どうも幡ヶ谷店のカイセイです。
すっかり季節は春になって自転車漕ぐのが気持ち良い季節になってきましたね。
昼間の暖かい時間に自転車でどっか行くも良し、夜にふらーと気分転換も良し。
今日はSURLYよりKARATE MONKEYの展示車を組ませていただいたのでご紹介できればと。
カラテモンキー、ぼくもコイツに乗って色々な場所へ行きました。
普段は東京のコンクリートジャングルを走り巡ることが多いですが、休日には山へ行って遊んだり。
その中でも昨年の思い出のひとつであるOMMへの参加は特に印象的です。
楽しかったけど今年はお留守番。
今年行く方は存分にあの光景や体験を楽しんできて下さい!
実際に参加してみてバック類や小物系で必要なものなど一緒に考えることができますので、これからご準備の方はぜひお気軽にご相談ください。
(遠足前、何を持っていくか考えることに興奮が冷めないあの時のような楽しさも準備中にはあったり。)
もちろん自転車をご検討の方もお待ちしております。
さて、本題へ戻ります。
展示車にするならどんな風に組むのが良いだろう?どうすればカラテモンキーを楽しんでもらえるだろう?
本国の紹介を見ると、”多目的ハードテールマウンテンバイク”なんて言葉で紹介されているこのカラテモンキー。
キーワードはこの多目的って言葉にあるんじゃないかと想像します。
OMMはもちろん、山に行った時にも対応できる一台をぼくなりに提案したいという気持ちで考えたのが今回のパーツアッセンブルとなっています。
まずはホイールサイズ。
2002年に生まれたこのモデル、当時は29erでシングルスピード設計のフレームを数々のブランドが作っていたみたい。
ぼく自身も組み始めた当初、29erのダイナミックなホイール径の大きさに惹かれてやっぱり車輪は大きい方が良いと思っていました。
ですが今回はまだ自分が未体験だった27.5サイズで組むことに。
リムはVELOCITYよりBLUNT 35 RIMを。
ぼくはInstagramやサイトなどで色々な#KARATEMONKEY を見て、どんな人がどういう風にそしてどんなカスタムを楽しんで乗っているのだろうとたまにネットサーフィンします。
『お、、、マジかめっちゃ良い。』
まさかBLUELUG KAGOSHIMAのInstagramのポストだったのでやられた感があり、少々悔しかった発見当初、、、。
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カラーフレームにカラーリム。自分の中でビビビと来ていたもののなかなか試す機会もなかったので、今回は思い切ってこちらをチョイス。
BLUNT 35 RIMのOLIVE、BLUE、PURPLEはブルーラグ別注カラーになります。
カラーリム自体なかなかないですが、別注で作って選択肢があるってだけでも実はすごい事なんじゃないかなと。
こういうカラーリムを使ってCOOLな色合わせを是非ともしていただきたい。
ハブはSHIMANO deole xtのものを。
タイヤはシュワルベよりRACING RALPHというモデル。幅は2.25です。
実際に昨年のOMMでのシーンを想像してこちらのタイヤを選びました。
絶妙なノブの高さ、軽量化を考えて作られているこのタイヤですがオフロードはもちろん、オンロードでも良いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
幡ヶ谷メカニック内でも注目を浴びている軽量化されたチューブ。
タイヤと同じでシュワルベの出しているそちらの軽量モデルを使用。
OMM、この組み合わせで表彰台も狙えるほどになっているのではないかと思います。
(名前が厨二心くすぐられる。)
そしてギアは12スピードで組みました。ハブ同様、SHIMANO DEORE XTシリーズを採用。
知らない道を走っていると急にとんでもない上り坂が現れる時だってしばしば。
ギアは重たい方が凄いというよりは軽い方に凄さを感じます。
数々の上り坂は自転車から降りることなく走り切ることができるのではないかと。
大袈裟に感じるかと思いますが、それくらい軽い方には余裕が生まれます。
(上り坂に勝ちに行きましょう!)
