そーいえば今年は実写の「リトル・マーメイド」が公開されますね。
リトル・マーメイドは劇中の歌も好きな物が多いので今から楽しみです。まぁ原作通りじゃないと思いますが。(ジャスミンもいきなり歌い出しますからね)
中でもアースラの吹き替えは是非、森久美子さんに続投してほしい。「哀れな人々」は見どころの一つだと思うので楽しみです。
バイクチェックな訳ですがリトル・マーメイドの話したのも1台目がこのバイクだからって種明かしをしてスタートです。
(決して入りに悩んだ訳ではありません)
*RIVENDELL* atlantis (53)
こちらも昨年の秋頃に組ませて頂いたatlantis。再入荷した訳ではないのでご勘弁を。
オーナーさんこのatlantisのちょい前にご機嫌なLightningを組ませて貰ったばっかりだったんですが当時極少入荷の際の抽選に見事当選されてハイペースの増車となりました。
Lightningのバイクチェックの時にも書きましたがやはり彼が乗っているって事が数あるRIVENDELLのモデルの中でも選ばれた理由の一つの様です。
今回のビルドにあたって参考にした車体がスケーターのオーナーさんらしくて流石でした。
二人で写真を覗いてあーじゃないこーじゃないするの楽しかったです。
ハンドルは *RIVENDELL* tosco barの600mm。上がりすぎてなくて程良くフレアされた握りはまさしく“調度良い”。
Lightningが割と前傾姿勢のポジションで仕込んだので逆の性格になる様に意識して。オールラウンダーのatlantisなのでまずはこんな感じで乗り始めて貰って乗り方や使い方でフィットさせて行って貰えたらいい感じ。(実は既にドロップ化のご相談を受けてたり、、、)
ブレーキ関係はバッチリPAULで纏めて頂きました。昨今のディスクブレーキと比べるとどうしても制動力が劣るカンチブレーキですがPAUL製品ならば心配も緩和されます。
(あくまでカンチブレーキの中だったらって話ですよ)
そんな事はさておいてもまずカッコいいので良しとします。そもそもスピード出して競う様なバイクじゃないですし。アンレーサー。ちゃんと止まればいいわけです。
レバーとブレーキに目が行きがちですがケーブルハンガーにもご注目。*PAUL* funky monkeyを投入。
削り出しでハンガーを作るなんて改めてPAULのヤバさに気付かされましたね。タダでさえRIVENDELLのヘッドチューブ好きですがこんなんされたら増し増し状態。
因みにハンガーの剛性が高いとカンチブレーキの効きアップに繋がるので決して見た目だけのパーツでは無いんですね。
太タイヤにカンチブレーキのバイクはこの辺をこだわるのも良いんじゃないですかね?
件のタイヤですが *SIM WORKS* super yummy tireを。リニューアルして軽量化したのは少し前でしたね。いい感じ。
細かいパターンはオンロードでも意外に転がってくれますし、砂利の上ではしっかりグリップしてくれるのでオンオフで高いパフォーマンスしてくれますね。
かくいうオーナー様も多摩川を走る事が多いので楽しめるタイヤをってチョイスが素敵。
あの道にはこのタイヤが調子良さそうだなーとか、くっそ!あのタイヤで来れば良かったよ!とか思い始めたら、おめでとうございます。もう中毒です。(良い意味で)
自転車を楽しむ為のツールって考えると、この辺を気にし始めると面白いですよね。勿論、通勤車だからとにかく頑丈なの!って選択も大有り。
ぜひ皆さんも次回タイヤ交換時にそんな事考えてみると新たな楽しみ発見しちゃうかも。よく分かんなければスタッフに聞いてみてください。
前回のバイクがフロントシングルだったので今回はダブルに。より軽いギアが用意されているので未だ見ぬロングツーリングに思いを馳せても大丈夫。
とはいえそんな機会は中々ないと思うので近場での荷物を積んでのキャンプなどでインナーギアが役立ってくれたら幸いです。
末長い相棒になる事間違い無いのでBBはPHILWOODで抜かりなく。
正直お値段は張りますが今後一生そのバイクと添い遂げるってなったら決して高い物では無いかもしれませんね。愛車に捧げる婚約指輪みたいなもんです。違うか!
冗談はさておいて良い状態を長く維持出来るってのは自転車のパーツにおいてとっても重要で、速さを競う為のバイクならそこを犠牲にして軽く作ったりもするんですが僕らでご用意させて貰うバイクは日常の生活の一部になったり、ちょっと生活が便利になる様なバイクをご用意させて貰う事が多いので、乗れば乗るほど酷使される訳ですからPHILWOODの様なパーツは理に適ってると思うんですよね。
未来の自分の為に先行投資も悪くなかったり。なんてね。お財布と相談で。
何だか久しぶりのリアラックな気がして新鮮なのはRIVENDELLデザインの*NITTO* rivendell big back rack 33R。やっぱり良いですね。
何載せるんですか?って聞いたら「何も予定ありません(笑)」って答えてくれたのが最高でした。
確かにこのバイクはリアに何もなかったら何だか寂しい気がしますよね。佇まいがこっちの方が良いです。
いつかはバッグサポーターとして使ってもいいし、パニアバッグを引っ掛けて良し。備えあればほにゃららです。【遊び】が上手な方ですから余白があるの素敵ですね。
Lightningとは違った乗り味のバイクですからリャンメンで楽しんで頂ける様なイメージで組み立てさせて貰いました。
お洋服屋さんで働いてらっしゃって、公私共にお世話になってるのですがお店にお邪魔してもカスタムの相談してくださる位に楽しんで貰ってる様で一安心。笑
いつも自転車と関係無い話でも盛り上がったりするのでパイセンではありますが、失礼承知でなんだか仲の良い友達に組み上げてる様な楽しい一台でした!
