こんばんわ谷です。
みなさんクリスマスは如何お過ごしでしたでしょうか。ここ数年我が家は「どでかいケーキだったらそれと同じ質量の中トロ塊の方が多幸感を得られる」ということが立証されたのでそれに従いました。
そして自分へのクリスマスプレゼント買いました。プレゼントは自分で買いましょう、一番欲しいものが手に入るから。
待ちに待ったSWIFT INDUSTRIESの新作〜。しばらくカゴも外していたけど復活させる所存です。
そして本当は、お家でのクリスマスの過ごし方として最近はまっている↓のことを書こうと思ったのですが、
最近公開された最新エピソードがだいぶ下ネタ多めで彼女と見るには厳しそうなのでリンクは切って貼っておきます。僕は引く引かないのレーダーがバカになっているので大丈夫ですが、くれぐれもお子様や彼女と見ない方がいいです。でも床叩いて笑うから見た方がいいです。
今日の上馬日記はバイクチェックです。最近組んだバイク、お客様のバイクをご紹介。コンセプトは「伏兵達」。
上馬店では台数やお問い合わせの数で言うと、SURLYとRIVENDELLがやはり人気で、その後をALL-CITYが尾ける、といった様相。本日はそれ以外のメーカーの伏兵フレームにフォーカスして行ってみます。
*SOMA* Wolverine Size:52
アメリカはサンフランシスコよりSOMA。お店ではフルラインナップでバーンと在庫したりはしていないのですが、ポコポコ格好いい気になるフレーム作ってるメーカーなのでポイントポイントで扱っています。
Wolverineは本国サイトだと「サイクロクロス」「モンスタークロス」に分類されて掲載されていますが、SURLYやALL-CITY同様に用途限らず多彩な組み方ができるフレーム。
ハンドルはフレームビルダーが図面を引いたSYCIP j.j.j.bar。最近気になるATBにカモメハンドルの組み合わせ。
そしてこのフレーム最大の長所、スライダー式のエンドとスプリットシートステーってとこをハイライトに組んでみました。
Alfine内装ハブに、ベルトドライブ。ちょっちややこしく見えてしまいますが、乗り味は滑らかで使えるギアの幅も十分。休日の遊びにも日々の脚にも使えて機能はややこしくないです。
フロントはダイナモ仕込みました。フロントラックは鉄板コンボの*NITTO* M-1ラック&WALDバスケットに専用設計137トートをボサッと入れるスタイル。
(ウルバリンだけに。ローガンみました?俺は泣いた)
ライバルである*SURLY*ストラグラーや*ALL-CITY*SPACE HORSE、*VELO ORANGE*PASS HUNTER DISCが履けない27.5×2.1って太さのタイヤが履けるのもポイント。
オフロードニュアンスかつ万能なバイクお探しの方いかがでしょうか。
お次はコティラ!
*RAWLAND* Ravn
こちらはアメリカミネソタよりアドベンチャーに特化したRAWLAND。ネオランドナー、って言ったら陳腐ですが、まさにそれ。オンロード、悪路、積載、ツーリング全てバランスよくこなします。
あっと言う間ににスタンダードになっていったROAD+規格=650x47Bの*WTB* horizonはこのフレームのためにあるといって過言ではないフィット感。
モッチモチなのによく転がる病み付きの乗り味とこのルックスで、このタイヤからフレーム生えてきちゃう人が今季は続出しました。チューブレスで低圧に落とせばザクザクオフロードも走れます。
microshiftのバーコンはリーズナブルにMTB用コンポをドロップハンドルでコントロールするための架け橋。
バイクの顔になるのはWHITE INDUSTRIESのVBCクランク。ついついオールブラックのコンポで組みたくなっちゃう同機ですが、オーナーによるシートポストの日東とこのクランクのチョイスがこのバイクの味噌になっているような気がします。
前後スルーアクスル、ディスクブレーキ、そして各所に設けられたダボ穴を使って積載機能を拡張してもよし、バイクパッキングしてもよし、フェンダーつけてもよし。。あなたの乗り方遊び方に合わせてなんでもできます。
そもそも日本に入ってきたフレームの数が少ないですが、気になる方お問い合わせくださいー
もいっちょ本日3台目!
*SOMA* BUENA VISTA
ナナメに走る跨ぎやすいトップチューブのミキステスタイル、サンフランシスコのSOMAが作ると古臭すぎないちょっと都会的なニュアンス。ブルーラグで扱うミキステは*RIVENDELL* cheviotがありますが、それとはまた違った軽快な装い。合わせてこのオーナーはあまり線の細いバイクより少し男っぽく、とのことでオールテライン(=全地形対応)なタイヤを入れ込みました。普段街乗りから少し道を外れても大丈夫。
cheviとの具体的な違いはまずにサイズ感。RVENDELLはヘッドチューブにトレードマークでもあるラグ溶接を使うのでフレームサイズ展開に少し制約がありますが、SOMAはTIGとラグの使い分け。なのでこの42というサイズ展開があります。ホイールは26インチ。小柄な方や女性にもフィット。
アルバトロスバー、M−1ラック、wald137バスケットの3種の神器はもちろんなので、僕が特筆したいのは*PAUL*RACER BRAKE。
僕は多分このブレーキがこの世で一番好きです。
ただ往年のセンタープルブレーキを模しているだけではなくて、よく効いて補修も調整もしやすいVブレーキ用のシューが使えるところ。ロッド式のシューは選択肢も少ないし調整もしづらいです。
左右のアームの力が無段階に幅広く調整できるところ。バネ任せでもなく、しかも構成するパーツも細かく補修できるところ。
センタープルに良くあるグニグニたわんで剛性がない感じも無く、調整次第ではカチッとピンピンのタッチまで持っていけます。
SUGINO MIGHTYクランク、MKS ALLWAYSペダルと共通項を持ったパーツを積み重ねていくと、ただ色でシルバーのパーツを構成しただけでは見て取れないバイブスを放ちます。
ダイアモンドのフレームをすでにお持ちの方のセカンドバイクとして、奥様との兼用バイクバイクとして、バサッと乗り降りしやすいミキステスタイルは如何でしょう。
・・・・・車種まぜまぜでお送りしました3台いかがでしたでしょうか。
本当は2017年組んだバイクご紹介できてないものまだまだあるのですが(50台くらい)、順次放出していこうと思います。
ファーストバイク、ネクストバイクをご検討でしたら是非ぼくらの「バイクカタログ」を見てみてくださいな。
お客様が実際に組んで乗ってるリアル。カタログよりも真実がある!かも?