本日は恒例のバイクチェックワンツー。。
溜まりに溜まっていましたが、組付けラッシュでてんてこ舞い、放出出来ない日々が続いていました。。今日は早くから準備したもんね!
それでは上馬的バイクチェックワンツー、アバンストラッシュ!
トップバッターは最近の上馬ではもはや事件なFAIRWEATHER “TRACK”。
Cook Paint Worksの必殺新メニュー「クロムニウム+キャンディーペイント」。
ターミネーターよろしくな液体金属の様な神秘的なフレームカラーに仕上がります。
美しいフレームに合わせるのは、やはりこの世で一番美しいPHILwoodのトラッククランク。溜め息でちゃう造形美。
少ないパーツ構成から成るトラックバイクだからこそ、肝心要の駆動部分、ハブとBBはPHILwoodで統一。
屈強な作り、美しい仕上げ、滑らかな回転。パーツ数が多いギアードのバイクと比べてより強調されるかも。
フレームカラーやパーツのカラーバランスはオーナーの感性。
そしてこのバイクが凄いのは、RB−001ブルホーン、日東SP72ピラー、バーテープにMASH、サドルにRED HOOK。。
キーワード的にフィックスのアイコンをあえて入れているのに古く見えない、むしろ新しい組み合わせの妙。
FAIRWEATHERxPHILのハブにA23のホイールなど、モダンな部分とのバランス感覚が超常的です。
このバイクのせいで上馬スタッフ全員がトラックバイク再燃に駆られてしまった、というのは本当の話。
続きましては今季から兄貴分CROSS CHECKを喰う勢いのSURLY製「クロモリロード」PACER。
フェンダー装備で梅雨時期もへっちゃら、ちょい太タイヤ装着で悪路や砂利道もへっちゃら。
どんな環境でも気持よく走ってくれる全天候型クロモリロードバイク。
そして日本製、ドロヨケの最高峰HONJO。
それをCook Paint Worksのお仕事にてフレームとマッチペイント。
(ココだけの話ですが、フレームとフェンダー、一緒のタイミングで同色に塗る場合は別で塗るより割引になります。カラーマッチフェンダー、狙っている方どうでしょうか?)
コンポはカンパニョーロ ヴェローチェ。
レースバイクに付いていたらカジュアルなグレードに感じちゃうけど、クロモリフレームのエブリデーバイクに合わせればむしろちょうどいい、むしろお洒落。
続いて続いてSURLYのトラックフレーム、STEAMROLLERをこんな風にカスタム。
レザーサドルにシルバー系のパーツで統一されたスマートなお手本シングルスピード。
アクセントでもあるチェーンケースは見た目だけのものではありません。
ズボンの裾の巻き込みや油汚れを防げちゃうスグレモノ。
乗る時の服装を限定しない、って実は凄くストレスレス。
PAULの名作RACER BRAKEが広いクリアランスをガッチリカバー、コレも見た目だけじゃないです。
整備性、頑丈さ、制動力もちろん折り紙付き。
そして最後の写真を見てムムムと思った方はかなりのSURLYフリーク。
そうですSTEAMROLLERは本来トップチューブのブレーキワイヤー受けは付いていません。
ハンドメイドフレームビルダーREW10 WORKSにてダボ溶接後、お隣COOK PAINT WORKSにてカスタムペイント。
これだけでブレーキワイヤーすっきりです。
そして次は「実は作っていたの??」なVELO ORANGEのフレームCAMPEUR。
クラシカルでハイセンスなパーツを生み出すコンポーネントメーカーVELO ORANGEが作るツーリングフレームを、毎日の通勤からちょっとした自転車旅行までこなせちゃう仕様でアッセンブル。
サドル&バーテープはレザーでなくてのシックなスエード調をチョイス。
リーズナブルなパーツもおり混ぜつつ、変速機はSTI、リアキャリアは実用性とデザイン両方が高次元のTUBUS、肝心なポイントは全て賢者なオーナーのチョイスです。
VELO ORANGEのパーツを多用しても良かったのですが、あえてSUGINOやNITTO、ジャパニーズコンポーネントを使いました。
お値段もお安くなるし、我ら日本人、日本に住むならこんな高品質なジャパンメーカー使わないと損です。
ゆくゆくはSWIFTのパニアバッグなんか付けてショートツーリングなんかぴったりかも。
最後のオオトリは、FAT BIKEの原点であり最先端、名機PUGSLEY。
誰もが目を惹く限定生産のゴールドのリム「rolling darryl」。
このリミテッドリムを使う為にメーカー完成車ベースではなくフレームフォークからカスタムで組みました。
そして実はこのバイクの決め手になっているのは、ハンドル周りとシートポストのシルバーパーツだと思います。
オーナーのこの選択が、真っ黒×ゴールドの他のバイクより格好良くなっている理由だと思います。
宙に浮いているかの様な乗り心地。
マウンテンバイクでさえ走れない地形、砂浜も蹂躙してしまう走破性、遊びまくって味わって下さいね。
今回の上馬的バイクチェックはいかがでしたでしょうか。気になるバイクは出てきたでしょうか。
お客様のご用命と僕らの一工夫の頂上インスパイア(大げさ)。
やっぱヒトのバイクをチェックする、っていうのがカタログパラパラするのより百倍楽しいですよね。
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晩酌ついでに好みのバイク探しはいかがでしょうか。