へのアクセスが抜群に向上する「手前開け仕様」のハンドルバーバッグ。サイドポケットも追加され、利便性は過去一で良いと思います。


お色は3色、x-pac/black、waxed/olive、waxed/field tan

こちらも購入するか否かは迷うに及ばず、色だけ決めてGoします!

linen tulip cap
ロニーの要望で日本のリネン素材を使用し作られるキャップ。
速乾系の薄いリネン素材は、夏のイメージも強いですけど、ヘルメット下にもかぶりやすいので防寒用としても活躍します。実は通年つかえる。


(yellow tan/chambray)

(olive/chambray)

そして、あのフレームも!!!
サブとしては語らずにはいられないので、ここから更にしっかり目に書かせてください。
(長くてすみません!)
なにせ、大好きなロニーが作るフレームですから!
以下、サブが購入に至った経緯や理由をつづります。
ちなみに、このフレームも少量在庫させてもらっていて、発売日は同じでリマインド。

【Blue Lug 発売日】
12月6日(土) 12:00~ 店頭発売開始
12月7日(日) 19:00~ オンラインストア発売開始
やっぱり我慢できずに買ってしまったR-Werks EVOO 29er。
R=ロマンスの
Werks=最高の仕事(工房)による
EVOO=Extra Virgin Olive Oil
(Specializedのモデル名につく「EVO:より高性能・上位グレード」との言葉遊びでもある)
29er=MAXタイヤクリアランス29×2.4
カラーは3色。サイズはS、M、L。

(red)

(raw/red logo)

(raw/black logo)
各色各サイズごく少量で、black logoに関してはMサイズ1本のみの入荷です。
サブは、身長172㎝/サドル高71㎝でMサイズにしました。
現代的なレース用ジオメトリーをリジットで再現した登りも下りも楽しめるXC MTBだそう。もちろんリムブレーキ!
2024年のMADEでロニー本人に解説してもらってますので動画もどうぞ↓
サンプリングは、1992ごろのSpecialized S-Works M2 だそう。

ここ数年のこと、サブは、ポートランドで行われるHand made Bike Show “MADE”を訪れるたびにバイクが増えていく夢のような習慣ができつつあって、嬉しくもあり増車ペースに恐れてもいます(笑)。
2023年にはCRUST alumalithを購入。
2024年にはRon’s Bikes R-werks EVOO 29erをオーダー。
2025年は検討中。
そして今、2024年にオーダーしたR-werks EVOO 29erが到着した時点にいます!!

ちょっと時を戻して、2023年のMADEの朝。
現地でCRUST alumalithをお借りてULTRADYNAMICOチームとTEAM DREAMショーンとのライド。その気持ちよさに衝撃を受け、帰国後直ぐalumalithを購入した。
右の隅に写ってるのがサブが借りたalumalith。
そして下が、日本で組んだサブマリス。

サブマリスを入手して以来、休日のライドでは一番出番が多いバイクになった。

続いて、2024年のMADE会場。
ULTRADYNAMICOブースには、R-werks EVOO 29erが展示されてました。
今一番楽しいalumalithとはどう違うんだろう?ロニーが考える次なるフレームにも乗ってみたい。
しかし、この時、サイズが大きすぎて試乗はできず。
(↓サイズ感がわかる図。多少の遠近差はあれど、ロニーが大きすぎる!!)
サブにとってalumalithが良過ぎただけに、EVOOへの好奇心を抑えきれるはずもなく、ほぼ迷いなくオーダーしていました。
そして、待つこと1年。ここに到着!

