秋ヶ瀬の森バイクロア13のレポートの続きです。
前回サラッと書いてしまったけど、同僚や友人が参加してくれたのが本当に嬉しかった。
だってマックスさんがレース走ってるのなんかもう10年ぐらい見てない。
と写真を遡っていたら本当に10年前↑の秋ヶ瀬の写真が出てきた。
今はツーリングバイクがイメージだけど、当時はCXレースで爆走していたな…。
長い年月を経て変化した環境も自転車の好みも携え、
2023年の秋ヶ瀬にカムバックしたMAXさんの姿にはちょっと感激しました。
家族や友人と一緒に遊びに来て、ダートツーリング仕様のゴキゲンなBMCで出走するだなんてスーパーかっこいい。
そのまま行ったー!!
MAXさんのこんなRACEFACEを観れる事、また10年くらいは無いかも。今のうちに来年の白州を鬼プッシュしておこう。
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共通の友人でもあるPILGRIM SURF SUPPLYのハッピー君、SNOWPEAKのTSY君、代々木公園店のお客様MTNさん、
彼らも誘って一緒に走ってくれた事も超嬉しかった。果たして本当に楽しんで貰えただろうか…。
(だって見た事ない位のきつそうな顔してたから…。)
お子さんのレースも過去最高の人数だった。ショートコースにしたから、多分前回よりかはスタミナ持つはず。行ったれっ!!
大人ルールと勘違いさせてゴメン!!テンパってた髭ハットおじさんを許しておくれ…。
キッズカテゴリー、今度はもっと盛り上がりそうな駆けっこを思いついたから、次回挽回させてくれ!!
女性のレースエントリーもあって、今回も野郎だらけにならずに済みました。華があるって有難い。
今回は人数も少なかったのでお子さんのレースと一緒に出走になりましたが、見守りの目にもなって下さりこちらも安心出来ました。
そして、とうとうあのレースの順番が…。
OLD MTB CUP。
あの場の温度がグググっと高くなった気がする。
レースに出場する人、彼らを応援する人、自転車を好きなのは当たり前。
その中でもよりコアな同じ趣味嗜好を持った者同士のグルーブ感がそうさせたのかも。
集まってくれた車両は本当に様々だった。アメリカのブランドも国産も、80年代製や2000年初頭のバイクも。
共通するのは26インチホイール。レギュレーションにリムブレーキが好ましいと書いたけど、ほぼみんなカンチやVブレーキだった。
「27.5インチや650bは居ないねー?!それは反則よー!!」って声には笑いも。
(事前の問い合わせでフロントのみサイズ違うのはどうですかと聞かれ、その組み方自体がオールドスクールだったので特別OKにしました。スーパーマニアック笑)
群馬からこの為に来てくれてた長い付き合いのマイメン、若き日に公園で知り合った自転車仲間、
ちゃっかり最前列で勝ちを狙いに行ってる弊社スタッフのアサヒ。
ご近所さんのノブさん、お店でいつもお話するお客様たち、近年レースやイベントで知り合った陽気なヤングガンズ。
このレースに賛同下ったお店やブランドの方、新潟からいらしてくれた自転車店の方。
日本オールドMTB協会という倶楽部の主宰の方、そしてその会員の方々。
スターティングポジションに皆並んだ時が壮観だった。後に発覚しますが、45名が出走してくれたそう。
今回ワンショットレースにエントリー下さった方の約3割が大爆走してくれました。
何だかいつもよりドキドキするぜ…と思いながらスタートの合図。
位置について、
ヨーイ、
ドン!!
