柄にもなく真面目に商品の紹介のブログを書くのなんて初めてかも。

僕らのお店にはマジとんでもない量の商品が有って、今日話すハンドルなんかもブランド種類様々に盛り沢山。


今思えばこんなにハンドルばっか置いてある自転車屋さんはそうそう無い。いや全部のパーツでもこの物量あるお店は中々ない。

BLUE LUGあるあるの入荷ラッシュ。故に、自分達すら追い切れていない新入荷や再入荷もちらほら。

僕らは当たり前だけど画面の向こうのあなたにとってはもちろん当たり前じゃない。発信してくれないと分からないかもしれない。

だから出来る限り頻度高めで、こういった場でもちゃんとご紹介したい。と思い今日キーボードを熱く叩いています。

(自分がリクエストしたグリップも入荷したからそれも紹介したいと思っています。)

前置き長くなったけど本題。改めて今日紹介するのは“VELO ORANGE”

何やらクラシックなにほひを醸すこのブランドは、アメリカのメリーランド州にあるボルチモアという町から発信されています。

(アメリカ東海岸のワシントンの横にある不思議な形の州。ググってみて。)

*VELO ORANGE* polyvalent (51)

*VELO ORANGE* polyvalent (51)

古き良き「ツーリングバイク」をルーツに持つ彼ら、そのルーツに忠実なパーツを現代に蘇らせるモノ造りをする反面、

*VELO ORANGE* neutrino (L)

マジでクリエイティブで斜め上過ぎっ!!と思わせるようなハイブリッドなプロダクトを時々作って、皆をビックリさせてくれるブランドと僕は感じています。

(僕にとってこのニュートリノはソレでした。)

あと意外に無いんだよなこのパーツ…、あ、あった。みたいにかゆいところに手が届くようなものも作っていて、それも僕らメカニックを時折助けてくれます。

その多岐にわたるプロダクトの中で入荷時楽しみにしているのがハンドル。今回は3本ご紹介。

*AFFINITY CYCLES* metropolitan (XS)

先ずはこのエレガントな曲線を描く“TOURIST BAR”

こういったカモメちゃん的なハンドルの中だと一番コンパクトな曲がり。なので僕は小柄な女性の方なんかにおススメする機会があります。

何気にゆったり系ハンドルって結構幅が有ったり大ぶりだから、実はこれくらいコンパクトな方が良いなんて人も少なくないのかなと、最近接客してて感じました。

本当にこの値段で大丈夫なの?っていうお値打ち価格なので、気分転換にハンドル変ーえよっ☆って女性でも気軽に思えちゃうんじゃないでしょうか。

(男性陣は値段関係なく買っちゃうでしょうから。)

次、

シレっと入荷しては、気付いたら売れちゃってる事の多いこのドロップハンドル。

*VELO ORANGE* polyvalent (51)

“nouveau randonneur handlebar”和訳すると「新着ランドナーハンドルバー」。

待ってましたよ。

ブラケット部(レバーが付く所の事)が少し手前に戻って来ている事でより握りやすく、かつ少しだけ太くなっているので剛性感もある、

彼らなりの「今」欲しいランドナーバーだと思います。

様々なブランドが最近力を入れているグラベルドロップハンドル。

そのトレンドに隠れて、丁度良い少しイナタめのロードドロップハンドルっていうのが探しても中々無い中、

velo orangeやってくれたぜ!!って小さくガッツポーズしました自分。

中でも、31.8クランプでシルバーのハンドルは選択肢が狭かったのでなお良し。幅も460mmまであるのも嬉しいです。

最後はこれ。多分待っていた人も少なくないのでは。

*VELO ORANGE* neutrino (S)

“KLUNKER BAR”

このアクティブな見た目ですが、アクションライド向きでは無くクルージングの為に生まれたライザーバーだと思います。

*SURLY* steamroller (50)

説明しづらいんですよこのハンドル…。付けたら分かるグルーヴ感というか、なんかもう気持ちよく自転車乗れてサイコー。みたいな感じです。

程よいバックスイープが手に馴染むし、後はそこから自分のゴキゲンな角度に合わせれば、

少しはしゃぎたくなるような乗り物にも、焦らず行こうよみたいな乗り物にもなる、僕も未だに掴みどこが分からない不思議なハンドルです。

*SURLY* disc trucker (52)

まずもう見た目で食らっちゃうんですよね。ズルい面構えです。こういうの見たらやっぱ付けたくなるし乗って試してみたくなりますもん。自分も未だに。

こちらも各色再入荷したので一家に一本どうぞ。

んで、

*SURLY* disc trucker (52)

このグリップが自分リクエストの銘品(迷品)です。

schwinn sting grip

自分にとっては本当に青春の1ページにでっかく載っている思い入れの強いグリップ。確か当時の自分はこれを大好きな先輩方から貰った記憶、もしくはジャケありデッドストックを4000円くらいで買った記憶のどちらかがあります。

どこの町でも、どこで出会った人達にも、何ソレ(笑)と鼻で笑われた事は良い思い出(美化)。これを付けてたから今がある。そのぐらい、当時の僕にとってこのグリップは繋がるツールだったんです。

入荷して、久しぶりの握った感触で凄く甘酸っぱくなりました。100パーセントで趣味と見た目のグリップになりますが、ぴったりしっくりくる方は必ず居るはず。

あと、ネットの海で調べてもschwinnの車体に付いていた情報が少なすぎるので情報求めます。歴史をもっと知りたい。

そしてウエブストアスタッフへ。

ぶっちゃけ過ぎです。ハマる人にはハマるの!!

そんな訳で今日はここまで。

そして手前都合ですが、8月6日から翌週14日まで夏休みを頂きます。出来る限りでリフレッシュして来るので、またお会いしましょう!!

では。