今更ですがみなさんもお分かりの通りブルーラグは3店舗ございます。
幡ヶ谷店、上馬店、代々木公園店。この3店舗面白いくらいにそれぞれお店の特徴があります。
幡ヶ谷で言えばブルーラグの本丸。たとえばオンラインストアでお買物してくれた物がここ幡ヶ谷店より発送されております。単純な商品の在庫数、幅だけで言えば3店舗の中でも1位。
上馬店は自転車愛がいくとこまで行ってる変態の集まり?(上馬スタッフのみなさん最大限の尊敬と憧れを込めてます。)なかなか見れないハンドメイドバイクがいっぱい吊るされていたり、ニッチなパーツの宝庫であります。
代々木公園は土地柄なのか可愛い女の子が多いし、高級パーツが収まっているショーケースの存在感、むちゃくちゃオシャレな店内。ほど近いところに代々木公園があるという遊び場に困らないロケーション。
と、各店上げればキリないけど同じブルーラグでも違った雰囲気をそれぞれに感じて頂けると思います。

で、そんな本丸のブルーラグ幡ヶ谷店に勤めていると、ブルーラグ最大の役得があるんです。
それがやっぱりこの瞬間。

「なんか来た!!」

「DHLだ!!」

そう、輸入系のパーツです。それが幡ヶ谷店に一度全てドロップされるんです。
どこの店舗よりもいち早くパーツやらおかしな商品を見れるんです!!!!
これすっごい特権だと思いませんか。

ぶっちゃけ一度に来る数たるや多すぎて検品めちゃくちゃ大変です。でも、それすら忘れさせる高揚感。
「やべー!!コレ入ってきたかー!!」

「あ、コレは買う!!」

「どうしよう、コレから自転車組みたい・・・」

って、毎度遠く海を渡って幡ヶ谷店にたどり着いた段ボールを開けるたびに思う訳ですよ。
お店に並べる前に、お客様にお見せするよりも前に検品って仕事をいいことにちゃっかり品定めしたりなんかして。調子いいとその日の放課後にお買物しちゃったりね。
だって大好きなんだもん仕方がない。
これは段ボールを開けるその人しか絶対に味わえない快感です。

ごめんなさい本題に入る前に興奮しすぎました。それで、今回入荷した商品は、 MADE IN USAはカリフォルニアのチコから「PAUL」でございます。

PAULのパーツが入ったこの段ボールに貼ってあるテープが可愛すぎて欲しいです。(一度綺麗に剥がして持って帰ったことあります)

そんなわけでPAULの商品の数々が先日再入荷したばかりです。
(すでにほかの店舗にも到着済みです)

今回はそんなPAULのパーツを使ったカスタムをご紹介します。

こちらはカスタム前のビフォー。
カスタム前からほんとに言うこと無しの120点満点で弄りようがないのですが今回はさらなるブレーキの制動力を求めて、カンチブレーキ→ミニVブレーキへの交換です。

カスタム前はフロントは*PAUL* neo retro canti brakeで、リアは*PAUL* touring canti brakeを。
カンチブレーキとは思えない制動力を発揮してくれるのはPAULだからであって他の同じカンチブレーキと比べたらブレーキの効きは段違い。

けど同じPAULで、でもそもそも制動力が強いって言われているVブレーキに変えたらどうなるの?それはもちろん。なんだけど、今回お使いになられているレバーはSTIレバーです。

(ちょこっと難しい話になりますが、分かりやすくお伝えするとVブレーキっていうのはMTB用なのです。カンチブレーキっていうのはROAD用なのです。
それでなぜMTB用とROAD用で分けたかというと、それぞれでブレーキワイヤーの引き率が違うのです。要はROAD用のレバーでVブレーキ(MTB)は引けませんよってことです。)

流石にレバーは流用したいのでならばブレーキ本体で帳尻を合わせましょう。

*CIELO* cross classic

*CIELO* cross classic

*CIELO* cross classic

*CIELO* cross classic

*CIELO* cross classic

*CIELO* cross classic

そしてアフター。
ワイヤーの張り替えも伴うのでこの際気になっていたハンドル幅もクリアにするためにハンドルも交換。
さらにはカンチブレーキではなくなったのでステムのアウター受けが要らなくなりそこも交換。

バーテープも巻きなおしできたけどいっそのこと交換させて頂きました。

それで、肝心なPAULのブレーキなわけですけどミニVブレーキを使います。
このミニVブレーキと言うのはVブレーキなんだけどワイヤーの引き率をROAD用にしたものです。だからROAD用のレバーのSTIレバーでも使えちゃうって算段。
僕も実際に使ってるし大好きな*PAUL* mini moto brakeを使います。
お気づきの方は鋭い、このグリーン実はエディションカラーです。(先日のダンカンさんのブログ)
これしかないでしょと言わんばかりのグリーンエディションだったのです。

決して前のカンチブレーキの制動力が低い訳ではありませんが、ミニVブレーキおそるべし。
PAULの制動力にはある程度慣れているつもりですがてビビりました。でもそれでこそ今回のカスタムの意義であるので大成功。

オーナー様にも乗ってもらった瞬間に気にっていただけました。

ハンドル幅も広くなってまた新しいバイクを手にしたみたいな新感覚を味わってくださいー!!

今回のPAULだけでなくて色んな面白い商品揃ってるのでフラっと遊びにきて頂いて物欲刺激してってくれたらこれ幸いです~~

それでは!!

シャミセン