余談から。
先日のお休みの日の話。
いよいよ来月に迫ってますね。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(テーマソングも宇多田ヒカルで完璧ですね)
それの復習なのかは置いといて新劇場版がまた全国の劇場で公開してるんですよ。しかも4Dで。
なのでこの日は気合いを入れて「序」を観に行く訳です。
弊社身だしなみ部門HUBにて散髪、、、
合わせてシェービングのフルセットで整えて、劇場に向かうのでした。
4Dって初体験でしたけど、席めっちゃ揺れるんですね。にやにやしちゃいました。
閑話休題。
怒涛の2020年もあとわずか。今年中にあと何回出来るか分かりませんが、バイクチェック行ってみましょう!
*CRUST BIKES* lightning bolt break away (M)
もうかれこれ長いお付き合いをさせて頂いていて、何台目のオーダーかもう覚えてない位の、Sグチさんのニューバイク。
シングルスピードは今まで何台も所有されて来たオーナー様ですが、やっぱりこのフレームは新鮮に見えて刺さった様です。
確かにランドナースタイルのジオメトリーのトラックエンドのバイクって稀有な存在。まったりなんだけどシャッキリな不思議な乗り心地はライトニングボルトならではかと。
パーツ載せ替えビルドなので概ね組む前から使うパーツは決まってました。
お気に入りのハンドルであるアルバスタッシュバーはサドルとイコールポジションになる様にコラムは長めに設定。長くなるなら折角だからコラムスペーサーでの遊び心は熟練度の高さが伺えます。
とってもFASTにSOLDになってしまったCAMP AND GO SLOWのバーテープ。次回入荷は半年先になるそうで、見事手に入れた方ラッキーでしたね。
僕は欲しかったけど買えなかったので気長に待ちますね。仕上げの化粧テープが付属されないので麻紐andニスでフィニッシュ。
GILLES BERTHOUDのバーエンドは真鍮がいいアクセントになるのでおすすめです。
以前のバイクは700Cだったのでハブ活かしのホイール組み替え。650Bのリムブレーキなんてかなり限られちゃうからA23は本当に優秀。
しかも今回は僕たちでカラーオーダーしたsteel grayを選んで頂きました。
650BでもGOしてる辺りが手前味噌ながら流石。勿論CNC加工のしてあるMSWだからブレーキもしっかり当てれますよ。
ブラウンサイドのタイヤはMAXクリアランスの48Bで。初めての650Bなので目一杯太いタイヤを試してみたいとの事で。その探究心素敵です。
何台もバイク組んでる方が新車を組み時、毎度ワクワクして頂いてる感じが僕は物凄く好きです。
勿論ファーストバイクの立会いも嬉しいんですが、組み立て慣れしてる方が楽しそうにお話しされてるとこっちまで楽しくなって来て自分も新車が欲しくなってくるから好きです。説明下手ですみません。
以前のバイクからの移動なので、塗った時は絶対にそんな予定じゃなかったはずなのに妙にこのフレームにバチッシハマったPASS AND STOWのラック。
ラックのペイントってハードル高そうですがハマった時のかっこよさはプライスレス。カラーチョイスのオーナー様のセンスに敬礼。
ダイナモハブとライトはもう説明不要な最強コンビでこのラックってなったら、もうロトの装備。(ドラクエわからない人ごめんなさい)
意外かもしれませんがライトニングボルトってリアラックのダボ無いですよ。積載はフロントのみになります。
THE分かりやすいイメージ。(今回はフロントラックでしたがハンドルバッグも◎)
なので今回の様にサドルバッグで積載力UPがベストかも。ポイポイ放り込める感じもラフに使えるから街乗りにも向いてるんじゃないかな。
ダボの無いシングルバイクに乗ってる方はラックじゃ無い選択もありかもですよ?メモメモ。
アメリカンインポートパーツも以前から大切に使われてきた物。一度綺麗にして再組み付け。
こういった作業をする度に思うのが、長持ちしますよ〜とかセールストークしちゃいがちだけど、本当に良いパーツって良いよなーって思う訳ですよ。語彙力の無さが悔やまれる。
