CXのすすめ

気がつけば今年もシクロシーズン到来。心と体と機材の準備はもうお済みでしょうか。もしかしてこれからでしょうか。
ハードなレースを生き抜くためにマシンの中で最も重要視すべきパーツ、それは間違いなく”ウィール”でしょう。
かといって、破壊することがもはや前提の地獄の競技(CX)で高価すぎるパーツを毎度投入するのもいかがなもんか。。
常に競技者につきまとう財布とタイムの葛藤。そして家族の目。
でもやっぱいつだって大切なのは「バランス」だよね。

ってことで今回、既存のラインナップ(BLUE LUG CUSTOM WHEEL)に加え新たにこんなのご用意してみました。

*VELOCITY* A23 cross wheel

リムにはブルーラグにおけるクロスリムの十八番、セミワイド・セミハイトな”A23″。
ハブには「お値段と性能と悪くないルックス」の3つのバランスにおいて、なかなかお利口な105ハブを使い
ブルーラグメカニックが丹精込めて組み上げました。もちろんスポークには”PHILWOOD”をチョイス♪

程よいリム高がインパクト強すぎず、存在感無さすぎず、シンプルなラベルはバイクとの調和を乱さない、
いい具合のバランス感。本番にはもちろん、練習や普段使いにもってこいな一本。

そしてA23と言えばもちろんチューブレス対応。さすが俺たちのA23(A兄さん)。
このウィールに限らず、A23リムには初めからチューブレステープが付属します。
対応するタイヤさえお持ちでしたら、手に入れたその日からチューブレスウィールとして使用できちゃう。って算段。

どちらかと言えばレース仕様になるけど、BLストアではもちろんCX用チューブレスタイヤの取り扱い御座います。

*IRC* serac cx tire
上記の”SERAC”に加え、コンディションに合わせて”MUD”と”SAND”の3種類からお選び頂けます。
安心と信頼の井上ゴム工業株式会社が世に放つ、知る人ぞ知る名作タイヤ。ゴムはゴム屋。

チューブレスはまだちょっとハードル高いのでとりあえずはクリンチャーで、という方には是非こちらを。

*FAIRWEATHER* for CX tire by CG

欠品気味だったブラック × スキンがようやく再入荷。
ノブの立った、特徴的なトレッドパターンがいかにも調子良さそうなこいつこそは
国産のタイヤメーカー”PANARACER/パナレーサー”とブルーラグの共同開発で誕生した渾身の作。

パナレーサーの名作シクロクロスタイヤ”CG CX”をベースに、よりしなやかで、ちょっとマニアックなアメサイドにアレンジ。転がりとグリップのバランスがとれた絶妙なコンパウンドは芝、ジープロード、土、泥etc… 様々な路面で威力を発揮します。気になる太さはUCIルールに準拠した32Cなので、もちろん公式レースでも使えちゃう。

クロス用パーツをオススメするにあたって、絶対に紹介しときたいのはもちろんこのフレーム。

*FAIRWEATHER* CX frame
バイクチェックで登場する時はシングルだったり、コミューターだったり、ロードっぽく組まれたり、これといって決まりのない、様々なスタイルに姿を変えているのでイメージがピンとこないかもしれないけど、このフレームの設計は根っこのところではシクロクロスフレーム。適度にカチッとした、機敏な乗り味はレースバイクとして組んでこそ本領発揮。

たとえば、、

以上ほんの一例。の中の好例。
このフレームの特筆すべき点を挙げるとキリがないけど、これから自分だけの一台を組もうとしてる人にこれだけは知っていて欲しいことが一つ。この”FAIRWEATHER CX”には決められた色がなく、最初にあなたがその色を決めることが出来る。ということ。あなたの気分とアイデア次第でその可能性は無限大。ひょっとしたらそこまでの自由度を提示されて逆に困っちゃう人もいるかもしれないけど、何色にしようかあれこれ頭を悩ませる時間ってのもなかなか有意義なものです。悩み果てて、最終的に黒とか青とか基本色を選ぶのも勿論いいと思います。どんな選択であれ、その全てが正解。

無骨な雰囲気漂うセグメンタルフォーク。

シンプルながらも確かな存在感を放つモノステー。

そしてFW CX最大の特徴の一つ。タブ付きトラックエンド。
これによりシングルテンショナーや偏心ハブを使わずともすんなりチェーンテンションの調整ができ、容易にシングル化が可能。ディレーラハンガーにリアメカを取り付ければそのままギアードに変身できちゃうって寸法。素敵でしょう。
ちなみにエンド幅はロードとMTBの間「132.5mm」で設計されており、どちらのホイールも使用可能。

ひとつだけ注意すべき点は、アウター受けが右のみの「フロントシングル設計」だということ。
クランクを二枚位以上にしたいって場合はイレギュラーなカスタムが必要になるので要相談。でお願いします。

リーズナブルなお値段に、COOK PAINT WORKSでの塗装が含まれちゃってる奇跡のプライス。
ペイントにこだわった一台をお考えの方にはこれ以上ないくらいおすすめのカンバスです。

レースと言えば。ちょっと手前味噌になっちゃうけど、、BLUE LUGのチームジャージもお忘れなく。

*BLUE LUG* team jersey

コレクションしとくなんて言語道断。泥にまみれてこそチームジャージ。
これ着て一緒に表彰台目指しましょう。

そういや来週はバイクロア5。
我々ブルーラグはこんなん企画してますんで、皆様お誘い合わせの上どしどしご参加くださいませ♪
まってるよー(^q^)/