そして個人的に今回の展示車を組むにあたって一番のお気に入りポイントであるハンドル周り。
”BTCHN’ BIKES”より4130 low riser (780mm)を使わせていただきました。
実際に昨年のハンドメイドバイクショーMADEの会場にて直接ビルダーのタイラー氏と会い、現場でハンドルを購入した先輩方が羨ましい限りです。
ハンドメイドってだけでロマン感じられるし、いつの間にか付けてしまっていたのも事実。
4130というクロモリの材質ですが、実はサーリーのフレームも同じ材質で作らています。
フレームからも分かるとおり、こちらの材質は堅牢という言葉が一番似合うんではないかと。
その頑丈さが故にガシガシ使っていただきたい。
クロモリ以外にもチタンver.もあったり、、、
以前セントさんが書いたブログを見てしまうと物欲が刺激されてしまいます。
ハンドメイドということもあり、いつでも見れるアイテムではないのであるうちにぜひ店頭でご覧ください。
続いてはステム。
日東さんより真新しいMT-8 stemを。
今回、どうしても使いたかったこちらのステム。
突き出しは50mmしか作っていないというイサギの良さ、初回限定カラーであるこちらのREDがパーツを頭の中で考えていると意外と良い感じなんじゃないかと。
実際、一度付けては一度外しGRAYへチェンジしようと思ったり。ですが、思い切ってREDを再び装着。
ぼくはPatagoniaというブランドが好きです。いつも迷ったら明るい方に挑戦!
独り言はさておき、ボルトは6mm!×4ボルトで固定力の高さが、形状も削るところは削って軽量化に洗練されているのが見て伺えます。
カラー展開も6色と気分転換にステムに色を入れるのも良いのではないかと使ってみて感じました。
(⚠︎BLUEはすでに在庫がないです。)
最後にベルのご紹介を。
SPURCYCLEよりクレイジーパターンのベルです。
んー、何かもう一癖欲しいなと考えて、幡ヶ谷店の巨匠である金子さんに相談したところすぐさま差し出されたのがこちらでした。
ドンピシャすぎる色合いのアイテムで差し出された時はリム同様すごく悔しかったですが、こちらを付けさせていただきました。
乗る人自身の身を守るためと言ったら大袈裟ですが、相手に自分の存在を知らせるには大事なアイテムとも捉えられます。
万が一、山で遊んでいて動物に遭遇した時に役立つ時もあるでしょう。
こちらのSPURCYCLEのベルですが、最近はカラー展開も豊富なのでぜひ何かカスタムしたい時のひとつのアイテムとしても候補に入れてみてはいかがでしょう。
金額的にビックリされる方が多数かと思いますが、この造形に真鍮が備わっているポテンシャルだったり、上品な音色に心打たれる方も少なくないから人気なんです。
ぼくも使っていますが、夜の暗い道などはライトはもちろんしてますが、曲がり角が怖い瞬間は恥ずかしながらもたまに鳴らす場面があります。
あれば実用的で便利なアイテムです。
最後はペダルです。
みんな大好きMKS(三ヶ島製作所)さんよりgrafight-XXというモデルのペダルを付けました。
ペダルって常に踏んでいますし、漕ぐにあたって重要なパーツのひとつ。
こちらをご覧ください。
お店の裏にあったなんとも古そうな自転車のマガジンがあり、ついつい立ち読みしてしまった時に急に現れたgrafight-XXの原型モデルのgrafight-Xの記事を発見。
突如現れた時は結構喰らいましたね。
これいつからあんねん。と疑問に思うとちゃんと弊社のオンラインサイトに記載されていました。
なんと1982年に原型のモデルであるgrafight-Xは誕生したんだとか。
当時からオフロードシーンでも使っていたのだから今使っても十分なはず。
歴史があるペダルで、少々いなたくて好きなペダルのひとつです。
と、長くなってしまいましたが幡ヶ谷店の店頭展示車KARATE MONKEYの紹介でした。
実際に幡ヶ谷店にありますので、もしも乗ってみたくなった際はお気軽にご相談ください。
どうぞ宜しくお願い致します。
ここ最近、ずっとKARATE MONKEYの事ばっか考えてたらついつい自分のもカスタムしたくなってきてしまい、実行することになってました。
どどーん。
実はまだ少ししか乗れてないので次の休みにひとつの思い出を作ってくるのでまた改めてMY KARATE MONKEYの記事を書かせて下さい。
みんなが嫉妬するくらいの思い出作りたい。
お楽しみに。
長くなってしまいましたが、最後までご覧くださった方、ありがとうございます。
暖かい季節になってきました、事故も多いので自転車乗る際は最低限は注意して思いっきりこれからの季節を楽しんで行きましょうー!
それでは。