確かにお値段は高いけどランニングコスト考えたら安いとさえも。そんでもって実際そういったパーツで組み上げたバイクってなんだか調子良いんですよね。
これからもしっかり伝えて行きたいなと再認識ビルド。
break awayの肝となるこちら。
「まー、分割する予定なんてないんだけどねー。一ネタになるからねー」ってオーナーさん。
あー大丈夫ですよ。僕もそうですからって二人で笑いあいました。
そうなんですよね。自分のバイクが分割出来るって事実がもうロマン。実際に活用するかどうかは置いといて。物体としてかっこいい。それが理由でも大真面目にありだと思います。
そんなこんなで組み上がったライトニングボルトはお仕事での移動や、親子でのバイクに乗ってのお出かけに使って頂けてる様で何より。
予想以上にバイクが進んでくれる事に感動して頂けたので流石はCRUSTらしい味付けになってるんだろうなー。これからのメインバイクになってくれたいいなー。
さらっと紹介しちゃったけど見所の多いパーツアッセンブルはもう一度見返す甲斐ありなのでよろしければ是非。
因みにこのlightning bolt break awayのフレーム。このブログ書いてる現在、Mサイズ(今回ご紹介のサイズと一緒)がラス1なので気になる方はお問い合わせを〜。
後から欲しくなるフレームですよー。これ。
シングルスピードつながりでこちらもご紹介。
こちらのかたはファーストバイクにMASH STELLをチョイスの男前&末恐ろしいオーナー様。
トラックバイクに興味があってご来店して頂いて、丁度スタッフのバイクを見てその日に決めてくれました。(ダイチのSTEELがカッコよかったんだって!)
シルバーパーツ基調としたアッセンブルはとってもクリーンな印象に。
ただサドルやグリップで個性を出すのって素敵。「これにします!」って伝えられた時は正直不安になっちゃうアイテムだったけどバイクになるとあら不思議。妙に似合うからこの辺の合わせは僕よりオーナー様の一枚上手。お見それしました。
ピットに張り付いていると凝り固まったパーツ選びになっちゃうのは僕の悪い癖で、本当にお客様方には気付かされる事が沢山です。
例えば今回のSUZUEのハブ。フランジのプリズムの感じ、めっちゃフレームカラーに合うじゃん!って悔しくなりましたもん。
そしてフォークの先から伸びるFRONTRACKは、バキッとオレンジ。結構攻めた合わせがハマると組んでるコッチも、うふふってなっちゃう。
こちらのSTEELにもA23のsteel grayを選んで頂きました。シルバーの中に良いアクセントになったんじゃないでしょうか。
色が良すぎるので激推し中のリムなので良かったら是非。
STEELのタイヤクリアランスだと太めなタイヤを入れがちなんですけど、しっかりトラックバイクなのでダイチのSTEELオマージュでまずはロードタイヤで。
アスファルトを走る上ではこの上ないと思いますし、トラックバイクならではの加速感なんかは感じてもらいやすいかと。
後々クロスタイヤ入れても新しい楽しみ方出来ますしね。そんな所がSTEELの真骨頂かと思いますし。2度美味しい感じ、たまらないです。
優等生アッセンブルの中にも大胆なパーツチョイスとフレームカラーが相乗効果でなんともご機嫌ビルドとなりました。
それもそのはずで、納車待ちの間に色々調べちゃうのはあるあるだと思うんですけど、こちらのSTEELも最初のお見積もりより最終が、、、笑
納車待ちの間も楽しんでパーツを調べて変更の連絡を頂いたりするのが嬉しかったりします。
これぞ、フレームビルドの醍醐味だよなーって。そういったバイクって結果的にオーナー様に似合うバイクに仕上がるんでね。皆さんもめっちゃ悩んでバイク組みましょう!
年の瀬せいか、歳のせいか最近はバイク組んでて気付かされる事多いですね。なんだかおセンチな気分。
なんだか年末までバタバタが続きそうなんで本日はこの辺で。
修理やカスタム、新車ご検討もみんなまとめてお待ちしてますので、皆さん張り切って残りの12月も参りましょー!