なだか今年の梅雨入りはなんとも微妙。
実際いつ梅雨はいつ入った?今梅雨なの?って感じ。

梅雨=雨
って自転車と相性の悪い季節、時期であることは間違いないのだけれど、避けては通れん。
そうなるともはや雨の日の自転車をいかに楽しむか、どう快適に過ごすか。
そんな風にしてやり過ごしてます。

思えばこれも約1年前の動画になるんですね。
演者の僕がめちゃくちゃ緊張しててちょっと恥ずかしいけど今一度参考にしてみて下さいね。

本日はバイクチェックを2台。
梅雨前に新車をわざわざ組み上げた2台+2人を紹介します。
(二人+2台の紹介です、めちゃくちゃ長くなってしまいました、でも見てください。)

今回紹介するその2人っていうのは最近ブルーラグに仲間入りした2人。
どっちとも女の子。
女の子の紹介は僕がするっきゃない。

「8:38」
来た。待ち合わせにちゃんと遅れてきた。
今日この日は女の子2人に朝付き合ってもらいデートしてもらった。

 

場所はブルーラグ幡ヶ谷のご近所、「dear all」というコーヒー屋さんで。

星さん。コーヒー淹れてくれた方。星さんも実はサーリーに乗ってくれていてお店の前には普段から乗ってくれているかっこいいクロスチェックが停まってます。
朝一のこの時間にはあいにく会えなかったけどいつもはもう一台カッコいいFW TRACKが停まってます。それはメイさんの。

2人映ってる左側。彼女が最近仲間入りを果たした一人
「なつみ」「なっちゃん」
なんて今の所呼ばれています。
この日は少し遅れてきました。

そんな彼女はちょっと前までお菓子屋さんで働いてて幡ヶ谷周辺の飲食店にちょっと顔が広い。

もちろんdear allのお二人とも前から知り合い。
仲良くおしゃべりしている二人を見てほんわかしてました。

まずはそんななっちゃんの新しい自転車を紹介。

SURLY cross check size:50

*SURLY* cross-check (50)

なんとなっちゃんの自転車はゼロから彼女の手ですべて組み上げられてます。
控えめに言って凄い。がんばった。なんども周りの先輩に怒号を飛ばされながらも食いしばって最後までやり遂げてました。

パーツの選定なんかもなっちゃんが使いたいパーツを出し惜しみなく。

*SURLY* cross-check (50)

*SURLY* cross-check (50)

*SURLY* cross-check (50)

*SURLY* cross-check (50)

初めての1台にしてはだいぶぶっ飛んだパーツ達。早熟の予感。

ヘッドセットは周りの先輩からの影響もあり、まず間違いのない*CHRIS KING* nothreadset 1 1/8 inchを。
常にメカニック作業をするわけではない彼女はフレームに対してデリケートな部分には確かなものをチョイス。

制動を司る部分にも惜しみなく、*PAUL* neo retro canti brakeで、しっかりした制動力と魅力的なブレーキタッチを。
そもそもそんなに良いパーツどこで覚えたの?いつ覚えたの?って感じでパーツを選んでいく彼女だけど毎晩バイクカタログとか見てお勉強していたんだそうな、熱心で感心です。

サドルは、*GILLES BERTHOUD* open aspin leather saddle、オープンサドルと言ってサドル中央に穴が開いているタイプです。
穴が開いていて受けれる恩恵としては、革のサドルって最初ものすごい硬いです、けど穴が開いてるおかげで最初から程よくしなってくれるのでふわふわした乗り心地を得られます。
GILLES BERTHOUD(ジルベルソー)のサドルってレールと革が全てトルクス(星型のボルト)のボルトで止められているしそこに使われているワッシャーも真鍮製で刻印が刻まれていて上品な佇まいが本当になんとも言えない。おまけにレールから分離するのがとっても簡単なので革のお手入れも超楽チン。
僕の激推しサドルでもあります。
そんな革サドルを雨の降ってる日はちゃんとカバーをかけていて自分の自転車をしっかり愛でている姿を見てるのでとっても安心。

どこからか見つけ出してきた*PHILWOOD* classic road hub rearを前後に。
ピンクを見るなり「可愛い」だなんて乙女だね☆
とんでもないハブを持ち出してきて驚いたけど本人ここが一番気に入ってる。そういうどうしても譲れないパーツを軸に考えていくのとっても大事です。

しかもね、彼女ホイールまでも自分で組み上げちゃうくらいなのです。
自転車のことなんて右も左も分からない状態だったのに毎晩、毎晩コツコツとホイール組の練習しててついにはばっちり一人でホイール組できるようになってしまった。
今ではオンラインストでいただいた商品の発送やら、ホイール組のお手伝いなんかしてもらってます、助かります。

*SURLY* cross-check (50)

