ブルーラグ上馬店から程近くCOOK PAINT WORKSと同じ屋根の下アトリエを構える”REW10 WORKS”。
間口はちょっとだけ怖いけど、いつもオープンな姿勢とマインドで
訪れる人々の空想と現実を、トーチでロウ付けしてくれる鉄の魔術師。
ってのはちょっと胡散臭い気がしますが、、
あらゆる要望を事細かに形にしてくれる数少ないローカルビルダーってのは間違いないでしょう。

その仕事ぶりを言葉で説明するよりは見てもらった方が1000倍くらい早いと思うので、
最近ブルーラグで納車したREW10バイク(の一部を)をちょろっと↓

*REW10WORKS* cx

*REW10WORKS* sscx

*REW10WORKS* split tourer
細身のパイプと人間業とは思えないフィレット溶接が織りなす妙。ご覧いただけましたでしょうか。
求める乗り味や用途に応じたパイプ選び、出来合いのフレームでは決して実現不可能なギミックの数々。
それはまさにフルオーダーの醍醐味でしょう。
(その他REW10バイクはこちらで見れるんで、ピンときた方はチェックしてみてね)
そんでもって今日は自転車乗りにとって、我らメカニックにとってソウルツールとも呼べる
“六角/ヘックス”を使ったREW10謹製のキーフックをご紹介。

*REW10 WORKS* brass key ring

真鍮製の六角棒をあっためて、

根気強く、一本一本丁寧に曲げて形に。

打刻を入れて磨いたものがこちら。
付属するオリジナルの三回転リングは実際のフレームビルド製作で用いる真鍮ロウ材と同じものを使用してます。
笑っちゃうくらいタフで無骨で男らしい仕上がり。
そしてもう一つが超肉厚で上質なレザーを使った真鍮バックルベルト。

*REW10 WORKS* leathers riveted belt

バックルの接合には無垢の銅リベット使用。真鍮とはまた違う銅の経年変化が見られるのもまた一興。

レザー然り、真鍮然り、使いこむことで段々と風合いを増す質感の変化をお楽しみください。

再生産無しのこれっきりみたいなので、魂のボトムにズシッときた方お見逃しなく。