ブルーラグの「今」を全国のお茶の間とガレージにお届けするこのコーナー。
今週も言いたい放題のバイクチェックいっちゃうよー。カモーン。
*FAIRWEATHER* cx complete bike
細身のパイプから伸びるいかり肩のセグメンタルフォーク、存在感あるモノステーが無骨な空気を醸し出す
*FAIRWEATHER* CX frame。あなたの望み次第でレース仕様からツーリング車、コミュータにシングルまで
なんでもこなしちゃう変幻自在のオールラウンダー。43cのタイヤを受け入れちゃうワイドクリアランスと、カンチ・Vに対応するブレーキ台座は”クロス”という概念を覆す新たなプラットフォームとも言えるでしょう。
今回そんなFW CXを軽やかなフロントシングル仕様のロードバイクとしてカスタム。
シルバー基調のパーツ構成と薄リム & タイヤのアメサイドが生み出すクラシックな雰囲気、それに合わせるかのような
ちょっぴりビンテージ感漂うメタリックブルーのペイントが絶妙にマリアージュ。
「綺麗」というよりは「強さ」を感じさせる素朴なラインは見た目以上に機敏な乗り味。
頭の中で組みたいバイクのイメージはなんとなく決まっているけれど、、肝心要のフレームで迷っている。
なんて方は是非一度こいつにまたがって、そのフィーリングを確かめて頂戴。
*SURLY* straggler complete bike
このところクロスチェック、ロングホールトラッカーに続きぐいぐい来てるニューカマーのストラグラー。
安定感たっぷりのディスクフォーク、キュッと締まったコンパクトなジオメトリーはマッチョでありながらも
サーリーの”PACER”や”STEAMROLLER”のような、ひらりひらりとした軽やかさを併せ持った乗り味を楽しめる、美味しいとこ取りのフレーム。しかもフェンダー&キャリアダボまで付いてカスタムし放題なもんだから困った困った。
これこそはネクストジェネレーション・サーリーの先駆け的モデル。なのかも。
そしてこちらはウィールサイズが一回り小さい650B仕様。太めのブロックタイヤを履かせた時なんかにも割と小回りが利くし、何よりフレームとの比率、バランスがちょうど良さげ。クロスチェック or ストラグラーを検討してるけど
フレームサイズで悩み中〜。なんて方は一つの候補として考えても良いかも。
ちなみにこちらのオーナー様は(写真を見ればわかると思うけど)大のマーベル・コミックファン。
超好きなヒーローのキャラデザに着想を得てこのペイントを決めたそうです。これこそはカスタムペイントの醍醐味。
*SURLY* disc trucker complete bike
LHTの兄弟分、ディスクブレーキ仕様のDトラッカーを最上級のステージまでカスタム。
自分がもしこのバイクに乗るとするなら、一体どんなカスタムをしよう??と一週間考えてひねり出した答えを
発表するより先に提示されてしまった、まさにそんな気分にさせられちゃう一台。
ダルメッキ仕上げがCPカラーとはまた違った渋さのあるニットーラック、プレーンタイプにはない厳かな雰囲気を漂わせる本所の亀甲フェンダー、オリジナルラグの存在感が重厚なリヴェンデルステム。そんなクラシカルなパーツの中にも違和感なく溶け込んじゃうPHILWOODハブはもはや貫禄のなせる技か。
ゆったりとした乗り味が魅力のアルバトロスバーに、プレッチャーの両立スタンドの鉄板コンボはあなたの自転車をより実用的に、快適にする手っ取り早い近道です。
ちなみにこちらも26インチフレームに650Bホイールを履かせたカスタム。フェンダーをくぐらせる場合でもフレームとのバランスはなかなか良好のようです。マンダム。
パーツを一から相談しながら組み上げるカスタムビルドは、あなたが思っている以上に出来ちゃうことは多いです。
ぶっちゃけ自転車のことはあまり詳しくないけれど、かっこいい自転車を組みたい気持ちは人一倍。使いたいパーツやフレームはまだふわっとしてるけど、イメージだけはパキッとしてる。そんな場合はとにかくまずご相談を。
あなたの話す宇宙語、あるいはテレパシーをキャッチして色やパーツ、的確なフレームに翻訳するのが僕らの最も得意とする分野です。
つっても本当にテレパシー送られても困っちゃうので、基本的には言語ベースでお願いしま〜す(^^;)