陽気が春めいて来ましたね。自転車に乗りやすい季節、自転車で遊びたくなる季節に突入しました。
自分はと言えば、田舎から持って帰って来た1×1をパーツ変えたら楽しくなって、最近はこればっか乗っていました。
高まるMTB熱。どっかに発散しに行きたい。
と言うわけで今日のブログはバイクチェック。MTBではないけどSURLYの二台をご紹介。
SURLY “BRIDGE CLUB” S SIZE
ブリッジクラブにしてはだいぶスマートな印象を受ける一台。その秘密はホイールサイズ。
こんな感じのプリっとした太めのタイヤ(650b)の印象があると思いますが、
今回は700cのホイールで組みました。主に街中をメインで使いたい。まったりよりシュッと走りたい。そんなオーダーからのチョイス。
ブリッジクラブはホイールが3サイズ使える反則級な設計。26インチの極太タイヤ(自分が1×1に入れてるくらい)も軽々入るクリアランス。ノリが良過ぎる友達感があります。
700cで組む事でスマートな足回りを手に入れたので、お手元も少しシャープな印象のハンドルを。
シムワークスのFUN 3 BARがいい塩梅。少し荒れた場所でも、少し重た目な荷物をカゴに入れても、しっかり舵を抑え込める幅があります。モリモリ立ち漕ぎしたりする時も力を掛けられる魔法の角度がこのハンドルにはあって本当に万能。
こんな感じの浅目なバックスイープのあるハンドルがブリッジクラブにマルチな乗り心地をプラスしてくれます。
サドルとペダルは色合わせ。カッコいいの中に少し優しさが出た気がします。
日常使いの自転車でもスタンダードになった1×(ワンバイ、前の変速が無くて後ろの変速のみの事)。
WHITE INDUSTRIESのクランクは幅広く丁数(チェーンリングの歯車の歯数)が選べるので、ギア比の選択が自由自在。
1×だと軽いギア比の選択を余儀なくされる事がありますが、このクランクで重めのギアを手に入れる事が出来ます。
まだまだ奥が深いBRIDGE CLUB。どのホイールサイズで組んでも楽しいのは間違いないです。
26インチで組んでみたい。もしかしたら1×1から載せ替えしちゃうかも…。
お次も日常使いにぴったりな一台。
SURLY “PACK RAT” 42cm
ため息出るくらいカッコいい。古き良きアメリカ感があるルックスが自分的にどストライク。
ガッチリな見た目のハンドルをお選び頂いたのに、その他のパーツ選びでスッキリした印象になるなぁと、発見だらけの一台でした。
白いタイヤ、シルバーのパーツで纏めた事で、見た目に軽さが出たからなのかなと思っています。
グリップ、サドルなどはお客様が色を選んでくれたのですが秀逸。オシャレです。
WALDのカゴもそのイケてる全体の佇まいに柔らかなアクセントを。
この少しマッチョな見た目に同居する日常感が、良い意味で違和感をプラスしてくれています。
カゴと同様、ハブダイナモのライトも日常使いのバイクに調子の良い装備の一つ。
疲れて帰る夜道で、突然ライトの電池切れてゲンナリする事がないのはだいぶ助かります。
26インチホイール、改めて乗ったら程よい大きさだよなーと最近しみじみと感じています。
700cや650bと比べたら進み心地は少しまったりですが、このホイールサイズならではの小気味の良さは唯一無二です。
都内で通勤とお散歩で使うなら、ギア比をちょうど良く選べば意外とシングルギアでも難なく走れます。
谷さんのレビューでもありましたが、SURLYのバイクはシングルギアもギア付きもコンパーチブルになるフレームが多いです。
日常使いの最高の相棒を作る手助けさせて貰いつつ、あー、やっぱりSURLYって良いよなぁって組みながら思った2台でした。
どちらの車種も懐の広さがあって、まだまだ色んな触り甲斐がありそうです。
あなたはどう組んでみたいですか?
それでは。