多忙です。
ありがたいことに。
こちら代々木公園店。ほんじつも神山町商店街より皆様のご多幸を祈りつつタイプしています。
本日はネジの話をしたいと思います。
地味です。
本日組み付け中のFAIRWEATHER CX。ダイナモライトの配線作業です。
ダイナモライトっていうパーツを噛み砕いて説明しましょう。
専用のハブによって車輪が回っている限り点灯し続けるライト、多分僕より世の中のためになることほぼ確定な健気な部品。
これをFAIRWEATHER CX取り付けようと思いますが
フロントフォークに取り付けるための穴がありません。。
つまづきました。
穴は加工で開けられるのだけど、穴が空いている様子がどうもFAIRWEATHERには似合わない気がする。すごく個人的な好みですけど。
SURLYのクロスチェックには空いている処理。やはりシンプルが故のFAIRWEATHER。この辺でCROSSCHECKとの差が出ますね。
でも諦めない。
何年自転車いじってると思っとんじゃい!!
これを使ってなんとかしてみます。
HIRAMEプレッシャーアンカー/松本和也/フロントフォーク
本来ならば、ステムの上部ヘッドパーツの玉当たりの調整のため、フォーク上部に位置付けられて受けネジになってくれるパーツなのです。
これ使います。
ここに仕込む。フォークコラムの一番下。
これでダイナモステーの受けネジにしてみます。
よ〜うし。
これが熟成されて香ばしい魅惑の”キャリア”ってうやつだよう。
付いた!!!!
狙い通り!!!
気にならない人にとってみれば、ナンノコッチャい。
でも、めちゃくそ悩んでいる方にとってみては救世主になり得る存在。
ちょっと試してみないとですけどフロントラックのステーなんかにも応用できないかしらん。
でもあまり重いものはNGかもですね。
こんなちっこいことに一喜一憂しながらあなたのオーダーされた自転車は組み上げられます。
メカニックってこっまけー奴らだな!
お見知り置きいただきまして、以降大切に乗っていただければ幸いです。
それでは、ノブレスオブリージュ。ヒラメが救世主たらんことを。
明日もお待ちしています〜。