僕はアメリカ出張から戻って直ぐにCRUST BIKESのalumalithを購入し組み立てた。まさか自分がalumalithを買う事になるなんて。
米ポートランドにある大きな公園、Forest Parkの頂上から高速ダウンヒルをするウルトラロマンスの背中を追うまで、まったく検討すらしていなかったのに。
格好良いとは思うけどなんとなくキャラじゃないし、自分が乗るものじゃないと思っていたのに。
2023年8月に行われたMADEバイクショー2日目の朝、僕たちはウルトラダイナミコの二人の誘いで、ライドに出かけた。
メンバーはウルトラロマンス、ウルトラトラディションに加え、TEAM DREAMのショーンだ。なんて豪華な!ライド。
映画の中のヒーローみたいな、メジャーリーガーみたいな、いわゆる“画面の向こう側の人”が目の前にいる。不思議な感覚を消化する間もなくライドは始まった。
待ち合わせのカフェで簡単な朝食を済ませ、僕たちの身長に合わせ用意してくれたバイクから自分の一台を選ぶ。
RIVENDELL sam hillborne、Sklar Bikes、そしてalumalithだ。このサイズ、なんとか集めてくれたので車種はばらばら。でもどれも乗ってみたい。
迷っている僕にロマンスは言った「サブはカメラを持って撮影するんだろ?だったらalumalithだよ!」
そんなこと言われたらもう絶対alumalithでしょ。ライドは始まった。
街を抜け、民家を抜け、15分も走ると大きな公園にたどり着く。
綺麗に整備された細かなグラベル道。トレイルランナーや犬の散歩をしてる人とすれ違う。木々は高く木漏れ日が明るい、本当に気持ちいコースだ。
ウルトラトラディションは毎週のようにここでライドしタイヤについて考えるらしい。ここからウルトラダイナミコのタイヤが生れてると思うと感慨深い。
広くなだらかなグラベルをしばらく登るとシングルトラックが現れる。(良く見ると奥にトラディションがいます。木の大きさを感じて下さい。)
山へ行っても杉の植林が多い関東近辺とはひと味違う雰囲気のある木々がソソる。アガる。
このロケーションにタレントが揃うと何気なく撮った一枚も立派なサムネイルになる事に感動。パシャッ。
パシャッ
なに、この画力。
しばらく登ると
(スリックタイヤでスウィープバックハンドルのsam hillborneに乗るセント君がめちゃ辛そう)
オンロードに復帰する。ここからが高速ダウンヒルだ。
冒頭の動画もそうだけど、この撮影は手持ちGoProで行っている。つまり片手運転でロマンスの高速ダウンヒルに食らいついて行ったてこと。
それが不思議と怖くない、ついていける。
正直僕は、ダウンヒルで車体を倒し込むコーナーリングが怖くて苦手なんですけど、なんだこの安定感は!倒し込んでも怖くない。めちゃくちゃ楽しい!
これがロマンスがalumalithを勧めた理由なの?
途中で野ベリーを貰ったりしながらライドは終了した。(あの動画で見たことのあるやつ、実際にも食べてたw。そしてめちゃくちゃ甘かった)
この衝撃のライドを経て帰国し。日常に戻っても忘れられないあの感覚。湧き上がるalumalithへの恋心。もう一度乗って見たい。もう一度倒し込みたい。
alumalithが良かったのか?それとも、ただ異国の地での高揚感がそうさせただけなのか?もう一度乗ってそれを確認したい。
そして僕は買いました。
自分が乗るものと思ってなかったなんて関係ない。乗って感動したらそれはも買うしかなかった。逆らえなかった。
日本で乗ったalumalithがどうだったか?ちゃんと良かった!楽しい!
また、機会があれば詳しく書きまーす。
ちなみに、動画の中でロニーが乗っているバイクはalumalithではありません。その名はAluMAX。
alumalithがMTBならAluMAXはグラベルバイクです。MADEバイクショーでもULTRADYNAMICOブースに展示されてたNew モデル。
大きなロマンスのサイズしかなかったので試乗はしてませんが、alumalith同様に楽しいバイクである期待は高めにしていて良さそう。
まだ明確な時期はわかりませんが、近い未来、入荷あるはずなのでその時をお楽しみに!!
それまでThe Radavistの記事を読んでお待ちください!
(YouTube担当:サブ)