涼しくなったと思ったら、いきなり寒いっすね。
もう冬なんてすぐそばっすね。
三年ぶりにワールドバザールにクリスマスツリーも飾られるみたいで今から楽しみっす。うすうす。
何だか最近は店頭用に組んだバイクの事ばっかりで、お客様に組んだバイクの紹介が全く出来てなかったので今回はそんな感じで。
*SINGULAR CYCLES* peregrine (S)
今年から取り扱いを始めた*SINGULAR CYCLES*。入荷早々にデモ車を組んでから何だかデジタル的にも放っておけないブランドだったりします。
パートナーさんがニューバイクを手に入れた事でご自身も気になり始めた女性オーナーさんの為に組ませて頂いた1台。
フレームのコンセプトでもある伝統的なスタイル(ラグを使ったり)を気に入ってくれたオーナーさん。これは腕が鳴ります。
ヘッドの塗分けや、ヘッドバッジなんかは所有欲そそられます。
最小サイズのSサイズでも跨ぎの大きいのがこのフレームの特徴。フレンチスタイルって言うランドナーが背景にあるフレームの特徴ですね。そのお陰でフレームが綺麗に見えますね。
正直ちょっとオーナー様には大きそうだったんですけど、折角一目惚れしてくれたフレーム。少しでも乗り易くならないかと。
少しでも跨ぎを下げる為に26インチにインチダウンしました。(本来は27.5インチと700cのコンパチブルフレーム)
大体こうゆう事するとBBの位置が低くなるのでペダルが地面にぶつかり易くなるんですが、SINGULARの特徴でもある「エキセントリックBBシェル」のお陰で解消。
シングルスピードで組む時等に配慮されたこの仕組みがまさかの使い方が出来てナイスです。
納車時も安心して乗って貰えるのをご本人に確認して頂けて一安心。
ゆったりした姿勢で乗れる様に*NITTO* rivendell b357 choco barを。このハンドルですが僕もお気に入り。
握りのライズが抑えられてるので小柄な方にも気持ちよく使ってもらえます。
(上がりすぎると二の腕疲れるんですよね)
渋くて上手だなーって思ったサドルは*GILLES BERTHOUD* aspin open leather saddleのコルクパターン。それに合わせて *RIVENDELL* Miesha’s Portuguese Tree Cork Gripsをニス塗り。
この辺の合わせ方のお見事さに脱帽。良い意味で「崩し」が上手で勉強になります。(偉そうですみません)
バスケットとフルフェンダーでエブリデイ仕様に。普段のコンビニ行くにも、休日にお気に入りの服屋さん行くにも、はたまたピクニックにも。
ふらふらっとこのバイクに乗る時間が生活の中で多くなってくれたら嬉しいなー。
そんな気持ちでフェンダーを取り付けてます。(ちょっと良く言い過ぎました)
自分の生活を思い返して必要な物、そうじゃないものを選んで行くのがフレームから組む醍醐味だったりしますよね。
実は納車後も乗って下さってる姿をよくお見掛けするんですが、日常に寄り沿ったバイクをご用意出来て一安心。
気に入ったフレームをご自身に調子良く組んだバイクって何だか組み手からしても嬉しんですよね。
これからも沢山乗って下さいね。
ところでperegrineって改めて良いフレームだなーて感じたので、気になった方は是非お問合せ下さいね。
もう一つのsingular blueもカラーがナイスなんでそっちでも組ませて頂きたいなー。
*ALL-CITY* space horse disc (55)
マジで良カラーだよね!って話題になった今回のspace horse disc。今回のオーナー様もこのカラーにビビビっときてご指名で。
スペースホースはロードバイクとツーリングバイクのMIX具合がホント好きで流石オールシティだなって感じられるので派手さこそ無いですが名作フレームだと思ってます。
いつか使うだろうからと購入して暖めていたCHRISKINGのいつかのリミテッドカラー「マッドバーボン」。フレームのカラーと相性が良すぎて拍手。
もう、この辺のパーツは自分への投資ですね。大義名分が出来ました。
ヘッドパーツから続く *PAUL* boxcar stemも見応えタップリなハンドル周り。100mmのラインナップが出てからこういったロード系のバイクにも出番が増えてきました。
削り出しならではの妖艶さは他アルミステムでは中々出せたもんじゃないのでスペシャル感。見た目以上に軽いのも◎。
僕のブログではちょいちょい触れてると思うんですが、こういったフレームの小物をオリジナルで作ってくるからオールシティって良いですよね。
特にフォークエンド好き。
*CAMP AND GO SLOW* western rattler bar tapeもこのバイクにピッタシ。
納車時には無かったですがその後 *SWIFT INDUSTRIES* camp and go slow zeitgeist packを合わせて下さった様で満点です。
*WHISKY* No.7 12F aluminum drop handlebarは460幅までラインナップがあるので大振りなハンドルバッグとの相性も良いですね。
シルバーのパーツをメインで組み立てましょーってお話をしてたらタイミング良く発表されたGRXリミテッド。
有難い事に僕らも取り扱いさせて頂ける事になったので折角ならと選んで頂きました。
特にクランクは現代のスペックで貴重なシルバーは機能性とルックスの両立が出来てお得感あります。
因みにリアエンドも好きでした。
フレームに合わせてブラウンのパーツが多かったので差し色的にオススメさせて頂いた*PANARACER* gravel kingのリミテッドカラー”アストラルブルー”。
もう1色の”ジンジャー”とも悩みましたがオーナー様と協議の結果こちらに軍配。カラータイヤって見た目も華やかになるし組み立ての幅も広がって最近気になる存在。
(因みに”アストラルブルー”はパナレーサーさんの作業着の色からインスパイアされたりされなかったりだそうです)
ちらっと写ってるPACENTIのリムですが、久しぶりに再入荷してるのでお待ちだった方は是非是非。
ラック等は一先ず取り付けせずに、スペースホースの走りの軽快さを楽しんで貰ってゆくゆくはフロントパニアスタイルなんてのも良いですね。
何だったらフルフェンダーまで取り付けして、、、
何て自分のバイクでも無いのに妄想が広がる素敵バイクを担当させて貰いました。
ブルべにもチャレンジしてみようかな?とお話して下さったので是非応援させて頂ければと思ってます。
まだまだ紹介したいバイクが沢山あるんですけど本日はここまで~。
こっから年末まであっという間に過ぎてしまいそうなんですが皆さんも体調管理に気を付けてくださいねー。