皆さんこんにちは。

本日は少し前に”憧れ”のフォークをMY ALL ROADにアップデートしたのでぼくなりのレビューと、その後実際に2週連続! 静岡へライドに行ってきたのでそちらの記録を綴ります。

どうも、幡ヶ谷店のカイセイです。

 

早速ですが皆さんは、WOUND UPというブランドをご存知でしょうか。

最近だと金子さんが書いていた記事が記憶に新しいですが、既にお店で取り付けさせていただいたり、お問い合わせもチラホラとお待ちしていた方も多かった印象が見受けられます。

 

*ALL-CITY* nature boy (49)

*SURLY*pacer complete bike

*SIX-ELEVEN BICYCLE CO.* Taco-nanokana

 

まずぼくがカーボンフォークへアップグレードしようと思った理由とは?

それはロングライドをしていく中で少しでも全体を軽くしてより早く走りたくなったから。

それとカーボンはクロモリに比べ、地面から伝わる振動をより吸収してくれるので少しでも疲労を軽減出来る、そう思ったからです。

そして最大の決め手は、この佇まい。

NAHBS 2012

 

ストレートレッグが印象的なカーボンチュービング、1986年にツールドフランスで優勝したグレッグ・レモンが乗っていたLOOK KG85を感じさせるようなアルミラグだったりととにかく造形が美しい。

お店に入荷してきたその日にはコンビニのATMへ駆け込み、放課後には実際にフォークを付け変えていました。

 

Raleigh x Macaframa

cd33

Kenny's GT Pulse / New Zealand

WOUND UPの事を調べていると出てくる写真達。

トラックバイク専用に開発された“Zephyr Track Fork”もたまらないですし、お好きな方も多いはず。

こちらは1inchとOSの両サイズを作っているので、お持ちのトラックバイクに是非付けていただきたい。

 

 

 

ここからは実際にフォークを取り付けるとどういう風な変化が生まれたかを記録したいと思います。

まず!フォークをカスタムする時は何でもかんでも調子が良くなると思っていたら危険です!

特にアクスルからクラウンまでの距離(フォークレングス)やフォークレイク(オフセット)の変化に関してはシビアに気にかけなければいけないです。

この辺りは少々難しいと思うので、お気軽にご相談下さいね。

 

 

 

 

さて、まずは自分のALL ROADのジオメトリを見てみます。

フォークレングスは370mm、フォークレイクは43mmとなっています。

 

続いて、実際に変更するGravel Xの数値を見てみよう。

むむむ、フォークレイクは同じ43mmという数値だがフォークレングスが変わるではないか!

しかも純正のフォークより25mmも長くなってしまう395mmに。

 

 

言葉だけでは分かりづらいかと思うのでイラストを見ていただけたら少しはイメージしやすいかなと。

”25mm” この僅かな数字がどのような変化を及ぼすのか?

色々変化はあるかと思いますが、まずはフォークレングスが長くなることにより全体的に後ろ側に寝てしまう&若干ホイールベースが長くなってしまいます。

上記の現象が起きることからより安定感が生まれることはなんとなく想像できるのかなと思いますが、大切なのは実際の乗り心地。

フォークを変えたその日は、フロント軽!ハンドリングがクイック~!ととにかく感動するばかりでした。

 

 

通勤距離だけではわかる筈がない。

そう思ったぼくは静岡までのロングライドを決心。

出発前日はジオメトリが変わって調子悪くなっていないかな、、、と少々心配になっていましたが走りに関してネガティブになるようなことは特に感じることなく一安心。(個人的な意見ですのであくまで参考までに)

ただ、フォークレングスが長くなったことでシートチューブが寝た、つまり全体的に後ろに下がりハンドルとの距離が遠くなったのでシートポストはセットバックからストレートタイプに変更しなければいけないなと思いました。

あとは若干ホイールベースが長くなったので、安定感がほんの少しだけ増したような感触もありました。

実際に計算してみると、フォークレングスが370mm→395mmに変わったことによってヘッド角が-1.4°後ろ側へ寝たのでその僅かな数値がそう思う要因となったのかなと思います。

 

 

気になっていた上り坂ですが、シートチューブが後ろに寝た影響で進みが鈍くなるかなと思っていましたが、走り心地に大きな変化は感じずだったので乗り味が悪くなっていなくて良かったなと振り返ります。

むしろ軽くなってロングライドも捗るし、何より憧れていたフォークを実際に取り付けてたくさん走りに行きたくなっているので益々愛着は湧くばかり。

結果は大満足なカスタムとなりました。

フォークのカスタムは冒頭にも記載した通り、シビアな部分もあるのでしっかり数値を確認した上でカスタムすることをお勧めします。

もしも自分のバイクの乗り味を変化させたいなという方はぜひご検討下さいね!

それでは!

 

PS.

以前ブログに書いた三島市にあるラーメンやんぐさん、静岡市内にある夜明け前さんへ伺いました。

静岡はご飯も美味しい、大きな富士山を横目に海沿いを走るのも気持ちが良いので(2日とも曇りでしたが)走っていて気持ちがいいロケーションばかりです。

是非皆さんも静岡へ伺った際は頑張った自分へのご褒美として美味しいご飯も合わせて楽しんでみてください!

 

 

 

 

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