最近気になる自転車のカテゴリー?ジャンル?の話。

「ランドナー」

フランス発祥のツーリングバイク。フランス語の「ランドネ」(小旅行)に由来する。(wiki)

伝統的な泥よけやランドナーバッグと呼ばれるフロントバッグがついたバイクですね。
(この辺多分細かい相違点、見解あると思いますが分かりやすく)

とはいえ僕はいろんなバイク所有してますし、その時の気分で変わる気分屋なので、今気になるのがそれってだけかも知れません。

2年前の谷さんのブログから引用させて貰うと、

僕はいろんな車種のバイクが好きな浮気者だし、”生粋のランドナー好き”なんて言うのはランドナーを愛好する人たちに遠く及ばないので嫌ですが、伝統的なランドナーではなくそのランドナーを種にアップデートしたバイクが、東京で走るエブリデーバイクとして、東京から抜け出せる距離の郊外に持ち出すバイクとして、そして単純にバイクの美観ルックスとして一番好きで、信じています。

まさに僕は今こんな気分な訳です。
(このブログめっちゃ好きなんで年に数回読み返します。マジで)

で、ここで重要なのは「伝統的なランドナーではなくそのランドナーを種にアップデートしたバイク」ってのがミソ。

僕の永遠の憧れでもある、SFの名店BOX DOG BIKESのオリジナルフレームのペリカン。

コンノさんが乗るOCEAN AIR CYCLESのramblerなんかが、それの類だと思ってます。
(何年前の写真よ)

これらのアップデートされて出てきたバイクを社内数名では「ネオランドナー」って呼んだりしています。

CRUSTのromanceurや、

VELO ORANGEのpolyvalent、

SINGULARのperegrine辺りがそうかな。
たまたまディスクブレーキのバイクが並んでますが、「ネオ」って言葉にはタイヤクリアランスやディスクブレーキだったりいろんな要素が含まれています。(何でもかんでもってなると面白みというか、言葉として説得力薄れるんでどっかで線は引いてみたい気分)

小旅行に由来してはいますが、エブリデーバイクとしての選択肢としても大ありだと思います。先程の谷さんの文から拝借すると、“東京で走るエブリデーバイクとして、東京から抜け出せる距離の郊外に持ち出すバイク。”

日常とその一歩先を走るのに向いてると思います。
気楽に乗るドロップハンドルって言うと相反してる様に思いますが、これが中々使い勝手が良かったりします。

6年前のチュウヤンさんがSF出張の時に撮ってきてくれた1枚。
これがペリカンだったりするんですが、憧れのバイクに完璧ってくらいのスタイルで乗りこなすオーナー。

レースバイクではないので、深く前傾になり過ぎず、かといって上体が起き過ぎず。上手く説明できないもどかしさ!
それなりに早くも走れるし、ゆっくりでも良いんだよってバイク。伝わってるかな?

とにかくこのスタイルがカッコいい!真似したい!って訳で、僕も手持ちのバイクに手を加えたので今日はそんなお話。

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

僕のIFは「CLUB RACER」ってモデルでフェンダーやらラックやらがあれこれ出来るよってモデルです。
(詳しくは組み立てホヤホヤの僕のブログを見て頂くか、もっと詳しくは本家のページを)

組み立て時はフラットバーで組んでいたんですが、今一度愛を取り戻す為ドロップハンドル化。
(どちらかというと「ユリアよ永遠に」派ですが)

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

ドロップハンドル化に伴いOZETTAを復活。僕たちのお店でランドナーバッグと言えば、やっぱりSWIFTですね。
数年前にSWIFTメンバーが来日した時にカラーオーダーした物。(Qの時のアスカのプラグスーツを見てもらってオーダーしました。)
その時の谷さんのブログ。もう5年前なんですね。
オーダーしたのは良かったけど、自分的にしっくり似合うバイクが無かったので出番が少なかったんですが、この度落ち着きました。

バッグを支えるラックはNITTOのM-1。年末にHOMERを組んであげた代わりにナツミから強奪しました。

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

OZETTAの様な所謂「ランドナーバッグ」の必需品、「ディカラー」。
僕の拙い語彙力じゃ説明しきれないのでやっぱり谷さんのブログを読んでください。

とにかくこれのお陰でバッグがユサユサせずに済みます。
バッグに穴開けしたりと一手間掛かりますが、この手のバッグを使うなら是非。
玄人感出る感じも好きです。僕は。

肝心のハンドルは最近のオススメ*WHISKY* No.7 12F
貴重なシルバーのラインナップがあるっていうところでポイント高いし、ドロップハンドルのくせに本気過ぎないポジションのセッティングが出し易いし、僕みたいにフロントバッグを付けたバイクでも扱いやすいので、お客様のカスタムや店頭バイク組みの時は頼りっぱなし。
やり過ぎないフレアもクラブレーサーの様な車種とも相性良いと思います。

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

最近の通勤はもっぱらコレなんで、マップケースには地図ではなくグローブとスナップローリーを入れるのに使っています。
いつかは地図を使う用な旅もしてみたいもんです。

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

バーテープっていつも何巻こうか悩むんですけど今回は最近取り扱いを始めたニューフェイス*GREPP* gripper handlebar tapeにしました。
2020年スタートの新鋭ブランド。まさかのスウェーデン製。
環境にこだわったTENCEL™ Modalって素材はコットン製のテープより柔らかくて握りやすいです。
耐久性も高そうですし、退色もしずらそうなので長く使えるっていう安心感もありますね。
それでいてこの風合いなので色んなバイクに合せられそう。

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

気付いたら組み上げて約2年になるんで傷なんかも知らない内に付いてしまうもんですね。
まさかのロゴ欠けを発見しちゃったけど、新車には出せない味だと思って前向きに捉えます。

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

本所製のフルフェンダー。
僕はピカピカのフェンダーよりボコボコになってる位の方がカッコいいと思うタイプの人間なので、こちらも新車の時よりもお気に入り。

*INDEPENDENT FABRICATION* club racer (43)

と言う訳で僕の「ネオランドナー」カスタムのご紹介でした。

ちょっとでもこの手のバイクに興味が湧いてきたぞ!って方は、梅雨までにはもう少し時間がありますが是非フルフェンダーの事気にして欲しいですし、SWIFTの次回カラーオーダーが4月1日からですからPeregrine Randonneur Bagを気に掛けて頂ければと思います。

まぁ、ぶっちゃけ自転車なんて自分が好きなバイクを自分の好きな様に乗るのが、一番自由で一番楽しいと思うんで決して今回の紹介したスタイルが一番!って言いたい訳じゃないんであしからず。
何となくデジタルは最近そんな事考えてるんだなー位の誰得豆情報位で受け取って頂ければ〜。

僕も最近の話を誰かに聞いて貰いたかったんですよねー。あれ?ブログって本来そうゆうモノでしたっけ?
参考になるか分かりませんが、ご相談はお気軽にー。

それでは本日も最後まで長々お付き合いありがとうございましたー。