気張って依頼した「BIKE.PLAY.FUN.」の持ち帰ったステッカーの重みが凄い…。

100人来てくれたらどうしようとかマジで思ってたあんときの自分を叱りたいです。

今回は反省と勉強を沢山得たバイクロアでした。

冒頭にこんな事言ってますけど、決してネガティブじゃないです。

タイトル通りやってみないと分からない自分にとっては色んな気づきがありました。

ちょっとした反省会ブログになる予感…。お付き合い頂けたら幸いです。

「BIKE.PLAY.FUN.」

これは自転車で遊べる小さなアトラクションで、色んなチャレンジに成功したら景品を差し上げる出店を想像していました。

用意したのはジャンプ台と一本橋とスタンディング(自転車に乗ってペダルに足を乗せたまま静止する事)用の土俵。

ヨーヨーすくい感覚でご来場の方がたくさん出てくれたら良いなと淡い期待を胸に準備をしていました。

開場し、毎度ありがたい事にブルーラグの出店ブースは大盛況。

常連さんもお初の方もいつも楽しみに来てくれて、これを見れるだけでも出店してる甲斐があります。

でも今日はそのままこっちにも興味を持ってくれ!!と思いながら、あっという間に一日が終わりました…。

奥まった位置にブースがあったから…なんて言いません。初日は二人のチャレンジャーが遊びに来てくれました。

(しかも早々に全クリされてしまったり…。)

やばい、全然お客さんに響いてない。どうしよう。と参加賞で作った残り198枚あるステッカーを手に震えて眠りました。

翌日、やるアトラクションを一つにしようかとか考えていましたが、先ずスタッフの自分達が遊ぶ事にしました。

自分達が楽しくないとお客さんも興味が出ないんじゃないかなって思って。

勉強代の1,000円をビッグボーイの貯金箱にねじ込んで、試乗車や自分のバイクを持ち寄って、

HUBの長岡さんやセント君、新しく仲間になったヤングボーイタクマも一緒になってゲラゲラ笑いながら楽しんでいました。

そのうちタクマの友達がやってきて一緒になって遊んで、

景品欲しかったらここにお金入れてー!!って言ったらいっちょやってみようってなって、

それを商品を買いに来たお客さん達が沢山ギャラリーで観てくれて、

じゃあ俺も出てみようかなってその中の人が自転車を持ってきてチャレンジしてくれて。

そうだよ、俺が求めてたのはこういう流れだったんだよ!!って心の中でガッツポーズ。

妹の為に景品をと頑張ってくれたアニキ、お子さんと奥さんに見守られながら奮闘するお父さん、

アタシもやってみたいって来た小学生。それにつられて一緒に遊ぶキッズ。

改造ママチャリの超絶技巧の人、友達同士で競い合う若者、後輩にちょっかい出す先輩。

なんだかんだで20人ぐらいが楽しんでくれたこの回は、結果的には成功だったかな??と今振り返ってそう思います。

それと、無造作にセクションを置いておいた事で、自然と子供も大人も適当にチャレンジしていたのが良かった。

そうそう、こういうの置いてあったらなんかやってみたくなるよね。

景品とかお金とか集客とかは置いといて、自分がこれをやりたかった本質がここで観れました。

自転車で遊ぶ小さな事で、上手くなったり挑戦したりスリルを味わったり、痛かったり嬉しかったり。

走るのとは違う自転車の遊び方の入り口にならないかなという気持ちで始めたコレ。

残り180枚あるステッカーと、夜なべして作ったジャンプ台が無駄にならないように、またどこかで絶対やらせてください。

そして「ONE SHOT RACE」。

今回まさかの総勢40人弱。当日エントリーも早々に埋まってしまったらしく、出たかったー!って声を掛けてくれる人も少なくなかった。

(備忘録書いたのに全員集合の写真をまたまんまと忘れた…。)

毎度説明するけど一周だけを全力投球で挑んでもらう超単純なレースです。速いライダーもそうじゃない人にとっても予期せぬドラマがある気がする。ってのが主催の自分が思う醍醐味です。

前回キッズの参加者もいたからか、今回は年齢層低めライダーも多かった!!急遽子供だけのヒートも作ることに。

このレース、実は招集してから各レースの出走者を分けています。

出走人数、何回レースを出来るかとか、今まではその場のフリースタイルで編成していたのですが、

今回はロングコースかつ出走人数も多く、それを30分の中でやらなきゃっていうのでだいぶテンパってました。

出てくれたライダー達を待たせて不安にさせたり、ロングコースをめっちゃ走らせて疲れさせたと思います。

(特にキッズ達ごめんよ!!みんな無事帰ってきてナイスファイトだった!!おじさんが100%悪い!!)

予期出来た事に対して準備不足だったなという後悔と、盛り上げる為のテンションがプレッシャーに負けて上げれ無かったと反省。

(ロングコース故に写真も中々撮れず…。)

でも、これも勉強と思って次の糧になりました。盛り上がる為の要素がいくつか明確に見えた。

出てくれた方々も常連のお客さんやBMXライダー、地元のママチャリのあんちゃん、トラクロのライダーもCXレーサーもキックボード(!!)に乗った古い先輩などなど、

こういったライダーが一同に集まってスタートする様はやっぱ良いです。これで良い。

だから、次の秋ヶ瀬はこの反省を生かしてもっともっと盛り上げるので、応援と出場をお願いします。

というか、もはや自分も出てみたい。そうして気付けることもたくさんありそうだなと思いました。

レース終了後、物販のブースであるお客さんに声を掛けて貰いました。

「ワンショットレース出たけど楽しかったです。」と。

場を上手く回せてなかったなという不甲斐なさがあって、アタフタ答えていた覚えがあります。

でもそう言って貰えたのはとても嬉しかった。

これからもこのレースは盛り上げていきたいし始めちゃったものはどうにか続けていきたい。

その為に失敗する事も沢山あって、めげたり壁にぶち当たる事も当然あって、それが個人的に今回でした。

それでも楽しんでくれた人がいてくれたのが救いで、

こうやって楽しんでくれた人たちをもっと楽しませたいと思うと、怖がらずもっとやっていかなければという気になりました。

色んなことを思いついて、それをやってみて楽しくて、時々上手く出来なくて、それでもやって行くその先は分からないけど、

進まないよりは進みたい。やれる事はまだまだ沢山あるぞ。

今年の白州から始って、大阪を経て、今回の秋ヶ瀬で気持ち新たになれた。そんな12月。

来年はもっと楽しくさせます。自分が一番楽しくやりながら。

それでは。