行ってきました。「庵野秀明展」
最初に嫁さん(安野モヨコさん)が描いた庵野秀明像からスタートするのが何だかとっても良かったです。
エヴァ好きは勿論、特撮(特にウルトラマン)好きの方是非。
(セーラーウラヌスとネプチューンの変身の絵コンテを担当してたの知りませんでした)
さて、今回もバイクチェックです。
本日は2台のご紹介。それではスタートです。
*ALL-CITY* super professional (46)
女性のオーナー様からオーダー頂いたスーパープロフェッショナル。
実はALLCITYは小柄な女性向けにサイズ展開してたりします。(中の人に女性がいたり、プロモーションで女性ライダーを採用したりと実は女性にも優しいブランド)今回は46でしたが、スープロは43が最小で展開有り(在庫状況は都度ご確認ください)
MASH STEELにお乗りのパートナーさんと一緒にパーツを決めて行く姿が印象的でした。
もう僕のブログじゃお馴染みですね。スープロのフォーククラウンは本当にイケてます。
手頃な値段で確かなクオリティで使う機会の多いベロオレンジのヘッドセットはデザインも控えめで◎。
輪行を駆使してキャンプライドにも出掛けちゃうオーナー様は既にパニアバッグをお持ちの様でしたのでラックは必須項目。
なるべくシンプルにって事で、TUBUSのローライダーラックにて。
天板は必要なく、パニアに収めるだけの荷物ってなるとこの見た目が一番すっきりすると思います。
何となく玄人感が出て僕は好きです。
ステム一体型ですっきりした見た目も手に入る903ハンドルは、程よい前傾姿勢がとれるので荷物を載せた状態でも抑えつける様にして安定したハンドリングが見込めます。体型に合わせてハンドル幅は程良くカット。
グリップのカラーチョイスがバイクのチャームポイントになってますね。素敵。
猫ちゃんを飼ってるのでって事で取り入れたチームドリームのトップキャップもいい感じ。こういった細かい所でバイクへの愛着度を増すのって良いですよね。
ぶっちゃけ機能的な要素は皆無なんだけど、とっても大事な所。
ベロシティのA23のポリッシュリムにベロオレンジのポリッシュのディスクハブにて。
サイドスキンにグレーのダイナミコはご指名で。パートナーさんからの教育(失礼)が行き届いてるので、こちらもびっくりな高偏差値。
因みにスープロは700Cと650Bのコンパチフレームですが、今回は足着きの良さを狙って650Bにて。
パートナーさんがシングルスピードなので合わせてシングルスピードにて。
エンド小物を交換する事でシングルにもギアードにも出来るこの機構は改めて良く出来てるなーって思います。
ゆくゆくのギアード化も見越してチェーンリングはAARNのナローワイドリングで。カモ柄のチョイスでスペシャル感出たのと、全体のカラーバランス不思議と整ったのは流石。
踏みやすいのと程良いグリップ感と食い付きでオススメしがちのXC-3はチタンカラーで。
荷物を積んだバイクで坂を登る時って、滑るとイライラするからこの位の食い付きが調子良いと思います。
勿論ピン付きの方がより良いですが、当たると痛いし靴も痛めやすいので普段使い考えると最適。
見た目も丸っこくて可愛いし。
シングルスピード。フラットバー。ローライダーラックでフロントパニア。
僕の考える理想系のコミューターバイクに仕上げさせて頂いて感無量。自走距離が伸びたらギア付けてあげれば良いし、梅雨時期にはフルフェンダーを取り付けるのも良さそうですねー。まだまだ伸び代が楽しみのバイクになりました。
女性のALLCITYユーザーが増えて嬉しい限り。沢山楽しんで頂けたら光栄です!
キャンプ話沢山聞かせてくださいねー。
*CRUST BIKES* lightning bolt break away (XS)
昔からお世話になってるお客様からのオーダー。この方は僕の事を相原君って呼ぶ数少ない人です。笑
実は気になってたから相原くんのバイクを試乗させてよーって軽い感じで話してたらいつの間にかお会計。ありがとう御座います。うすうす。
いつか使うだろうと眠らせておいたというSIMWORKS×GSCのワイドドロップにPAULのブレーキレバー。折角相原くんに組んで貰うんだったらと選んでくれたギザギザバーテープ。このハンドル周りに混ぜて頂いて光栄です。
KINGのヘッドセットに合わせて勝手にこちらもチームドリームのトップキャップに変えておきました。
怒られるかなーって思ったけど、最高じゃん!って言って貰えたから変えといて良かったです。
ここまで見て、違和感を感じた方は正解です。
片方しかブレーキ付いてないじゃん!てね。
安心してください。これリアはコースターブレーキで組んでます。(分かりづらいけどチェーンステーにバンド付いてる)
飛行機輪行を多くする方なんで小さくなるのが良いんだよねって事で実はこのフレームを気になさってたのが始まり。
コースターで組めば、リアブレーキケーブルの分割作業も無くなるのでよりブレークアウェイ(フレーム分割)が気軽になるって寸法。
先に思いつきたかった。。。
大体のパーツは元々乗ってたトラックバイクからの載せ替えにて。
昔はマウンテンバイクを楽しんでたオーナー様ならではのセドリックグラシア縛り。ニクいチョイスで悔しい。
キャリパーブレーキが無いと違和感のあるシートステー。
すっきりしますね。当たり前か。
クランクもありもので。
このゴチャゴチャしてる(失礼)感じもご本人のキャラクターに合ってて大変好みです。褒めてます。
こうゆうのって狙って出来る所じゃないから羨ましい。
ペダルは新調。
CRUST企画MKS製のGORDITO。
正直、初見でこのペダル見た時「デカすぎない?」て思ったけど全力で撤回します。
バイクに付けると妙な納まり感。踏んでみて感じる安心感。勿論似合うバイクとそうじゃないバイクがあると思いますが総じて良いペダルですね。
バイクの顔になるペダルって少ないと思うけどこのペダルは顔になる様な気がします。
変わった(褒めてます)バイクを組ませて貰って楽しかったです。
勿論万人受けする様な組み方では無いのであんまり参考にせずで。笑(10年来のお客様なのでご勘弁を)
ただ、こうゆうの面白く無い?って相談してもらえるのが楽しかったりなのでありがたい限り。
これからも宜しくお願いしますねー。北海道持って行ったら感想教えてくださいー。
今回も組むこっちが楽しませて貰った2台をご紹介しました。
どちらの方もバイクでやりたい事が明確で、ワクワクされてるのがこちらからも伺えて、何だかこっちまでワクワクするオーダーでした。
勿論、明確に使い方がイメージ出来てないって方もお気軽にご相談くださいねー。そういった方のほうが圧倒的に多いのでご心配なさらずで。
それでは今日はこの辺でー。
おまけ
最後のスリーショットが豪華すぎます。