今日の上馬日記です。
本日も沢山のご来店ありがとうございましたー
ゴールデンウィーク佳境、日曜日も自転車日和らしいので、これから自転車が欲しい方、今乗ってる自転車をもっとよくしたい方是非是非お店に遊びに来てくださいな。
日中は修理やカスタムのご依頼が殺到したので、今日は少し遅れてお昼休憩に出ました。そこで不意打ちをくらいました。
おいおいおいおい
確かに俺のものではないが、なんだこの気持ちは。そうさ俺のものではないんだ。
一緒に森下先生に謝ろう
今日は久々にプレーンに自転車カスタムのこと書きます。
カップルのお客様。お持ち込みの彼女さんのバイク。
何度も日記に書いていますが、当店お持ち込みのバイクのカスタム、大歓迎です。
ゼロからあなただけの自転車を組むのが得意ですが、今乗っているバイクをもっと快適にする仕事も好きです。
今回のご要望は二つ。
・乗車の姿勢が前傾で乗り心地が良くない(ハンドルが遠い)
・荷物を積み込めるカゴが欲しい
とのこと。手段はいくつもあるのですが、
ハンドルを交換したら解決できるかも?
ハンドルは実際に握って見るのがよいです。これコツです。思い込みや先入観渦巻くインターネットのレビューなんかより実際に手で持って見る、これが一番効きます。
幅やバックスイープ(手前に戻ってくる角度)、その人の体格や好みによって、しっくりくるものが全然違います。
この度は*NITTO* b355 kite barをチョイス。カイトのような形の幅広でゆったり手前に戻ってくるハンドルバー。
真横にまっすぐな一文字のハンドルバーってシンプルで持ちやすそうですが、人間の掌って親指側から小指側、実はまっすぐ一文字じゃなくて、人によるけどある程度小指側が手前に戻っている方が手首が自然です。
こればっかりはやはりハンドルを実際に持って見るのが吉。グリップはこれにしよう
RUSTINES、おフランスよりレトロなこちら。ハサミでカットできるのでグリップシフターとの相性もばっちし。
カスタム日記で毎回登場している気がする定番も仕込みます。
定番すぎて「なんだWALDかあ」と思うことなかれ。WALDこそ最小公倍数最大効果なり。
その歴史は長く、創業以来100年以上のアメリカ産”前かご”。このスモールサイズ通称”品番137”はよく「小さいんじゃないか」「浅いんじゃないか」と言われてしまいます。。
でもそんなことはない!店頭でいつものカバンをこのバスケットに試しに入れてみてください。
日本にはママチャリがあるので、あの長ネギが縦に入る深いカゴのイメージがありますが、実際このWALD137、使ってみると小ささは感じません。
むしろママチャリのカゴすりきりいっぱい使うことってあんまりないと思う。5人家族で鍋とかじゃない限りないと思う。(多分)
これでカバンや荷物を運べます、手ぶらで自転車乗れます。
そしてこのWALDを皆につけて欲しい!っていうよりかは、自転車屋さんに行くと、自分の自転車がまだよくなるかもしれない、という発見を味わっていただきたい、という魂胆があります。ネットで部品も自転車もなんでも調べられるご時世ですが、実際に実物を触って、グッときたものを選んで欲しいです。
不便に慣れてしまってより良い便利を探すことを止めてしまった、それはもったいないことなので、天気のいい日は是非自転車屋さんに遊びに来てくださいなー