日本のFIXED BIKEのクリテリウムカルチャーを牽引するsfiDARE CRIT。
今年9月20~25日の間で開催されるメッセンジャーの祭典「CMWC Yokohama 」 でも9月23日(土)日産スタジアムでYOKOHAMA CRITが行われます。
そんなsfiDARE CRITを運営する、現役競輪選手でもある児玉 利文選手にCRITレースのこと、CMWCのこと、競輪のことなど興味深いお話しをしていただいたBIKE PEOPLEもアップされているのでチェックしてみて下さい。
そしてCMWCの前にひとレース。
8月12日(土)にsfiDARE CRIT vol.12 KYOTO NIGHT CRITが京都サンガスタジアムで開催されます!
しかもこのレースがYOKOHAMA CRITへの出場権を賭けた日本代表選考レースとなっていて、ブルーラグからもダンカン、大地、タクマの3人がYOKOHAMA CRIT出場を目指して参戦してきます!
エントリー60名中上位20名のみが出場権を獲得できる狭き門。
去年のJCMCでもかなりの盛り上がりを見せていたレースなので、3人とも気合が入っています。
このKYOTO CRITもナイトレースで観戦だけでもスリリングで楽しめるので、関西方面のかたはぜひ!
ここからどう足掻いても走力が上がることはほぼ無いので、ナイスなタイミングで入荷のあったパーツを使って機材をアップグレードして勝ちにいきたいと思います。
前回の岐阜県羽島で行われたsfiDARE CRITも同じ3人で出場したのですが、大地とタクマは前後スポーク本数の少なくカーボンでリム高があるホイールを履いていて、(チューブラーってこともありますが)このリム高でもかなり軽量な印象があり、何より見た目もカッコイイので正直羨ましかったです。
僕のバイクはMASH AC-1にフロントホイールは悪あがきでロードで使っているカーボンホイールですが、リアはHEDxPHILのタフ系ホイールだったので思い切って前後ホイール新調しました。
レース機材として使われるロードバイクでは当たり前のようにスポークの本数が少ないカーボンホイールですが、街中で乗るトラックバイクとなると32hのアルミリムが主流でなんの疑いもなく使い続けていました。
2015年辺りから世界的にトラックバイクでのクリテリウムレースが盛り上がり始めて、各ブランドからホイールが発売されたり、手組みホイールで組み上げたり、ロードホイールを組み替える人が増えたりと(大地とタクマがこれ)目にする機会が増えてきました。
2018年にブルックリンで行われたRED HOOK CRIT で発表された*MAVIC* ellipse pro carbon ust track wheelも正にそれ。
32hに比べると激しいトリックやスキッドには向いては無いのが正直なところですが、ホール数少なくてもリムの強度がしっかりしていれば街乗りでも問題ないレベル。
ただ手組みやロードホイールを組み替えるにしてもハブの選択肢があまり多くなく、PHILやPAULなどのアメリカンブランドは回転性能や耐久性はピカイチなのは重々承知ですが予算オーバー。。
価格と性能のバランスからDT SWISSが第一候補でしたが、このタイミングで*GRAN COMPE* small track hubの20h,24hのハブがブラックとシルバーの2色で新入荷しました。
長年ブルーラグの手組みトラックホイールで使用されている定番ハブでリーズナブルな価格ですが、回転も良く回り、フランジが小さく軽量なのも魅力。
実際の重量測ってみましたがDT SWISSが前後で611g(ロックリング込み)、PHILWOOD pro track hubが517g(ロックリング込み)、GC small track 399g+DURA-ACEロックリング 16gで415gと最軽量。
フランジが小さい分スポークが長くはなりますが、前後で44本なので微々たるものでしょう。
完成したホイールを履かせたのがこちら。
リムは持ち込みのカーボンチューブレスでリムハイト50mm。このリムハイトで30mm弱のアルミリムと同じくらいの重量なのでカーボンって凄いな。
組み上がったホイール重量がフロント732g、リア835gの前後セット1567g。
リアのタイヤやチューブはまだレース用に変えていませんが、それでも以前のレース時の組み合わせと比べて400g近く軽くなっています。
ひとまずフロントだけ先に使っていたのですが、軽やかで伸びのある走行感は今までと大違い。
前後履いての実走はこれからですがどれくらいの効果があるか楽しみです!
今回ハブの入荷もあり店頭、オンラインストア共に20h,24hで組んだリーズナブルなアルミホイールやスペシャルなカーボンホイールも用意しました!
幡ヶ谷店で在庫あるものはすぐにお渡し可能です。
この軽快な走り心地を体験してみて下さい!
ではー!