こんにちは。Blue Lugグローバル担当のカーネルです。
まさかの2回目の登場デス。今回のブログは個人的な趣味要素が多いのと、自転車が関係あるようでないような長いブログになります。
「Skate」「Rivendell」「San Francisco」この三つのワードを見てニンマリした方は楽しんでいただけると思います。
約一年前、僕はステムの“ス”の字もわからぬまま自転車のお仕事に携わることになったのですが、なかなか自分のポテンシャルに合った自転車の楽しみ方を発見できず、僕にとって自転車はただの移動手段でしかなかった。
「ライド」という言葉を聞くと、当時の僕の脳内で再生されるのは、ピタピタジャージでビュンビュンと街中を駆け抜けていくイメージでした。
なかなか参考にできる人たちも見つからず、悶々とする日々が続きますが、ある時僕にとって馴染み深い世界で、いい感じに自転車を楽しむキーパーソンを何人か発見します。
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Bram De Martelaere
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Ryan Barlow a.k.a. Lowbar
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そしてBen Gore。
USのスケートシーンが好きで追っかけてる人なら、名前を聞いたらすぐにピンとくるはず。
この辺の人たちは、松本さんの過去のブログや例の動画でも深掘りしているので、ここでは細かくは書きませんが、強いていうならここんとこのLowbarの動きが気になりますね。
彼はもともとSFを拠点に、スケートをしながらSF Bike Traderという名前でカスタムビンテージバイクを売っていましたが、その会社は友人に任せ、本人は今Floridaに拠点を移し”After Noon Roasting“というコーヒーカンパニーを立ち上げた模様。
スケートの方は長いこと乗っていたMagentaを降り、新しく立ち上がったデッキカンパニーのSprinkles SFに移籍。
…なかなかオタッキー内容になってきたので、話を戻します。
上記の3人はRiv乗りで、RivendellのスタッフWill Keatingとも仲良しで、Rivのインスタにも度々登場します。
普段通りの格好で、バスケットに入るだけの荷物をグシャっと入れ、仲間たちとテキトーに流して、ちょっとそこらでダベる彼らの姿が何だか良く分からないけど、たまらなくカッコいいんです。
Photo by Bram
Photo by Bram
Photo by Will (Riv bikes)
「あ、こんな感じでいいんだ。」
ここら辺から僕のRivendell愛がどんどん強くなっていき、“ライド”だからといって構える必要は全くなくて、「好きなように乗って好きなところ行けばいいじゃん」というマインドが生まれはじめます。
そもそも自転車ってこの世で一番自由な乗り物じゃないっすか。
時は過ぎ、僕が念願のClem Smith Jr.を組んだ直後くらいに“こんなモノ”がInstaのタイムラインに出てきます。
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「な ん だ こ れ。」
最高としか言いようがないでしょこんなん。
Ben Goreのスケートが好きな人はこれをみてこう思ったはず。
「またバイク飛んでるよ。」
そうなんすよ。Ben Goreって二輪車の上飛びがちなんすよね。
Static IV – 1:37のラインの最後
“Just Cruise” – 開始43秒のラインの最初
Brightest Momentsに関してはフッテージの8割くらいが二輪車越え系。
そんなBenが、自身のClem Lをキックフリップしてる表紙のMagazineが突如として現れたもんだからもう大変。
しかも表紙の写真のフォトグラファーはBram。アツい of アツい。
初めは新たなスケートマガジンが出たのかと思いましたが、どうやら違うみたいで、
“Calling In Sick”
(コーリング・イン・シック)
という
“Extreme Alternative Cycling Magazine”
(エキストリーム・オルタナティブ・サイクル・マガジン)
なんだそうです。(なんだそれ)
調べていくと、どうやらパブリッシャーは Adamという名前で、RivendellのWillの友人だと言うことが発覚しました。
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こちらがAdam。(Sci-Fi Fantasyのフーディいいなあ)
彼自身もスケーターであり、Riv乗りということでWillを通じてBenやBramと仲良くなったんだと思います。
いろいろな事が分かってくるうちに、このマガジンをBlue Lugで扱いたい!と思い始めウズウズしていたら、いつの間にかBlue Lugに届いていました。Clem L特集のIssue 5。
我らが幡ヶ谷店ストアマネージャー、チューヤンさんがもう既にRivendellのWill経由でAdamにコンタクトしてくれていたみたいです。(さすがです。)
SFローカルのリアルなClem Lと彼らののんびりとしたライドの様子を見れたり読めたりできるのは最高でしかなかった。
こういうのを待っていた。本当に。
Calling In Sickと出会って「ライド」という言葉に対する考えが一気に変わりました。
速くなくていい。いつも着てる服でいい。長距離でも短距離でもなんでもいい。文字通り乗れ(rideすれ)ばいい。
んで、疲れたらちょっとそこらに座って仲間とくっちゃべって、また走り出してもいいし、疲れたらそのまま帰ればいい。
そのくらいの頑張らないライドが僕は好きです。
Photos by me
さて、ここからが本題。
皆さん、お待たせいたしました。
今回の表紙はなんとあのFrank Gerwer。 SFスケートシーンのレジェンドです。写真を撮ったのはもちろんBram氏。
語り出すとマジで長くなりすぎるので、とりあえずこの人がどんな人かわかる動画貼っておきますね。
最後らへんのスイッチhill bombハンパないって。
それだけではありませんよ。
今回はハットとステッカーも送ってもらいました。
ハットのボディはスケートブランドも御用達のCobra。サイズはS/Mと L/XLがありますのでご安心を。
ハットといえばこの人ですよね。
皆さんもご存知だと思いますが、トクイさんはBlue Lugホームページを管理してくれているスタッフの一人。
縁の下の力持ちってやつです。
早速組み立てホヤホヤのCrust Bikes Dreamerに貼ってくれました。
ステッカーは二枚セットになります。
自転車やらデッキやらに貼ってください。きっとAdam喜ぶと思います。
マガジンやグッズも最高ですけど、Calling In Sickのインスタの是非フォローしてあげて下さい。
アダムと彼の仲間が日々行っているライドの動画や素敵な写真もたくさん見れます。
ライドに行く前は必ず彼らの動画を見て気分をあげています。スケートセッションに行く前に観るスケートビデオのように。
マガジン、ハット、ステッカー。全て店頭でもオンラインでもお買い求めいただけますのでよろしければ。
あと、最後におまけというか何というか。
今回のハットとステッカーの荷物に入っていた謎のリフレクター。
「これ何?」と聞いたところ、
「友達がコレ引き裂いて作ってくれたからあげるよ。」
とのことです。(大胆すぎ)
引き裂きリフレクターはしっかり3店舗分送ってくれていて、それぞれのお店のどこかに飾ってあると思うので探してみて下さいね。
では。
カーネル