今日の上馬の日記を書きます。
さっき、夕方の休憩のとき、小径車に乗った上半身裸の男性がお店の前を通りました。
嘘じゃないです。
この件の焦点は「受動的マッパ」か「能動的マッパ」か、という点になる訳ですが、「銭湯等で着替えが紛失してしまった」という場合は前者にあたり、結構かわいそうです。
後者の場合は、春の足音がもたらした季節の装い、「自己責任のもと行われた変態行為」という事になります。
この前の出張でPhil woodの工房へ行ったときの事を書きまーす。
(工房外観)
ボスのピーター自らに工房の設備、機械、製品や歴史、そしてモノ作りについて語ってもらいました。
正直、めっちゃ興奮しました。
その他工房内、興奮し過ぎて写真をあまり撮ってないです。かなり後悔していますがそれを隠しています。
なのでPhilといえばハブ、ハブの事を書きます。
自分はハブはPHILが一番好きです。
レーシーなハブより俄然重いので、ハカリとにらめっこしながら軽量バイクを組みたい人には向きません。
(写真は工房に会ったビンテージ、アルミと鉄の圧着だったころのもの)
結局何をもって最高かという事なので、人それぞれなのは当たり前ですが
回転性能が良し、丈夫で壊れない、スモールパーツは全てリプレースが効く、整備性が高い、Made In USA、圧倒的な美しい仕上げと存在感(要するに見た目が超格好いい)
うむ、自分が求めるもの全部クリアー。
自分も使っています。
個人的な意見ですがphilのHubは鉄のトラックバイクなら、完全なるペッタンです。
マナーな競輪車以外なら、これ以上に合う組み合わせはないと思います。
トラックバイク以外だと、日々酷使するエブリデイバイクや通勤車、ツーリング車、旅車なんかに似合うな、と思います。
(ジーンズの様に永く付き合って味が出るようなバイク)
高性能ハブの中で一番土臭いというか道具臭いというか、表現が難しいですが、高価なハブを放り込んだら嫌味になっちゃう様なシチュエーションや、良い意味で雑にラフに乗る様なバイクに合わせると最高に良いと思います。
別の日に撮った写真ですが
サンフランシスコのめちゃんこ感覚の良い自転車屋、BOX DOG bikesのジェフリーのバイクもPHILハブを使っていました。
そして最後にPHILボスのピーターと、息子のゲレットに
「それぞれマイフェイバリットPHILパーツを一つだけ教えてください!うおお!!」とデリカシー無い質問を放り込んでみました。痛さ全開です。
そしたら二人とも困りながら、PHILの歴史を作って来たピーターは、ずっと変わらない高品質で作られてきたBBをチョイス。
これからPHILの歴史を作っていく息子のゲレットは開発中の新しいハブ、と答えてくれました(詳細まだ書けない、多分NAHBSでSYCIPが使うかも)。
お店で現在用意出来るPHILは「こちら」から見れます。
…よし、とりあえず自分はBB買います。