こんばんは金子です。
一度もお会いした事ないけど、俺が一方的に好意を寄せるこちらの方は、LOW BICYCLESのアンドリューロウさん。
時の流れは早いもので、谷さんチューヤン君がNAHBSに行ってたのはもう2ヶ月前の事なんですね…。
そのNAHBSにも出展していたLOW BICYCLES。
相変わらずのパシュートスタイルのトラックもカッコいいですが、
(後輪がしっかりランドナーを履いている辺りにトラックバイク文化への愛が感じられます。)
この辺の最新鋭機よろしくなディスクロードだったり、
ちゃんと土っぽいバイクだって彼らなりのアップデートを重ねて進化してリリースしています。
実は今年でLOW BICYCLESはシレっと10周年だそう。おめでとうございます。
写真は彼が一番最初に作ったフレーム。クロモリだし、エンドは市販されていたSURLY製の物が使われています。自分で乗ってたのかな。
この時からパシュートスタイルのフレーム。強い思い入れを感じます。
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When you can’t just ‘pull another frame off the shelf’ if the shipper damages it…
こんなにトゲトゲしてないけど、ほぼこんな感じでいつも僕らのお店に納品されます。
綺麗なダンボールからコレが出てきて梱包を解くのがマジで大変…。けどこれのおかげで本当に綺麗な状態のフレームが出てきて、
毎度テンションが上がります。その楽しみを毎回味わってる我々は幸せモンだ…。
実はつい先月、お店のストックフレームとして何本かオーダーしました。あの最新鋭機も入って来る予定です。
俺はもう持ってるからアレだけど待ち遠しいです。
…いや、正直に言うとロード入ってくるけどマイサイズが入って来るので見たらヤバイかもです。
その待ち遠しさを今日はお客様のバイクチェックにぶつけます。
LOWBICYCLES MKi ROAD 53cm
お客様ご希望のサイズ、カラーリングでオーダーしたバイクが、やっと出来上がって先月納車しました。(Iさんこの度はお待たせしました。)
同じグレーでトーン違いのデカールを貼るこの渋さ。真似します。いつか自分の何かでコレやりたい。
ハンドル周りがすっきりし過ぎててなんか違和感…の理由はこのコンポにあります。
SRAMのeTAPという無線(!)で電動(!!)の こちら、触ったら一気に欲しくなりました。(早くも今年、12速でリリースされましたね…。)
中々触ることのないゴリゴリなレース向けの最新テクノロジー、コレは機械やロボットとか好きな男の人だったら絶対に欲しくなっちゃう。
もう操縦してる感がすごいです。多分そういった目的で作られたわけじゃないけど、持ってる人はそれ感じてるだろう、実際密かに楽しんでるじゃないかって思ってます。
慣れるまでちょっと思考や時間を要するかもだけど、慣れたらもう他のシフトレバーに戻れないんじゃ…と思うほど。
初回特典として偶然乗ってしまった、のちの伝説のパイロット感が味わえます。
フレームをオーダーする際にオプションとして選べるインターナルワイヤー。
に繋がるのはSRAMのFORCEのキャリパーブレーキ。
「ロードでスラムで揃えるならキャリパーはFORCEが一番調子が良いぞ。」と教えてくれた先輩がいました。イズム継承してます。バイクの色とも調和しててなお良しです。
空も飛べるようにチョイスしたパーツ群達は一級品ばかり。ブランドはバラバラだけどそれが良い、それで良いと思っています。
単純にカッコいい!!で選んでもサマになるし、良いものは良い…そんなこだわりが玄人感あって好きです。
THOMSONで揃えよう、イタリアンバイクだからカンパで!!も好きですが、こういったトラディショナルなバイク、主にロードバイク組む時はちょっとひねくれ度をアップさせちゃう自分がいました。パーツ一緒に悩んだりしている時に、オススメしている時に密かに出ちゃってたかもしれません。
オーダーバイクってフレーム制作期間も、車体組み立ても待ち遠しい時間を過ごさせてしまうかもしれませんが、
そうやって待ちに待ったバイクに跨った時の喜びって半端じゃないですよね。
組み立てる側としても、お待たせしてるからには最高の物を。って気持ちでやっていかなければ。と切に思いました。
明後日からまた頑張ろう。
それでは。