月が変っていよいよ7月。
もう?まだ?1年のちょうど半分が終わったこのタイミングです。
予定通りであれば今月に「東京オリンピック」が開催される予定だったらしい。ぶっちゃけ間近に迫ってても実感はないですね。
7月1日から遂にレジ袋の有料化。
(ひとつ前のアンちゃんのブログも要チェックで。)
外せない話題としてやっぱりコロナかな。
これの影響でいろいろなとこでいろいろ起きてる。
僕ら自転車屋さんはこの社会現象に逆行するようにめちゃくちゃ忙しくなってしまった。
お待たせしてしまっているお客様も多く大変ご迷惑おかけして申し訳ありません。
そんな事態も少しずつ緩和の方向に進み社会が動き出しているこの頃、今回はちょっとだけ幡ヶ谷の今をお伝えしようかなと。
「今」といっても意外と変わらないものも多いけど「今」こんなことしてんだ。くらいに受け止めてくれたら。
ホイールっす。店頭に吊るされていてそのまま持って帰ることもできる「店頭ホイール」。
実はちょこっとアップデートされています。といってもいつも不定期的に変わっています。
今回実はこっそり極少数PHILWOODの入荷があったので(いつもは想像を絶するほどの爆量)それらの素材をもとに幡ヶ谷の各メカニックがホイールをこしらえた次第です。
*VELOCITY* A23 rim × *PHILWOOD* low flange track hub
まずはこの組み合わせになります。勿論前後セットで。
実はリムはちょっと特別仕様。
っていうのもオールブラックだけどブレーキ面(CNC加工)がちゃんとあってブレーキもしっかり当てられる仕様にしてもらってます。
ブレーキを使えば削れていずれはシルバーになってしまうんですが最初の新品の状態で真っ黒っていうのは大事。今後の事はその時考えればいいのです。
だしその時には味になって愛着は2倍増し。
ハブはローフランジで。(フランジが小さい仕様のハブです)
*H PLUS SON* archetype rim × *PHILWOOD* high flange track hub
もはやこの組み合わせはド定番。
ほど良いリムの高さ。この高さが絶妙にバイクを引き締めてくれます。
この価格で大丈夫なの。ってくらい高精度のリムだと思います。軽いし。
もしリムで悩んでるんだったらこれにしておけばまず後悔しません。ってくらい信頼してます。
1組目と打って変わってこちらのハブはハイフランジで。
フランジが大きいとやっぱり存在感あるしカッコいい。
早い者勝ちなくらい気付いたら無くなる組み合わせ。
*MAVIC* open pro rim × *PHILWOOD* high flange track hub
こちら!!!!これ!!!!僕が組んだやつです。わざとめに宣伝しておきますね。
リムは聞いたことくらいはだれでもありそうなくらい浸透しているヤツ。
MAVICといえばオープンプロってもう人も多いかも。
このカラーは「CD」と言ってグレーっぽいカラーになります。普通のシルバーよりもこっちのCDの方が渋い!って勝手に思ってます。
ハブはこちらもハイフランジのものを。色はシルバーでピカピカ仕様で。
僕から提唱したいことが一つあって他のリムよりも後発で取り扱いが始まったMAVICのリムなんですが、僕はこれらのMAVICのリムを「ニュースタンダード」として定番化させたいんです。
どうしたって先の H PLUS SONとかvelocityのリムが選ばれことが多いですがこのMAVICだって相当良いです。
リムは軽いし、このBOX型の薄リムがめちゃくちゃ好み。シルバーもブラックもあります。
そして僕の好きが溢れてか伝わってか、今現在担当させて頂いてるお客様のホイールにもこのリムを使わせて頂いてます。
シルバーだってほらいい味だしてる。
普段あまりこういう煽るような事は書かないのだけど結構本当にハブの在庫をわずかなんでホイール組みを考えてた方なんかはなるはやでお願いします。
続いてはねちょっとだけ幡ヶ谷店のピットの様子をお届けします。めちゃくちゃほんの一部です。
このぶっといタイヤを履いた車体はSURLYのpugsleyです。
こちらは前後ホイールの組み替えでご依頼いただいたものです。
こういう珍しいパーツも付いていて楽しみが尽きません。完全に役得です。
こちらのフレームは今のオーナー様のご友人が昔に乗っていたフレームを譲り受け、現代版にカスタムと調子の悪いところを修理するためにピットインしております。
この車体は後ろの車輪径が700cで、前がなんと26インチ。前後で車輪径の違うファニー仕様。
どんな感じで現代にタイムスリップしてくるのか楽しみです。急いで進めないと・・・
あれ。コレ。いやチラ見せだけにしておこう。
本当にごく一部でこれ以上にお待たせしてしまっている方が多いです。すみません。順次早急に進めて参ります。
でも!!!自分のバイクだっていじりたいです。自転車屋さんなんだもん。
(※ここからは僕の自己満でしかないです)
梅雨真っ只中で、今年の梅雨はどう乗り切ろうかと考えていました。毎日雨でも雪でも晴れても自転車で通勤している僕です、ただ雨の日の通勤だけはどうしたって塗れるしで気分が下がりがち。
そんなさなかで流れてきた上馬店のこれ。
影響されました。ちょっと付けようかな~なんて思ってたので背中を押された気分で「俺間違ってなかった!!つけよう!!」ってとても分かりやすいなと自分でも思いました。
もちろん取り付けるのは愛機のサムヒルボーン。
詳細は、
・タイヤは650×1.5
・フェンダーはそのタイヤに合うサイズのものでHONJOさんの丸形
・元々PAULのminimotoというブレーキだったのですがフェンダーに干渉するのでフロントは同じくPAULのneo retoroを、後ろはPAULのtouring canti に変更。
思っていたよりもカスタム箇所が多くなってしまったんですがいい機会です。惜しみませんでした。
ピカピカの新品。
いっぱい使ってボコボコにへこませて、汚して、バイクになじませていこうと思います。
なんだか締めくくりが結局自分のカスタム紹介になってしまって恐縮ですがこれが上半期頑張った自分へのご褒美ということで。
以上になります。
それでは下半期も宜しくお願いします~!!
シャミセン