梅雨に入りましたね〜。今年は早く梅雨入りするなんて言われていて、蓋を開けてみたら例年より遅い?らしいです。(どっちやねん)

長雨は嫌ですが、明ければ夏が来ますからね。幾つになってもそわそわしますね。

夏といえば僕的には「時をかける少女」なんですが、そういば細田守監督の新作も楽しみですね。「サマーウォーズ」のオズっぽい仮想世界と現実の話が良さそう。

細田守監督って言えば東映時代の『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』がとても心に残ってる作品ですね。僕と同世代の人は頷いてくれる方多そう。

とにかく夏は映画館で涼みたいですね。

そんなこんなで本日はRIVENDELLを2台ご紹介。

ストックフレームが無くて気まずいんだけど、この一期一会。フレームとの奇跡のタイミングでのマッチング。ってのがRIVの醍醐味だったりするので、次回入荷時までの妄想の参考になればって言うのと、ナイスなバイクを組んでくださったオーナーさんへの感謝の意を込めてのご紹介。

それでは行ってみましょう。

*RIVENDELL* roadini (54)

*RIVENDELL* roadini (54)

RIVENDELLのラインナップ中ロードバイクニュアンスのroadini。とはいえタイヤクリアランスやフェンダーダボにリアラックのダボ。
良く聞く「ロードバイク」のそれとは違うのがチャームポイント。

*RIVENDELL* roadini (54)

装飾的なラグを省略する事で他モデルより少々お手頃なプライスだったりします。
とはいえ、フォークの肩やヘッドチューブでRIVって分かるのでROADINIでもご飯が進んだりします。

*RIVENDELL* roadini (54)

*RIVENDELL* roadini (54)

通勤やお休みの日の都内移動を主な目的としてのご依頼だったのでロードニュアンスを発揮出るようにラックやフェンダーは付けずに軽快な走りを目指してドロップハンドルにて。
最低限の荷物は持てる様にハンドルバーバッグを意識して、ワイドなハンドルにしてあります。

*RIVENDELL* roadini (54)

ちょっとマニアックなんですけどROADINIの推しポイントはダウンチューブシフターが取り付けれる所だと思ったりしてます。
これちょくちょくインスタとかで見る古めなRIVはこの仕様だったりするんですけど、現行で出来るのはroadiniだけ?だったりします。
だからなんだって感じですけど、ハンドル交換も楽になるし、シフターやらシフトワイヤーやらがハンドルから消えるのでハンドリングの軽さに繋がったりします。
操作は慣れが必要かもだけど、見た目もすっきりするし、何より雰囲気が良い。好き。

*RIVENDELL* roadini (54)

*RIVENDELL* roadini (54)

*RIVENDELL* roadini (54)

集合ステーフェチなんでやっぱりたまらんですね。
フレームのアートワークなんかも所有欲をくすぐります。

革サドルですが勿論BROOKSはおすすめなんですが、超オススメはジルベルソー(ジルベルトゥー)。
艶っぽいカットと言いますか、ちょっと上品な感じがするのでランドナーやスポルティーフ的なニュアンスのバイクには似合う気がします。(この辺の線引きは僕も正直詳しくないのでツッコミは無しで)

逆にエブリデイバイクや、オフロードのニュアンスがあるバイクなんかはBROOKSって感じかな。
今の気分なので半年後には真逆の事言ってるかもなんで、あてにしないで下さい。

*RIVENDELL* roadini (54)

RIVENDELLデザインのタイヤ、jack brown。33.3…っていうRIVENDELL全開のタイヤはクリアランス的にもこのROADINIとの相性は◎。
デジタル的には32c辺りが都内移動ならピッタリだと思っているので、SURLYやALLCITYなどRIV以外のバイクにも使って欲しいタイヤ。
市松模様(チェッカーフラッグ)柄なんて考え様にも考えられない最高なトレッドパターン。

*RIVENDELL* roadini (54)

*RIVENDELL* roadini (54)

*RIVENDELL* roadini (54)

何台かバイクを所有してらっしゃるオーナーさんでしたが、本腰を入れた通勤にもバイクは初だったので、充電のメンドくささから解放されるダイナモライトを採用して頂きました。

ダイナモハブとライトは安心と実績のSONで。
過去に何台もお取り付けして来て改めて思いますが、故障例がめちゃくちゃ少ないのと、万が一故障した時の対応の良さは流石はドイツの科学は世界一ィィィ。ですね。
安心してお勧めできますし、安心して使って頂けます。

ポリッシュのハブダイナモに合わせてリアハブはWHITEINDのT11を。
重量の軽さもですが、特筆する点はフリーボディの回転の軽さ。触る度に感じます。漕ぎ出しの軽さや掛かりは必ず実感できるハブです。
また、上品なノッチ音は疲れた帰りの通勤路でも一服の清涼剤となってくれるでしょう。

*RIVENDELL* roadini (54)

ここでちょっと宣伝を。

鈍く光る真鍮製のバルブキャップ。
REW10さんにわがままお願いして、作って頂きました!
オンラインストアでもずっと売り切れてて、気まずかったんだけどある程度まとまった数をお願いしたんで今がチャンスです!

