こんばんは幡ヶ谷店よりコロさんです。
少し前ですが、お客さんでもあり友人の星さん宅に招かれてタコスパーティーをしました。
皆でタコスを作って食べてお喋りして、久々に楽しい時間を過ごし、早くも夏休み感を満喫。
個人情報なんで星さん宅の写真を載せられないんですが、ガレージに自転車、自転車、自転車。。。
一瞬自転車屋さんのお宅に遊びに来たのかな？と思ったぐらいです（笑）
料理好きは自転車好き、なんて定義が勝手に僕の中であるのですが、ここ最近お渡しした自転車を見るとまんざらでも無い様です。
*CRUST BIKES* evasion
こちらは飯田橋でル ジャングレ（Le Ginglet）という飲食店を営むオーナーさんからのご依頼頂きました。
気さくでお茶目な人柄のオーナーさんで、お酒も料理もすんごく美味しそう。今度是非お店にお邪魔してみたいです。
※写真はイメージです。
これからCHEVYという車ででVAN LIFEをしながらその土地土地の食材に触れながらお仕事に繋げていきたいとの事で（羨ましい）旅のお供の自転車としてevasionをお選び頂きました。
いや、自転車積んでVAN LIFEなんて、正に男の夢ですよね。
憧れの強さのあまり、僕の個人的な理想も交えつつ公私混同でお仕事させて頂きました。（ちょっとだけ本当です）
evasionはMTB並みの太いタイヤが履けて、荷物も沢山詰めるタフネスツーリングバイク。
オーナーさんと何度かヒアリングを重ねて纏まったのが、幅広のドロップハンドルと大判のWALDバスケットを組み合わせたスタイル。
ハンドルはコットンバーテープ+下ハンにはOURYグリップ+バーエンドシフターというウルトラロマンスさんよろしくな泥臭いアドベンチャー仕様に。
変速系はSHIMANOのXT。
ヘッドセットとハンドル、自転車の核となる駆動部分はWHITE INDUSTRIESで揃えました。
MTBコンポならではのメカメカしい雰囲気とWHITE INDのアメリカンラグジュアリーな要素、そしてCRUSTのラフさが絶妙に融合していて、実にevasionらしい組上がりに。
旅を重ねて乗り込んだ姿もまた楽しみな育てがいのあるバイク。
パイプを繋ぐ溶接の跡やブリッジに刻まれたロゴのマークも愛嬌があって、旅の道具としては勿論、普段の脚としても愛用したくなるバイクになったのではないでしょうか？
素敵な車と素敵な自転車で充実した旅を過ごして頂けたらと思います！
こちらも長野で飲食店を営むオーナーさんからオーダーを頂いた*CRUST BIKES* lightning bolt
カウンター席のみの日本料理のお店との事で、ちゃんと正装して少し特別な日とかに訪れてみたいです。
CRUSTの中でも細身でしなやかな乗り心地が特徴のこのモデル。
肩ひじ張る様なハイスペックなパーツ構成よりも、日常的に使いやすく、そして美しく魅せるシルェットを意識して組み上げました。
NITTOのマスタッシュハンドルに、DIA-COMPEのドロップレバーをインストールしたトラディショナルなランドナースタイル。
ハンドルポジションがきつくなり過ぎない様にコラムハイトは高めに、クロモリのスペーサーと真鍮のスペーサーを組み合わせて遊び心をプラス。
夜間に自動で点灯してくれるハブダイナモは、ドイツ製のSON。合わせて取り付けたのはアメリカ製のハンドメイドラック、PASS AND STOW。
PASS AND STOWのラックは配線をパイプに貫通する事のできるインターナル仕様なのでバイクのルックスを損なわずにライトを取り付けることが可能です。
ブレーキはアメリカの小さな工場でアルミを削り出して作られているPAUL製。
PAULのディスクブレーキは見た目の美しさだけでなく、抜群の制動力も魅力の一つ。
サドルにはNITTOとアメリカのOCEAN AIR CYCLEが共同開発したバッグサポーターと、とっさの駐輪に便利な片足のセンタースタンドも完備。
SURLYのスタンド用プレートが見事にシンデレラフィットしたので、フレームを傷つけずにスマートに装着できました。
字は体を表すじゃ無いけど、自転車は体を表すと言う言葉が良く似合う、オーナーさんらしいスタイリッシュなバイクに仕上がりました。
遠く長野の地でお乗りになられるとの事で、毎日の移動手段が少しだけ楽しい時間になってくれれば嬉しいです。
東京に来た際はまた足を運んでくださいねー！
こちらはご遠方よりご依頼頂いた*CRUST BIKES* the dreamer
このフレームは通常ラインナップのCRUSTのフレームとは違い、アメリカのフレームビルダーさんによる HAND MADE IN U.S.A
詳しくはこちらのページに掲載しています。
無塗装の状態で入荷するので、COOK PAINT WORKでお好きな色に塗装することが出来るこのフレーム。
この何とも言えない深みのある色はポルシェのアマゾネスグリーンという色を参考にしました。
くすんだゴールドのロゴペイントも相まって、良い意味でCRUSTらしからぬ上品な仕上がりが素晴らしいです。
何かとツッコミ処の多いバイクですが、特筆すべきはシフトレバーと、リアディレーラー。
SRAMの最上位グレード、XX1 EAGLE の無線電動コンポを取り付けました。
ケーブルレスなシンプルなシルエットや機能面など言いたい事は沢山ありますが、まずはオーナーさんのロマン溢れるパーツセレクトに拍手喝采です。
前輪はSONのハブダイナモとSINEWAVEのライトを組み合わせたハイブリッド仕様、後輪は高い耐久性と独特のラチェット音に定評があるCHRIS KINGのハブを用いています。
ブレーキ周りはPAULのKLAMPER、クランクはWHITE INDUSTREISのM30と非の打ち所がないパーツ内容となっていますが、フレームのペイントカラーとブラウン系のパーツの優しい色の組み合わせが、ギラギラ感の無い紳士な雰囲気に。
パーツが手に入りずらい昨今で、組み合がるまでにお時間を頂きましたが、オーナーさんが根気よくやり取りにお付き合い頂いたおかげで手前味噌ではありますが、自他ともに認める最高の自転車になったと思います!
ご遠方から本当にオーダーありがとうございました！
3台とも甲乙つけがたい、それぞれの個性が光るCRUST BIKESが組みあがりました。
ハイセンスなお客様ばかりで、こちらも学ぶことが多く日々楽しくお仕事させて頂いております。
自転車をご検討中の方は、店頭からでもメール等でのご依頼もお受けしておりますので、是非ご相談くださいね。
ハイセンスといえば、こちらのMVも某有名グルメマンガをオーマージュしていて中々のハイセンスです。
それではまたまた～。
