YouTube担当のサブです。
最近ウエちゃんがカメラを始めたので、普段撮られることないんですがサブの写真がたまたまあり、サムネがサブで失礼してます。
(ウエちゃんとカメラ)
さて、結局どんどん好きになって一番乗っているLa Cabraについて、愛を叫びます。
一番乗ると言っても普段の通勤の足はもっぱらRIVENDELL Platypusです。こいつに敵うものはありません。
ここで言う「一番乗る」とは休日のお遊びライドの時。つまり舗装路だけではないテクニカルな林道探索や初めての地を走る時、La Cabraが最も調子良い選択肢ってこと。
今日のライドでは、どんな悪路が待ち構えているのか?逆に案外スムースな道ばかりでスピードが必要なのか?何が待ち受けているか分からない時の安心感にかけてLa Cabraに勝るものが無いんです。
どっちがきても80点で対応できる。
(サブとLa Cabra)
谷さんブログとかぶる部分もありますが、La Cabraとのお付き合いもだいぶ長くなり、チャームポイントがハッキリと集約してきたのかなと思っています。
つまり、見た目通りに悪路における走破性が高く、見た目以上によく走る。心強いやつ。
だから、La Cabraに比べてより軽快なグラベルバイクと一緒にライドに行っても、ある程度の巡行は付いていけるし、林道ダウンヒルなら大抵どこでも怖さなく楽しめる。
ムリ!ムリ!ムリ!ムリ!もうちょいタイヤを太くしたい(汗)ってのが無い。
(↑↑↑Photo by ウエちゃん)
以前行ったBeach Clubライドでもそうだった。
サブはLa Cabra、他みんなはBeach Club(軽快なアルミ×カーボンフォークのグラベルバイク)。
(ミンミンとbeach club)
レースじゃないから遅けりゃ待ってもらえるけど、怖いと自転車乗れないですからね。そもそもそんなに速く走らない遊び重視ライドだから楽しめる方が大事だし。
とは言え、写真も撮るし足手まといになるのは嫌だからちゃんと走れることも重要なんで、この形がハマるんです。しっかり速いからピュアMTBには出せない味。
逆にみんながライザーバー的車種で、サブだけドロップのLa Cabraみたいな条件でも対応できる。
写真を撮った後は必至で皆を追いかけるの図。↑↑↑(photo by ウエちゃん)
La Cabraに長らく乗っている中で、走破性や耐久性が合格点なのはいいんだけど、逆にオーバースペックなんじゃないか?と思う事もありました。
ヘビーツアラーバイクを思わせるくらいガッチリとした作りで正直登りは重たい。ここまでいるのか?
僕の中の悪魔が囁く。
悪魔:「おいサブ、ほんとはLa CabraではなくてMod zeroが欲しくなってんじゃないのか?」
サブ「ブルブル(頭を振り)。いいや!そんな事は無い。La Cabraが一番なんだ!」
天使「そうよ、サブちゃん!いつも危ない道でLa Cabraのスペックがあなたを助けてくれるじゃない」
悪魔「Grinduroでサンタに借りたMod zeroがすこぶる調子よかったと浮かれていたのはどこのどいつだ?」
サブ「確かに、カーボンフォークを刺したMod zeroの軽快な走りは忘れられない。もう一度乗りたいのは事実。」
天使「サブちゃん!騙されちゃいけないわ!あの日は舗装路も多かったじゃない。La CabraにあってMod zeroにはない利点もあるはずよ!」
。。。
何故かmod zeroを勧めるのが悪魔の設定の“悪魔/天使ごっこ”はさておき、この同じ自問自答をする方も多いと思ってるんですけど、僕はLa Cabraの「ドドド力(りょく)」が好きなんです。愛しています。
(良い写真無かったですが、もっとゴツゴツしたところ走ります。)
「ドドド力」とは、MTBコースみたいに計算され奇麗に整備された人工的なギャップとかバンクではない、林道特有の不規則でランダムな障害を越える力。
なんかもうハンドリングで避けようがなくって、と言うか避けた先にもう一個不意の障害があって、みたいな。ここでまた溝くるっ!!?で岩ある!!!?太めの枝落ちてる!!!!?みたいな。
「もう勢いで突破するしかない!」って時に突っ込んじゃった方が越えれることありません??怖がってスピード落とすと逆に越えられない。その突破力。
この「ドドド力」がLa Cabraはめちゃくちゃ高くて、凄い安心感があるんです。乗ってて楽しい。
で、まず体感的にもLa Cabraの方がmod zeroに比べて「ドドド力」があっての話なんですけど、数値で確認してみても正しそう。
サブの考察では、その原因はトレイル量なのかなと思っていて、La Cabraが72に対して、mod zeroは60.8。(サイズによってちょっと違いますがサブサイズで)
※もちろんタイヤの太さとかは言うまでもなくめちゃくちゃ影響ありますよ。登りではネガティブな重量もこの時は利点かも。その他の要素の考察として。※
一般的にトレイル量が大きい方がハンドリングに直進安定性があって、ブレにくい。両手離しでも真っ直ぐキープされるやつ。ハンドルが持っていかれ難い。とされていて、車種別で見るとこんな数値になってます。
La Cabraの72はリジットマウンテンバイクの範囲。
mod zeroの60.8はグラベルバイクの範囲。
でもLa Cabraは、ピュアMTBほど前輪が前にせり出してる感覚がくて、グラベルバイクに近い走りが出来る気がする。
なんか凄いこと言ってる様ですがLa CabraはDrop MTBでmod zeroがグラベルバイクなんで、その通りで何も発見とかはないんです。ただ改めて数字でも納得したかった。
最後に結局身もふたもないこと言うと、乗り方とかライドスキルとか好きなハンドリングの感覚とか様々な要素でどっちのバイクが自分に合ってるかってのは変わってくると思うんですが、ちょっとでも参考になれば嬉しいのと、数字で分かるわけないので、是非店頭展示車やスタッフバイクを乗りに来てご自身の感覚で選んでほしい。
それがあなたにとっての一番で、サブにとってはLa Cabraが一番。
ほんとたまたま良いタイミングで、この3連休に幡ヶ谷店にて試乗車大集合イベントも開催されるので、ぜひ色んな自転車を感じに来て下さ~い!
11月2日(土)~4日(月)
あと、やっぱり見た目の話しになっちゃいますけど、オーバーサイズのスリムなヘッドチューブのルックスも良いですよね。
(YouTube サブ)