一つ一つ手作業で作られる特別なバルブキャップを、皆さんの特別なバイクに如何ですか?
使い込んで経年変化で味が出てくるのも楽しみの一つ。

*RIVENDELL* roadini (54)

実は今回のROADINIはサンプル先がありまして、

ウルトラロマンスことロンさんのバイクをサンプリング。

僕自身このバイクめちゃくちゃ好きで、一つの理想形として脳内にこびり付いているので、ご依頼時にこんな感じにしたくってと写真を見せて頂いた時に、むちゃくちゃ盛りがってた胸中をここで白状しておきます。照

velocityのquillリムまで再現できたのが高ポイント!
無事に気に入って頂けたのでホッとしました。

バイクパッキングや様々なバイクバッグがある今ですが、こんくらいの軽装バイクもいいですよね。こうやって見るとサドルバッグオンリーもなかなか。。。

スピーディーなRIVENDELL。東京の様なギュッとした街の移動に必要最低限の荷物でのシュッとした移動。
最高の選択肢かもしれませんね。

最高の相棒になってくれます様に!

次!

*RIVENDELL* platypus (50)

*RIVENDELL* platypus (50)

入荷後1週間も経たないうちに完売した様な気がするplatypus。
残念ながら次回入荷は未定となっております。気長に待ちましょう。

こちらのオーナー様も入荷日の翌日かな?来て頂いてとりあえずフレームを!って事でご決断頂き、ゆっくり組み立ての運び。
この度、無事納車となりました。

*RIVENDELL* platypus (50)

*RIVENDELL* platypus (50)

う〜ん。やっぱりヘッドチューブ周りは脳汁がドバッて出ますね。

*RIVENDELL* platypus (50)

お持ち込み頂いたPAULのMOTOLITEはどちらも今では珍しいカラーリングだったので折角ならと左右テレコに。
それに合わせてコラムスペーサーにアドリブを。
この辺のアドリブって担当メカニックとしては、気に入って貰えなかったら。。。なんて納車日当日はドキドキしてるんですけど、今回は気に入って頂けてホッとしました。

*RIVENDELL* platypus (50)

*RIVENDELL* platypus (50)

マジでいつぶりか分からないくらい久しぶりに入荷した *RIVENDELL* miesha’s portuguese tree cork grips。
フレーム購入時は欠品してたんですが、組み立て中に来たもんだから、折角ならと採用。
バーテープと合わせてニスを塗って強化。

今回のオーナーさんは若い方だったんですが、ピストバイクからのRIVENDELLというバイク遍歴。
当時使っていたチョコムースを抜いて持って来てくれました。
BLUELUGのステッカーが貼ってあってハンドルや以前の愛車に愛着があるのを感じたので剥がさずにそのままでお取り付け。

*RIVENDELL* platypus (50)

バーエンドシフターを意識したこのグリップはとってもRIVENDELLらしくて好きです。
勿論シフターもRIVデザインのS-2レバー。

*RIVENDELL* platypus (50)

カモノハシは哺乳類なのに卵から生まれるんですよ。
プラティパスのせいでいつかオーストラリアでカモノハシみたい欲に駆られてます。

*RIVENDELL* platypus (50)

愛しの集合ステー。
ステップスルーならではの、シートチューブとトップチューブの交差点が愛くるしい。

*RIVENDELL* platypus (50)

この角度だと分かりにくいけど、今思えば買っておけば良かったシリーズ。
BROOKS×VANSのサドル。
これはずるい。しかも以前から使い込まれていて、色が濃く、テリ感がすげー良い感じ。とても綺麗に育てましたねって拍手したいぐらい。
この辺からもバイクへの愛着が感じられて、今回のRIVもきっと大事にして貰えるんだろなーとシミジミ。

さっきジルベルソーめっちゃ褒めたけど、このオーナーさんを見習って、手持ちのB17を育てようと思います。

*RIVENDELL* platypus (50)

*RIVENDELL* platypus (50)

名古屋の出身って事だったので敬意を込めてSIMWORKSのアイテムを。
ピーナッツバターサイドのVOLUMMYは艶の出た、BROOKSやニスを塗ったコルクグリップともハマってますね。
ついついMAXクリアランスまで太いタイヤ入れがちですが、プラティパスに対してこの1.9インチは後々フェンダーを取り付ける事になっても大丈夫な太さ。むしろプラスフェンダーならこれが確かMAXクリアランスのはず。

勿論フェンダーの事を考えなければもっと太いマウンテンタイヤも履けるのでジャングルステップスルーにも今回のようにシティクルーズとしても組めちゃうのがプラティパス。
気付いたら週8乗ってるやつ。

説明しているうちに僕が欲しくなってきたので、僕も首を長くして再入荷を待とうと思います。

*RIVENDELL* platypus (50)

入荷台数も少なくて、組む側としても中々無いチャンスを下さってありがとうございました!
バッチシなアッセンブルをして頂いたので、メカニックとしても楽しい時間を過ごせました!
あとはバッチリ組み立てので、目一杯楽しんで頂けたら幸いです。

冒頭にも触れた通り、現在RIVENDELLのバイクはストックフレーム無しの入荷待ちと、ちょっち残念な現状。

だけど、それでも入荷を待ってます!って言って下さるお客様の多さから、やはりこのブランドが持つ、魅力やパワーを感じ取れて取り扱い店の一スタッフとして誇らしかったりします。(お前なんもしとらんやん)

この待ってる間の時間って待ち遠しい反面、ワクワクもありますよね。

僕もメカニックとしてRIVを組めない時間が長いってなると少々残念ですが、きっとこれから沢山組める事が来る事を期待して、自分のスキルと知識を高めて楽しみに待っていようと思いますー。

とりあえず谷さんのブログで紹介のあったアノTシャツは絶対買おう。

それでは今日はこの辺でー。