*SURLY* cross-check (50)

*SURLY* cross-check (50)

ハンドルバーは*NITTO* LOSCO barで大きく手前に戻ってくる形状で、フロントラックをつけてバスケットオンスタイルのゆったり街乗り仕様に。
これで今までよりもいろんなところに行けて活動範囲が広がるね、楽しいね。

まず完成した時に目に飛び込んできたのは*PANARACER* gravel king SS、グラベルキングのリミテッドカラーで「パンジー」。
一見使い所の難しそうなカラーのタイヤだけど、いや超似合ってるじゃん。良いじゃん。自転車に付くと全然イメージ違う。
もうなっちゃんのバイクだって印象が脳内にこべりついたよ。

*SURLY* cross-check (50)

以上、1台目。
なっちゃんズバイクのご紹介でした。以後お見知り置きを〜〜

さて、2台目。ちょいちょい写り込んでる金髪少女。次の主役は彼女です。
デートのその日の朝は彼女だけ出社前だったので一足先にお店を後にしています。
そんな彼女、現在ブルーラグ内最年少記録保持者。アロちゃんって言います。

年齢聞いた時はびっくりしたけど僕が入社したのもその年齢だったわ。

SURLY pack rat size:42

*SURLY* pack rat (42)

こちらがアロちゃんのバイク。
見てわかるようにすでに結構乗り込んでるご様子で。それもそのはず毎日片道30~40分かけて通勤してるそうな。心なしか味出てるもんな。
ちなみに彼女のバイクの組み立ては僕が担当させていただきました。

*SURLY* pack rat (42)

*SURLY* pack rat (42)

*SURLY* pack rat (42)

*SURLY* pack rat (42)

フレームカラーはCOOK PAINT WORKSにてカスタムペイント。色決めるのに5日くらいかかりました。
ただの白じゃなくてほんのり緑が入っていてナイスカラーに仕上がって大変満足。

組み上げる時のパーツ選びに関してはほぼ任せてもらいました。
そんな中で設けたテーマとしては「なんにも考えずに。」で、とりあえず何の不便もなくして通勤して欲しかった。
なので、*SON NABENDYNAMO* SON delux+*SON NABENDYNAMO* Edelux IIの無敵の組み合わせ。
ダイナモハブ+ダイナモライトで後付けの充電式のライトいらずで夜道のことも考えずに済む。

すでに在庫は切らしてしまっていて申し訳ないのですが、フロントラックは*NITTO* rivendell 52F basket rackに、バスケットをオン。荷物があると聞いてたのでここはマストで。
僕の入れ知恵が過ぎてバスケットバッグは*REALM* wald 137 basket bagにしてもらって、荷物はここにガツガツ入れてもらうのが◎
このバッグは中にパッドが入っているので硬い荷物でも安心して入れらるしロールトップなので拡張性、防水性も◎

クランクにはもちろん巻き込み、防汚性を考慮してバッシュガードを装備。
もちろんこれをつければ完全に巻き込んだり、汚れなくなるってわけではないけどあるとないとでは大違い。

*SURLY* pack rat (42)

*SURLY* pack rat (42)

*SURLY* pack rat (42)

「ヘッドセットは赤がいい、深めの」そう仰るので、とあらばコレしか、*PHILWOOD* 1 1/8 headset。フレームカラーとの相性抜群でこういう感性をもっと吸収していきたい所存ですね。

ブレーキは*PAUL* neo retro canti brakeを前に、*PAUL* touring canti brakeを後ろに。
諸説ありますが後ろのブレーキが横に出ているものだと跨ぐ時に足に当たったりすることもあるので。

ハンドルは程よく前傾を残してスポーツバイクらしくスピード感を残したい、そういう要望だったので*NITTO* b812 handlebarにして戻り過ぎずを意識、ギアチェンジの要であるシフトレバーに関してはトラブルの少ない構造のダブルレバーをハンドル用のマウントを使ってサムシフターに。
ワイヤーの微調整なども基本的に必要ないのでこれで十分と今回は判断しました。

グリップにはOURYの別注色バージョンの*OURY* V2 gripのバーガンディーカラーでヘッドセット合わせ。

*SURLY* pack rat (42)

彼女はというと、サプさんのもとで目下フォトグラファー、として活躍中。Tシャツも作ってくれてます。
実はすでにオンラインストアに上がってる商品写真の中には彼女が撮影したものも混じってます。
こちらも以後お見知り置きを!!

こうして今年もブルーラグに新しい風を連れてきてくれる人たち。
僕だってまだまだ若い、あなたたちにも負けないくらいいつまでもフレッシュでいようと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうござます。
それでは今回は新しく仲間入りしてくれた2名の女性とそれぞれが乗るバイクのご紹介でした〜

では。

シャミセン