骨董品では無いかもしれないが、それでも古より伝わりし車両の数々。
壊さないで無事に帰って来てー!!なんてヤジを飛ばして見送る。
スタート&ゴール位置から動けない自分の代わりに、弊社カメラマンのイクラさんがナイスショットを沢山とってくれていました。
コース中央位置からも走っている姿がチラチラ観えていて、思わず「みんなカッコいい!!超カッコいいよ!!」と叫んでた。
コレのみならず「レース」に出ている人はみんなカッコいい。一生懸命だったらみんな超素敵だから。
速さ自慢ではない。でもムキにならずには居られない。オトナになったからこそ出来るFUNなレースの嗜み方なのかな。
青春の1ページをオトナになって引っ張り出して大切に愛でて来た人も、
古き良きものを発掘して今の雰囲気を纏わせて再生する人も。
(ここは若き血潮を滾らせバッチバチだったけど超笑いながら応援した。超燃えた。)
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辿って来た道は違えど共通の趣味で集まった、年齢も嗜好も違う彼らが、
でもOLDMTBに跨り笑い、競っている姿はなんというかもう、とにかく素晴らしい風景だった。
あと本当に時代が巻き戻ったかと思った。
このレースの勝者はさっちゃん。スーパー元気な21歳のメッセンジャー。
みんなスーパー良い顔でゴールしている。この空気感!!これが絶えないレースを目指したいんだ!!
(OLDMTBCUPに出場された女性の方、もし見てたらお店来て下さい。ウィメンズクラスで表彰台です!!賞品渡したい!!)
そして決勝。飄々と勝ち進めて行った29erMTBのYMBさんと、SE BIKESのパーティーモンスターJASON。
普通に生きてたら出会わなかったであろう二人の一騎打ちが始まります。
でも待って、ONE SHOT RACEはノリが大事。二人のファイターに尋ねる。
「今さっきOLD MTBのレースで勝ったやつも一緒に走って良い?」
YEAH!!と言われる前にもう呼んでた。答えはみんなそうだったと信じたい。さっちゃん走れるかい?!
MC伯爵も少年漫画の展開かよってツッコんでた。そうだぜ。
ガチガチのレーサーも、嵐の様に現れた外国人選手も、ストリート育ちの超元気なヤングも戦う、
どうしてこの組み合わせになったのか分からない、やべえ決勝戦が観せたいし観たいからこのレースをやるんだ。
泣いても笑っても最後。
位置について、よーい、
ドン。
改めて写真を見返して、すごい白熱っぷりだったんだなってのが思い返されたし、改めて伝わってきた。
最後に一番で戻ってきたのはこの方。毎度ゴールストレートを余裕の表情で戻ってくるツワモノでした。
腕試しでのし上がり、偶然出会った3人が走るこんなレースの終わりには、讃え合う姿がなんかグッとくる。
来年の目標。表彰式はいつもグダグダになってしまうから、ライダーの紹介と賞品紹介、トークと全力で祝う事、(要するに全部)上手く出来るようになりたい。
(賞品を一個用意してなかったアクシデントも…。SE BIKESのJASONゴメン!!)
とにかく皆が笑顔で終われて本当に良かった。今年も出てくれたライダーの方や関わって下った方達に助けられて無事レースが出来たと思います。
改めてshout outします。
速攻の連絡をくれた、日本オールドマウンテンバイク協会さん、
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協力のご相談を快諾してくれた、ちょうちんサイクルさん、クラムワークスさん、WOODVILLAGE CYCLEさん、I.D.E.storeさん。
景品のご提供やレースへの参加と呼びかけ、本当にありがとうございました!!
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そしてスーパー最高の賞品を作ってくれたGHOOOST。急な頼みを120%の品にしてくれて感謝です。
サプライズ過ぎる粋な用意をしてくださった、NITTOさん、MKSさん、CRANE BELLさん。
持ち寄りの賞品を持ってきてくださったライダーの方。(人数集まりすぎてプレゼント交換が出来なかったです…。)
そして参加くださった多くのライダーの方々、キッズたち。熱い友人達と同僚。
無茶させてゴメン。次は鬼ごっこ絶対成功させようダンカン。
主催者の方々、特にもんじゃさん、杉さん、トラクロのイケてるメンバーたち。カヨさん、岡野さん。
本当にありがとうございました。
またどこかのバイクロアで。