ちょっと脱線しますが、2024年と2025年のULTRADYNAMICOブースを見比べると明らかにタイヤが細くなっていて、感じるものがありますよね。
下が2025年のULTRADYNAMICOブース。
また、2024年は20インチのバイクが目立ってましたが、2025年は32erが主役!!
カウンターにも程があるでしょ。
仕掛け人はWHITE INDUSTRIES傘下のASTRAL CYCLINGだそうで、仲が良くて応援してるBTCHN’ Bikesにリムを提供してタイラーはそのお題への答えとしてこのバイク制作に挑戦したみたいです。
そして、WHITE INDUSTRIESはキャメロンにも同じお題を出しファルコナーで32erを展示。
キャメロン曰く「多くの人が乗れるサイズじゃないから、普及するトレンドにはならないと思うよ」とのこと。
こんな新しい試みやクリエイティブな活動を目にできるのが、このShowの楽しさ。
そんなMADE会場で見るバイクたちは、それぞれに魅力を備えていて、どれもカッコいいがゆえに、ともすれば「好き迷子」になることがある。
何をもって自分はこのバイクを好きと言えるのか?自分が欲しいと言える根拠は何?
だって、どれも合格ラインは遥かに越えてるんだから。
で、サブなりに考えて出た答えが次の掛け算です。
人が好き×自分が楽しいと思える乗り方にマッチしてる事。
①そのフレームに携わる人の美意識や人柄、振る舞いに共感できた時、憧れだったり応援したい気持ちが購入に至る強烈な動機になる。
②自分の道具として使えるのが良い。オーバースペックだったり、非日常的過ぎて乗らない自転車は、いくら格好良くても、いくら美しくても手が出ない。
サブにとって、R-werks EVOO 29erはこの2つが掛け算されて、絶対に欲しいフレームだった。
いつもポジティブな刺激をくれるロニー。これまで組んできたバイクがどれもカッコいいことは周知の事実で説得力は言うまでもない。
Show前の忙しい時でも空港まで迎えに来てくれるロニとパト。二人とも常にジェントルマン。お人柄は最高!
2人と接する中で感じる丁寧さと美意識は、生み出されるプロダクトにもそのまま乗り移ってるってのがサブの率直な感想。
「ロニーとパトがる作るものは間違いない!」とサブが保証します!(何様?w)
と、ここまで話して、やっと本題。
ロニ/パトが本当に素敵なことももっと伝えたいけど、自転車を買うときの実際問題としては、②が最も大切で、今日伝えたいのはこっち。
自分が楽しい乗り方。

サブのそれが「Under Biking」=「その地形や難易度に対して“性能的に不利なバイク”で走ること」
(最近、サンバやカーネル君に教えてもらった言葉だけど、EVOOを説明するのにぴったりな言葉なので使わせてもらうね。)
つまり、通常ならサスペンション付きMTBが必要な荒れたトレイルを、あえてリジッド(サスなし)のバイクやグラベルバイクで走るようなスタイル。
サブマリスが楽しいと感じる時やってることが正にこれ。
(RIVENDELLで林道を走るときもこの感覚があると思う。)
下は、お世話になってるMTBパークのスタッフさん。こんなフルサスでガンガン飛ぶようなパークをノンサス・リムブレーキバイクで「キャーキャー」言いながら走る。怖けりゃブレーキ。ワタシ怪我コワイから無茶シナイ。

サンタやウエちゃんはSURLYで果敢に飛んだりするけど、サブはほぼ飛ぶこともせず、路面を感じ撫でるだけの走りでめちゃ楽しい。

パークだけでなく林道や里山、シングルトラックも走る。
「Under Biking」なら、どんな道もテクニカルに感じられ走りごたえがあって満足できる。
そして、ロニーもレベルは違えど同じようなことを書いていた。
以下、大事そうなところを抜粋。
「スチールとカーボンの“はざまの奇妙な時代、進化し続けるMTBに合わせた乗り方での怪我をキッカケに、“よりシンプルで自分の技量で遊べるバイク”が好きになった。」
「ちょうどこの頃、マウンテンバイクの世界は──ある人たちにとっては“進化”し、別の人たちにとっては“退化”し始めたんだ。
僕はその流れから距離を置いた。むしろ、ヨーロッパのロードレーサー的な美学に惹かれるようになっていった。
まだ“バイクがちゃんとバイクらしかった”時代、つまりエアロ時代以前の、シンプルで複雑すぎないスタイルにね。
その頃から、僕はマウンテンバイクに背を向けた。
もはや、それは僕が愛していた“同じスポーツ”ではなくなっていたんだ。」
「大学の残り3年間はずっとリジッドで走り続け、
サスペンション付きの友人たちに“ただついていくだけで”驚かれるようになった。
確かにチャレンジングではあったけど、不可能じゃなかった。
そして何より、“低リスクな挑戦”としてちょうどよかったんだ。」
「僕は“トレイルの学者(trail scholar)”になったんだ。
リジッドバイクのライダーにしか、あるいはリジッドライダーだからこそできる“トレイルの読み方”を身につけた。
ただ障害物の上を突っ込んで越えるんじゃなく、それをどう回避するか、どう流すかを考えるんだ。
それが楽しくて、意識的なライディングなんだよ。」
以上
こんな思いからロニーの望む1つの形として誕生したのが EVOO。
ロニーの言葉にするとこうなる。
「スムーズで、芳醇で、植物的な香り……そして少しスパイシーな後味。
まさに“エクストラバージン(Extra Virgin)”。」
だそうです!
最高ですよねw。
少しスパイシーな後味。って何??w
長くなってきたのでこのへんで。サブが感じた後味は、別途こちらで報告します。
何はともあれ、カックイーなぁ。
【Blue Lug 発売日】
12月6日(土) 12:00~ 店頭発売開始
12月7日(日) 19:00~ オンラインストア発売開始













