BLUE LUGの塗装部門”COOK PAINT WORKS”の手によりメーカー問わず様々なフレームを塗らせて頂いてる我々。
日々画面を通してご紹介している車両&フレームがどれも色鮮やかで凝ったものばかりなので、よく勘違いされるのですが、
オーダーを頂いてから塗装するパターンだけでなく、すでにカスタムペイントが施された所謂「吊るし」と呼ばれるフレームも実は店頭に沢山ご用意しています。
「塗ってあるフレーム」というと簡単に聞こえるかもしれませんが、店の顔、ともするとブランドのイメージを決めちゃうかもしれない大事な色決定ですから、その判断はとても重要だったりします。そして一度塗ってしまえば最後、そう簡単に塗り直すことは出来ません。色を決める際にはその時々で一番良いと思う色、推したい色をスタッフ内で十分吟味して決定しています。
フレームの購入が決まり、色を迷われているお客様から塗装についてのアドバイスをよく求められますが、そういう時は必ず店内の車両、フレームをもう一度よく見直して欲しいと助言します。僕らが今一番お勧めしたいバイクのスタイルや、色が凝縮されているのがBLUE LUGの売り場です。お店の雰囲気やホームページを通して何かしら共感できるものを感じ取り、ご来店頂いた方であるなら店内に散らばった沢山のヒントに気付いてくれる筈ですから。
そしてもし気に入った品が見つかったなら、あわよくばそのまま吊るしのフレームを買って下さいと。
まあそれは冗談ですが。
*FAIRWEATHER* CX frame
>>CUSTOM PAINT FRAME
その全てではありませんが、一部店頭のペイントフレームをウェブストアにも掲載しています。
在庫状況に合わせて内容は定期的に入れ替えを行っています。そして今日が丁度その日だったのでついでに紹介させて頂きました。ちなみに今回は結構まとまった本数を追加してます^^
そのメインとなるのは、もちろんFAIRWEATHER FRAME。
「快晴、晴天」を意味するブランド名”FAIRWEATHER/フェアウェザー”。
こちらはシクロクロスからツーリング、またオンロードバイクとして。ライディングスタイルに合わせて様々な組み方が楽しめるクロスモデル*FAIRWEATHER* CX。
↑みたいにカリッカリにチューンナップして本格的レースバイクとして組むこともできるし、、
ラックやプロムナードスタイルのハンドルを付けて、ゆるーいエブリデイ仕様にしちゃうのも自由自在。
とは言え”CX”の名を冠するだけあり、フレーム材には軽くてバネのある上等なクロモリパイプを使用しています。
スチールならではの心地よい乗り味と、キビキビとした走りを楽しめるバランスの良いバイクです。
外見的特徴をあげるなら、まずはここを見てもらいたい。無骨な雰囲気漂うセグメンタルフォーク。
力強くも丁寧な仕事ぶりが伺える溶接跡と、鋭くカットされた切断面のメリハリが得も言われぬ緊張感。
あまり見かけないタイプのフォークなのでまずここに目がいく人も多いと思います。そういう人はお目が高い。
バックフォークも同じスタイルで統一。シートチューブから一本伸びる実直なモノステーが自慢です。
エンドにもまた少々珍しいタイプを選んでいます。丁度トラックエンドとロードエンドが合わさったような構造。
これによりギアード、シングルどちらでもお好きな方でバイクを組み上げることができます。
街乗りメインだしとりあえずシングルで乗ってたんだけど、、何だか自転車楽しくなっちゃって、ツーリングとかダートに出かけたくなってきた。なんて場合でも後から簡単に多段化できちゃいます。ついでに補足すると、エンド幅(ホイールの幅)は132.5mmというロードとクロスのちょうど中間に設定されているので、ロード&MTBどちらのハブも使えちゃうおいしいとこ取りエンド。シンプルながらも多様性と拡張性に富んだフレームです。
ヘッドバッヂ、デカールのデザインは幾つかご用意してますのでお好きなものをお選び頂けます。ちなみにこの*FAIRWEATHER CX*はフロントシングル仕様なのでフロントディレーラーは付きません。その点のみご注意を。
そしてもう一つのFAIRWEATHER FRAMEはトラックモデル
*FAIRWEATHER* track frame
余計な装飾を排除し、出来るだけシンプルにクリーンに。そんなコンセプトのもと生み出された*FAIRWEATHER* track。
極めて直線的なラインは競輪フレームのような伝統的ニュアンスを残しつつ、新鮮さを欠くとの無いモダンなデザイン。
特にリアバックの集合ステーは一見の価値あり。こだわりと美学を感じ取って頂けると思います。
コンパクトな特徴的リアエンドはオリジナルデザイン。
(画像だと隠れちゃってるけど、反ドライブ側にはびんの王冠を開けるための栓抜きが付いてたり)
すらりと伸びたシャープなストレートフォークも魅力的。コラムはトラディショナルな1インチスレッドです。
トラックバイクの性質に合わせフレーム材には軽量なクロモリマルチバテッドチューブを使用しています。
ダイレクトで反応の良い走りは必ずやあなたを夢中にさせてくれる筈。
味付けの少ないプレーンなデザイン故、どんな色味にもすんなりと落ち着きやすく、フラット、ドロップ、ブルホーン、どんな組み方も無難にこなしてくれる非常に優秀なフレームです。
そして何よりそのバリューすぎるお値段が魅力的。フレームに塗装代込みでなんと¥60,000(wo tax)。
メタリックやパール等特殊なペイントの場合のみ少々アップチャージを頂いてますので、その辺はお気軽にご相談を。
ただし塗装には通常3〜4週間程お時間を頂いております。待てない。今すぐ乗りたい。って方はまずCUSTOM PAINT FRAMESに目を通してみるといいかも。気に入ったサイズ、色が見つかればそれはもう幸運としか言いようが無いでしょう。お待たせしなくて済むしね。
「ウェブストアにたくさんフレーム載ってるけど実際はモノないんでしょう?」とお問い合わせ頂く事がありますが、ご安心を。基本的にはどのフレームも店頭在庫分なので、ご注文頂ければすぐに出荷出来ちゃいます。
我々お得意SURLYのカスタムペイントフレームもコッソリ追加してあります。意外なモデルの意外なサイズが実は残ってたりするので、、そちらの方もチェックして貰えると幸いです。どれも自信作、渾身のカラーなのできっと気に入って貰える筈。
色味の詳細や在庫状況については店頭、またはオンラインストア迄お気軽にお問い合わせ下さい〜^^/