Iさん、今年は絶対にライド行きましょー!今後ともよろしくお願いしますー!
こちらは幡ヶ谷店展示車両として用意しました。2023デジタルの初店頭展示車。
CRUSTの中でも人気の高い優等生であるbombora。その理由は他モデルと比べ割とどんなスタイルにもハマってくれるからかなって思います。
ドロップハンドルでグラベルロードとしても良いですし、タイヤクリアランスと豊富なダボ穴を利用してツーリングバイクとして良し。
今回はフラットバーで日常寄り添い系+休日のミニ冒険バイクを意識して組んでみました。
因みに今回用意したのは最小サイズであるXSサイズ。CRUSTのラインナップの中でも比較的小柄な方も乗れる様なサイズ感です。
あえて他ブランドで似た様なジャンルのバイクを引き合いに出すとSURLYのSTRAGGLERでいうと46サイズに近い印象です。(細かな数字は勿論違うんで大雑把で捉えてくださいね)
160~165㎝位の方に丁度良さそうです。
エブリデイバイクってなるとどうしてもバスケットになりがちですが、最近は気分なのでフロントバッグスタイルで。
オンラインストアで気付いてた方も多いんじゃないですかね?*ULTRA ROMANCE* fabio’s chestのワックスコーデュラのネイビーがしれっと入荷してます。汗。
(chestだけじゃなくて、fannyとabsも併せて入荷してるのでチェックしてくださいね)
実はこのバッグを付けたくてこのバイク組みました。(こちらはSサイズ)
言わずと知れた大容量のハンドルバッグのfabio’s chestはツーリングバッグとして作られていますが、ボコボコと荷物が入れられるので普段のお買い物にも使えるバスケット感覚的バッグ(なんじゃそりゃ)
だと思ってます。
Sサイズでもこんだけ拡張します。大概の荷物は入っちゃいますね。
そしてここからデジタル的重要なのは「毎日使う事でアタリが出る」って事ですね。
ワックス加工されたコーデュラナイロンは耐水/耐久性もあり使い込んで行くと風合いが出て新品よりカッコよくなっていくって所が高ポイント。バスケットだとこうはいきませんからね。ボコボコになっていくのは風合いでは無いですからね。(勿論バスケットが似合うバイクも沢山あるのでバスケットバイクを否定してる訳ではありません)
古着のバブアーがカッコよく見えるのと一緒ですね。(あっちはコットンですけど)
あとネイビーってのが最高。欲しい。
初期はSWIFT製だったこのバッグも今はロンさんの本拠地であるコネチカットの工場で作られています。決してお手頃では無いですけどUSメイドって聞くと高くも感じないので不思議。
今回は*SIM WORKS* obento rackをバッグサポーターとして仕込んでみました。
ハンドルは気になってた*VELO ORANGE* seine bar。オフロード用として作られたらしいハンドルですが日常使いにも調子の良さそうなハンドルスペックだったので採用。
強いていうと長すぎるのでカットしてます。
平日の通勤と休日の冒険の差を埋めてくれる様なハンドルって良いですよね。
bomboraっていえば僕はロゴが印象的なのでロゴカラーに合わせたグリップは*ESI* racers edge grip。最近じゃコットンテープの下地に使われる事の多いグリップですが、勿論そのままで使えます。
シリコン製なのでラバーと比べてベタベタなりにくくサラッとしてます。シンプルな見た目は滑りやすそうなんて思われますがグリップ感も良くクッション製にも優れてます。後、安い。
実は豊富なカラー展開なので試して貰いたいですね。
改めて見るとやっぱりパターンがカッコいいこのタイヤは*ULTRADYNAMICO* cava race tire。
こちらのCAVAは細かいダイヤモンド状のパターンが敷き詰められていて細かな砂利道を想定していますがオンロードでも転がりの軽さを発揮してくれます。
キャッチーなグレーのタイヤは見た目だけでは無く乗り心地の良さも追求されています。安いカラータイヤって乗り心地が最悪なんですけどダイナミコのタイヤはそれが無いのでリピーターが多いのも納得。
スキンサイドのゼロサイドウォールプロテクション(笑)も乗り心地の良さに繋がっていますね。
実は本家サイトの説明文には「頻繁にパンクするアグレッシブなライダーは、これらを購入しないでください。当社のロブストについて考えてみましょう。」って親切に書かれています。
取り扱いし始めて結構な数取り付けて来ましたが日常+αならパンクに関してもそこまで心配いらないので彼らの言う最高の乗り心地を是非味わって欲しいです。(ワインの名前つける位なので)
より堅牢な作りのRobustoとご自身の使い方に合わせて選んでみてください。
気が付くと *MKS* XC-III bear trap pedalもカラーバリエーションが豊富になりました。
今回はホワイトをチョイス。意外と馴染んでる気がしてるんですがどうです?
個人的にはこんな感じが今の気分ですね。
ちょっと慣れてきたり、オフロードにハマちゃったらドロップハンドルに換装しちゃうのもいいですね。bomboraが改めて良いバイクだなーって思いました。
こちらは幡ヶ谷店で試乗も出来るのでサイズ感などの参考にしてくださいね。
それでは今日はこの辺でお暇しますねー。
次回もぜってー見てくれよな!(野沢雅子風)